全日本は今、今年最後となる国内合宿に入っている。

そう、グラチャンを目指すために。


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詳細は 国際試合③:ワールドグランドチャンピオンズカップとは何か? ←こちらからJUMP



グラチャンは僅か5試合だけのミニ大会。
短期集中的な大会となるが、ファンの皆様の最大の焦点となるのは、14名の出場メンバーだろう。


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チームは今年の大目標であるアジア選手権を優勝。いわばこの大会は国内への凱旋マッチであるとともに、唯一の全戦地上波オンエア大会。宣伝マッチである。つまり、日本国内でのバレー人気回復を担う位置付けにある。

下手な試合をすると、日本のバレーは弱い!というレッテルを貼られかねない。

それを踏まえての参戦となる。

尚、背番号はワールドグランプリ当時のものに戻っている。これはグラチャンの登録がアジア選手権より先だったことも影響している。

恐らく今回は、この背番号となるだろう。

今回、注目のひとつ目は黒後愛選手の全日本シニアデビューがあるかどうか?


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全日本ジュニアは今年の活動を終えている。御披露目があっても不思議はないが、あとは中田監督の考え次第。

正直、この点に関しては何とも言えないが、どんなメンバーとなるか、暫定で予想してみる。

ここまでの活躍を考えると…。

まずサイドアタッカー

勝ち負けを考えれば、古賀、新鍋、鍋谷選手は外せないだろう。


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 後は試験的な起用があるかどうか?



ワールドグランプリ〜アジア選手権では内瀬戸選手が攻守に渡り大活躍。

野本選手が溌剌としたプレイを見せ、ミドルもこなせる異色のスーパーサブ・石井里沙選手が活躍を見せた。


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今年の全日本は意識的にバックアタックを多目にしている。やはり、ラリーになるとレフトからの攻撃が殆どになる。そうした面を含めてのことだろう。

そうした面も踏まえ、見てみたいのがパワーヒッター。


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堀川、石井優希選手がチャンスを待っている。


 ミドルはもっと熾烈。
 誰がでても活躍しているからだ。


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 島村、奥村選手は言うまでもなくスピードとブロードが信条。奥村選手は一枚でのコミットブロックも冴える。

アジア選手権では勝利への執念と、キャプテンらしさが板についてきた岩坂選手。

ワールドグランプリ後半で結果がついてきた松本選手。

そして、まだまだ攻撃力、ブロックともにトップクラスの実力を誇る荒木選手。

誰を削るか頭の痛いところ。

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 セッターは冨永、佐藤美弥選手が今のところ抜きん出ているが、宮下選手の巻き返しはあるか? 注目されるところ。



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リベロも今季、井上、小幡選手のJT勢が主力を務めてきた。今回登録のある佐藤あり紗選手の復権は?



今年の全日本は、昨年までのメンバーで明暗が分かれ、荒木、鍋谷、島村選手が活躍。
石井優希、宮下、佐藤あり紗選手が一歩おかれている状況。



果たして巻き返しはあるか?

来季以降を睨む闘いは、既に始まっている。