グラチャンはたった5試合のミニ大会。
だが、1993年に低迷した日本チームが世界のチームに挑戦するというコンセプトの大会としてスタートした。



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競馬で言えば、日本初の国際招待競走となったジャパンカップと同じような存在。

だが、未だに優勝は愚か、準優勝もない。
何故か?

グラチャンの実施時期はオリンピックより最も遠い、各国が翌年の世界選手権に向けて準備を始める時期。

言わば世界の試運転的年度の締めくくりの大会。ボーナストラック的な大会。

ただ、今年は世界ランキングポイントの付与がない。

さて、どんなメンバーが出てくるか?

開幕戦の韓国とは今年初の対戦。
一度は見てみたかった対戦だが、キム・ヨンギョン選手をはじめ、主力が参加せず。

中国、ブラジル、アメリカ、ロシア。
うち、アメリカとの対戦は今年初。

やはり、アメリカとの対戦はみてみたい。
当初は下手をすると全敗すらあるのではとも思われたが、今年の闘いぶりなら簡単には負けないだろう。



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既にブラジル、ロシアには勝っている。
特に今度はホームでの試合。

ブラジルに二回勝つようなら、これはもはやフロックでも何でもない。

この大会で優勝でもしようものならば、一気に国内での期待が高まり、バレーボールブームすら起こり得る状況。

グラチャンが今年最初で最後の一局独占テレビ放映。

国内の機運が高まるかどうかの試合。
果たして、どんなスタンスで闘うか?
来年、世界選手権へ。

そして、東京オリンピックへ。