昨日特集させて頂いた世界主要国だけが、世界選手権に出場する訳ではない。

ネーションズリーグはあくまで前哨戦。
ここでの勝ち負けはあまり話題に上っていない。


まず、ネーションズリーグの出場チームの内訳について改めて整理する。


コアチーム:
ブラジル(世界ランキング4位)
イタリア(世界ランキング7位)
アメリカ(世界ランキング2位)
中国(世界ランキング1位)
セルビア(世界ランキング3位)
オランダ(世界ランキング8位)
タイ(世界ランキング16位)
トルコ(世界ランキング12位)
韓国(世界ランキング10位)
ドイツ(世界ランキング13位)
日本(世界ランキング6位)
ロシア(世界ランキング5位)




チャレンジャーチーム:

アルゼンチン(世界ランキング11位)
ドミニカ共和国(世界ランキング9位)

ポーランド(世界ランキング22位)
ベルギー(世界ランキング13位)

※赤字は世界選手権出場国


では、ネーションズリーグに出場しないチームで世界選手権に出場する国とは…。


カザフスタン:アジア大陸代表

カメルーン:アフリカ大陸代表

ケニア:アフリカ大陸代表

アゼルバイジャン:ヨーロッパ大陸代表

ブルガリア:ヨーロッパ大陸代表

カナダ:北中米大陸代表

キューバ:北中米大陸代表

プエルトリコ:北中米大陸代表

メキシコ:北中米大陸代表

トリニダード・トバゴ: 北中米大陸代表


結構いる。

世界選手権はオリンピックを上回る規模なので出場国も多い。

その分、ランク的に低い国も多い。

率直なところ、ケニア、メキシコ、トリニダード・トバゴ、カナダあたりは旧ワールドグランプリのグループ2~3に属するぐらいのクラスなので、まず問題はない。

一発注はプエルトリコ、カメルーン、ブルガリア。

そして、アゼルバイジャン

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昨年筆者は、世界選手権の予選を観戦させて頂いたが、アゼルバイジャンはエース、ポリーナ・ラヒモワ選手をはじめ、高さと攻撃力は凄いが、レセプション、ディフェンス面がお粗末で、あまり変わっていない印象。攻撃さえ凌げばとは思うが、守備面が改善されていると脅威。

ラヒモワ選手の実力は皆様ご存知の通り、ジャンプサーブは男子並み。
現在、キム・ヨンギョン選手と入れ替わるようにトルコリーグのフェネルバフチェに所属しており、高さと攻撃力に加え、日本で覚えたフェイントなどで攻撃の幅は各段に広がっている。

なによりも、2014年の世界選手権では逆転負けを喫しているので油断の出来ないチーム。
 
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ブルガリアといえば、一昨年までNECで活躍したエミリア・ニコロバ選手の母国。近年、ベラルーシとともに欧州で台頭してきており、注意が必要。


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カメルーンは記憶に新しいリオデジャネイロオリンピックで苦戦を強いられた。
攻撃のリズムが乗ると厄介で、試合は勝つには勝ったもののアフリカ大陸で上位の常連国。油断は禁物。


古豪キューバ。

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前回のワールドカップではキューバの救世主と言われながら出場が見送られたメリッサ・バルガス選手も、もう18歳。キューバはチェコリーグへ積極的に参入しており、「VKプロスチェヨフ」にはバルガス選手の他にスリアン・マティエンソ選手とエイディ・マルガリータ・ロドリゲス選手も参加している。元祖鳥人軍団の復活はあるか? 今後が気になるところ。


古豪といえば、世界選手権には出場しないがポーランド。

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昨年のワールドグランプリではグループ2ながら韓国をストレートで破り優勝を果たしている。元々男子は強豪国。
ここにきてようやく復活してきた。


名将、ジョバンニ・グイデッティ監督率いるトルコ。

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ネリマン選手の母国だが、世界選手権の欧州予選にはネリマン選手も参加。目下、メンバーが若返り中。
現在のエースは30歳のベテラン、BOZ Meryem選手。

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94cmの長身と最高到達点318cmから繰り出すスパイクは威力十分。世界選手権の欧州予選ではエースとして活躍した。


以上、主だったところをかいつまんでみたが、日本は世界選手権でドイツ、カメルーン、オランダ、アルゼンチン、メキシコと第一次ラウンドで対戦する。


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アルゼンチンとはリオデジャネイロオリンピックやOQTでも対戦しており、コミットブロックが得意なキャプテンのソサ選手の印象があるものの、さほど苦にはならない筈。


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ドイツは現在、ルイーザ・リップマン選手がエース。かつてほどの強さは感じないが注意が必要。


まだ、今年の闘いを見ていないので何とも言えないが、ホームということもあり、第一次ラウンドの通過はほぼ確定と思われる。

中田監督は第一次ラウンドを全勝で通過したいと明言するが、さしあたり最大の強敵はオランダ。

比較的相性がよいが、まずその前にネーションズリーグで直接対決して腕試し。

全日本の開戦は近い。