昨年の全日本は、低くて速いパスからのサーブレシーブからの攻撃、レセプションアタックと、落とさないことが重要課題だったような気がする。

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実際、ボールを落とさないトレーニングの効果は絶大で、ディグで拾いまくって、あるいはワンタッチを取って、ブロックカバーで繋ぐなりしてラリーに持ち込み、粘り勝ちという局面が何度も見られた。 

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では、今年の課題とはなんだろうか?

昨年、全日本の課題としてバックアタックの本数を増やすことが挙げられていた。

実際、各チームでも積極的にバックアタックが取り組まれてきたが、次の課題はズバリ。

「決定力をあげること」

これではないかとおもわれる。


古賀選手①

昨年の全日本はパスヒッター。
守備的アタッカー。それもサーブレシーブを行うパスヒッターが中心となり、守りを固めてラリーに持ち込み、持久戦に備え、選手の交代がこまめに行われた。

ライト新鍋選手とレフト古賀、内瀬戸選手が主力で、鍋谷選手がスーパーサブとして活躍した。

だが、本番を想定すると12人なので、使える選手は減る。

最も、東京オリンピックから14名になるなら話は別だが…。

それはさておき。

今年は黒後、井上選手も参戦し、大型パスヒッターも増える。


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長岡選手も復帰すれば攻撃力はあがる。
だが、その分、守備力が低い選手を起用すれば穴も出来る。
 
昨年の場合、 ラリーに持ち込んでも決めきれない場面が何度かあった。

その点からすれば、決定力の高いアタッカーが多い今年は昨年以上に互いに得点力が期待される。反転、守備力の低下も懸念される。

そのバランスをどう取るかが課題だが…。

やはり、効果的に使っていきたいブロックアウト。或いはアンダートスなど、乱れたトスを打ち切る技術、あるいはアンダーでも打ちやすいトスのあげかたなどが工夫されそうだ。

久光ではそうした練習をやっているそうで、石井選手がアンダーのトスから決めきる場面がファイナル3以降良く見られた。

また、ゆっくりとしたトスがあがりドシャットされる場面でも、相手の指先めがけて打つ技術とかが向上してくると、失われていた1点を呼び戻せる。

こうした攻撃面「決めきること」、「決定力の向上」が課題となりそうな気がする。

レセプションアタックがトップクラスと肩を並べ、守備力が向上すれば、あとはサーブ、ブロックの強化、カバーリングの強化、そしてアタッカーの精度の向上だ。

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これが全部揃えば、世界と互角以上に闘えるだろう。

あとは、背の低い日本が勝つには、どんな秘策が潜んでいるか、今はまだ、わからない。