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元々期待の大きな大会ではなかった割には、他の競技の注目度合いや大会自体の注目度合いも手伝い、バレーボールファンには世界選手権の前哨戦として注目を集めるアジア競技大会。

決勝トーナメントに進出し、いよいよ今日は準々決勝。


※アジア競技大会の出場メンバーは「アジア競技大会・男女出場メンバー発表!」参照⇒http://blog.livedoor.jp/tighteenapple-volleyballjapan/archives/27356498.html

※初日の結果は「アジア競技大会 男子 初日」を参照⇒http://blog.livedoor.jp/tighteenapple-volleyballjapan/archives/28141269.html

※二日・三日目の結果は「アジア競技大会 男子 二日目・三日目」を参照⇒http://blog.livedoor.jp/tighteenapple-volleyballjapan/archives/28171221.html

・四日目の結果は「アジア競技大会 女子四日目 / 男子三日目」を参照⇒http://blog.livedoor.jp/tighteenapple-volleyballjapan/archives/28189487.html

・五日目の結果は「アジア競技大会  男子五日目」を参照⇒http://blog.livedoor.jp/tighteenapple-volleyballjapan/archives/28207440.html

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A組
インドネシア、サウジアラビア、キルギスタン

B組
イラン、パキスタン、モンゴル

C組
日本、カザフスタン、ミャンマー

D組
韓国、チャイニーズタイペイ、ネパール

E組
中国、タイ、スリランカ、ベトナム

F組
インド、カタール、モルジブ、香港

男子と女子とでは、競技国の幅も、競技国も違う。女子とは違い6組に分かれての壮大な闘いとなる。

やはり最大の強敵はイラン。

ここの結果如何では今後の活躍やステップアップも期待出来るメンバーばかり。

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・予選リーグの最終結果 

A組
インドネシア 🇮🇩 1勝1敗 
※インドネシアが決勝トーナメント進出
サウジアラビア🇸🇦 2勝 
※サウジアラビアが決勝トーナメント進出
キルギスタン 🇰🇬 2敗

B組
イラン 🇮🇷 2勝 ※イランが決勝トーナメント進出
パキスタン 🇵🇰 1勝1敗
※パキスタンが決勝トーナメント進出
モンゴル 🇲🇳 2敗

C組
日本🇯🇵 2勝 ※日本が決勝トーナメント進出
カザフスタン🇰🇿 2敗
ミャンマー🇲🇲1勝1敗 ※ミャンマーが決勝トーナメント進出

D組
韓国🇰🇷2勝※韓国が決勝トーナメント進出
チャイニーズタイペイ🇹🇼 1勝1敗
※チャイニーズタイペイが決勝トーナメント進出
ネパール🇳🇵2敗

E組
中国🇨🇳 2勝※中国が決勝トーナメント進出
タイ🇹🇭 1勝1敗※タイが決勝トーナメント進出
スリランカ🇱🇰 1勝1敗
ベトナム🇻🇳 2敗

F組
インド🇮🇳 1勝1敗※インドが決勝トーナメント進出
カタール🇶🇦 2勝※カタールが決勝トーナメント進出
モルジブ🇲🇻 2敗
香港🇭🇰  1勝1敗

各ブロックの代表上位2チームが1-12位の順位決定予備戦へ、下位2チームが13-20位の順位決定予備戦へと進む。

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決勝トーナメントの初戦でインドを3-1で下した全日本男子。
今日は最大の難関のひとつ、カタールを対戦する。

カタールはここまで全勝。
イランを除くと最大の強敵。

ここを勝つとメダルが見えてくる。

ベストを尽くして、
頑張れ、ニッポン!!



・本日の対戦カード
 
10:00〜
7-12位戦 
タイ🇹🇭 E組2位
3-1
(26-24 37-35 22-25 25-15)
ミャンマー🇲🇲 C組2位

第一セットから第三セットまで、激烈な僅差が続くも、最後はタイが粘り勝ちで勝利を得る。

・Amorntep Konhan選手(タイ)
3003264

20得点



12:30〜

13-18位戦
○ネパール🇳🇵 D組3位 
3-1
(26-28 25-16 30-28 25-19)
モンゴル🇲🇳 B組3位  

第一セットを粘った上で先制したモンゴルだが、ネパールが第二セットを奪い返すと第三セット、30点を超える熱戦を制して主導権を握り3-1で勝利。

・ベストスコアラー

Dhan Bahadur Bhatta Chhetri選手(ネパール)
3016843

Man Bahadur Shrestha選手(ネパール)
3016846

23得点

7-12位戦 
インド🇮🇳  F組42位
1-3
(25-21 21-25 22-25 23-25)
○パキスタン🇵🇰  B組2位

第一セットを先制したインドだが、僅差の接戦を競り勝ち、パキスタンが逆転勝利。

・ベストスコアラー
Aimal Khan選手(パキスタン)
3004130

28得点


16:30〜
1-6位戦
インドネシア🇮🇩 A組2位
0-3
(22-25 18-25 18-25)
○韓国🇰🇷D組1位

韓国がインドネシアを破り、セミファイナル進出を決める。

・ベストスコアラー
ジャン・ジウソク選手(韓国)

3015028

ムン・ソンミン選手(韓国)

3015093

15得点


13-18位戦 
カザフスタン🇰🇿 c組3位
2-3
(29-27 20-25 25-23 23-25 7-15)
○キルギスタン🇰🇬 A組3位


19:00〜
19-20位戦 
モルディブ🇲🇻  F組4位
0-3
(20-25 22-25 16-25)
○香港🇭🇰 F組3位

香港がモルディブを下し19位、モルディブが20位で大会を終える。

・ベストスコアラー
Nilaam Hassan選手(モルディブ)
3021766

22得点



1-6位戦 
日本🇯🇵 C組1位
2-3
(18-25 28-26 21-25 25-22 22-24)
カタール🇶🇦 F組1位

・全日本男子バレーボールチームのスターティングメンバー

・レフト:高松卓矢選手、高野直哉選手
・オポジット:千々木駿介選手
・センター:傳田亮太選手、出耒田敬選手
・セッター:深津英臣選手
・リベロ:本間隆太選手  


第一セット、15-16と一点を追う日本。高野選手のレフトからのアタックがアウトとなり16-19で日本タイムアウト。
日本は23-16から出耒田選手のDクイック、カタールのサーブアウトで2点を返すも、カタールはライトから日本の三枚ブロックを破るアタックでセットポイントを奪い、最後はサーブで崩してからのブロックで25-18でカタールが先制する。

第二セット、勢いに乗るカタールは、日本のプッシュをナイスディグで拾いライトから切り返すなど7-3とリード。日本は千々木選手のライトからのクロス、千々木選手のサーブで崩して深津選手のブロックで2点を返すもカタールのクイックで8-5とカタールリード。
日本は千々木選手のバックライト、ブロックでラリーに持ち込み出耒田選手のレフトからのアタックで10-10の同点に追い付く。日本は出耒田選手のサービスエース、千々木選手のバックライトなどで責めるも、カタールのディグの固さに阻まれ、カタールのクイックで16-15と一点を追う。
一進一退から日本は出耒田選手のクイック、カタールのアタックアウトで21-19としカタールタイムアウト。日本は高松選手のプッシュがブロックに掴まるなど連続失点で22-22の同点とされ日本タイムアウト。双方譲らぬまま24-24のデュースに突入。
日本は出耒田選手のクイック、ムバラク選手のライトからのアタックがアウトとなり、最後は高松選手のブロックが決まり28-26で1-1のイーブンとする。

第三セット、5-2と先行するカタール。日本は高松選手のレフトからのアタック、千々木選手のライトからのブロックアウトなどで追い上げ、更に5-7から千々木選手のバックライト、高野選手のレフトからの二枚ブロックを破るストレートで7-7とするも、カタールはクイックで切り8-7とリードする。
日本は出耒田選手のクイック、サーブで崩して高松選手のダイレクトで12-11と勝ち越し、カタールタイムアウト。
一進一退から日本は高野選手のレフトからのクロスで16-15とリード。カタールは日本のレシーブミス、ムバラク選手のライトからのひねりを加えた巧みなアタックなどで23-19とリードを広げる。日本は深津選手がネット際の押し合いを制すなど21-24に迫るも、最後は高松選手のサーブアウトで25-21でカタールが王手をかける。

日本は高松選手のブロックアウトなどで5-2とリードするも、高松選手のサーブアウトからムバラク選手のアタックなどで4-6に迫られる。日本は高松選手のバックセンター、千々木選手のバックライトなどで7-5とするも、カタールはバカ選手のレフトからのストレートなどで7-7の同点。日本はブロックで8-7と一点勝ち越す。
日本は13-10とリードを広げると、傳田選手のクイックでラリーを制し、サーブで崩して高野選手がムバラク選手のライトからのアタックを連続ブロックし16-11とリードを広げる。カタールはムバラク選手のレフトからのアタック、千々木選手のライトからのアタックアウトで16-19に迫り、日本タイムアウト。
カタールはワンハンドトスからクイックを決めるなど21-21の同点に追い付き、日本二回目のタイムアウト。日本は再び勝ち越すも、千々木選手のライトからのアタックがカタールの三枚ブロックに掴まり21-23。日本は傳田選手のクイック、傳田選手のサーブで崩して深津選手がブロックを決めてセットポイント。最後はカタールのアタックアウトで25-22で日本がとり、フルセットへもつれ込む。

最終セット、一進一退の攻防が続く中、千々木選手がライトから決めて8-7とリード。日本は高松選手がレフトから決めてマッチポイント。しかしカタールが高松選手のレフトからのアタックをブロックし、デュースに突入する。日本は都合10回のマッチポイントを得るもチャンスを活かせず逆にカタールは高松選手のアタックをブロック、さらにムバラク選手がライトから決めて逆にマッチポイント。ここでカタールは選手が負傷退場。しかしそれをものともせず、最後はレフトから日本の二枚ブロックを撃ち抜き、カタールが23-21で死闘を制しました。

再三チャンスがありながらあと一歩及ばなかった全日本。千々木選手が25得点、高松選手が24得点、出耒田選手が13得点、傳田選手が12得点と奮戦し、勝てば準決勝だけに惜しまれる敗北ですが、やるだけのことはやった充足感と悔しさが入り交じります。

海外で鳴り響く日本コールにも感動しましたし、全日本男子の健闘を讃えたいと思います。激戦お疲れ様でした。

敗れましたが素晴らしい試合でした。
まだ大会は続きます。最後までベストを尽くして頑張って欲しいです。

・ベストスコアラー
ハーマド・ムバラク選手(カタール)

3002795

31得点

※結果は随時、更新いたします。