規模、期間ともにオリンピックを上回るスケールを誇り、まさに世界一決定戦と呼ぶに相応しい夢舞台である。

女子の世界ランキングは、あまり宛にならない。勿論、世界ランキング上位5チームはかなり強い。日本の世界ランキングは6位だが、四大大会の直近実積は…。

世界選手権:7位

ワールドカップ:5位

オリンピック:5位

グラチャン:5位

四大会連続でメダルから遠ざかっている。

実際、日本よりランキングが下のオランダはリオデジャネイロオリンピックでベスト4まで進出しており、ネーションズリーグで準優勝のトルコ（世界ランキング12位）や男子並みのジャンプサーブと上から撃ちおろすスーパーエース、ポリーナ・ラヒモワ選手率いるアゼルバイジャン（世界ランキング24位）など侮れないチームが沢山ある。

第一セット、30点を超える激戦を制したアメリカが第二セットも連取し、王手。第三セットの接戦を制したオランダが形勢を入れ替え、フルセットに持ち込んでの逆転勝ち。

オランダはサーブとブロックが機能、エース・スローティエス選手が大車輪の活躍。これでアメリカの敗退が決定した。

・ベストスコアラー

ロンネケ・スローティエス選手（オランダ）

38得点

※ライブ配信がございます。→https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=239980633364640&id=155611078466280

H組 

19:20〜 

第一セット、イタリア二点先行から黒後選手のレフトからのアタックで1-2。さらに古賀選手のバックアタックなどで反撃するも、イタリアはダネージ選手のブロード、キリケッラ選手のクイック、ブロードで点差を広げる。日本は荒木選手のブロードで切るも、サーブアウトで4-8と4点を追う。

エゴヌ選手のバックアタック、シッラ選手の高い打点のアタックなとに対し、黒後、古賀選手のアタックなどで一進一退が続く中、古賀選手のレフトからのブロックアウト、新鍋選手のライトからのアタック、イタリアはキリケッラ選手のブロードで切るも、荒木選手のブロードで反撃。イタリアのミスて13-15まで迫るも、イタリアが16-13とリード。

イタリア17-13でタイムアウト。日本は荒木選手のブロードなどで反撃するも、エゴヌ選手のレフトからのアタック、黒後選手のタッチネットで15-20とされ、日本二回目のタイムアウト。日本は長岡選手のレフトからのブロックアウト、エゴヌ選手のレフトからのアタック、長岡選手のライトからのブロックアウトとサイドアウトの応酬。エゴヌ選手のフェイント、古賀選手のレフトからのストレートと一進一退が続く。田代選手のサーブで崩すも黒後選手のバックセンターがブロックに掴まり、イタリアセットポイント。古賀選手のレフトからのアタックで切ると、イタリアのクイックがアウトとなり20-24。日本はサーブで崩すもボセッティ選手のアタックでイタリアが25-20で先制する。

第二セット、奥村選手のサーブで崩してダネージ選手のアタックアウトなどで2点先制。イタリアはシッラ選手のアタックで切るも、長いラリーの末、エゴヌ選手のフェイントをブロックし3-1。イタリアはシッラ選手のレフトからのアタックで切ると、エゴヌ選手のサーブアウト、荒木選手のクイックでラリーを制し5-2。イタリアはシッラ選手のレフトからのアタックで切るも、ラリーの末石井選手のブロックアウトで応戦。さらにサーブで崩してイタリアのタッチネットで7-3。日本は古賀選手がパッシングを取られるも、キリケッラ選手のサーブアウトで8-4とリード。

イタリアはエゴヌ選手のバックアタックで切るも、石井選手のライトからのブロックアウト、サービスエースでブレイク。イタリアはエゴヌ選手のレフトからのストレートで切るも、サーブアウト、ダネージ選手のクイック、荒木選手のレンジの短いブロード、シッラ選手のレフトからのアタックとサイドアウトの応酬。古賀選手のレフトからのブロックアウト、古賀選手のサーブアウト、石井選手のレフトからのクロスでラリーを制し、14-9でイタリアタイムアウト。日本はサーブで崩すもエゴヌ選手のバックライトでフォロー。イタリアはボセッティ選手のブロードなどで2点を加え反撃するも、日本は新鍋選手のライトからのアタックで16-11とリード。

イタリアはキリケッラ選手のクイックで切るとエゴヌ選手のライトからの連続アタックで14-16に迫り日本タイムアウト。更に古賀選手のレフトからのアタックがブロックに掴まり15-16。日本は古賀選手のレフトからのストレートで切ると、シッラ選手のレフトからのアタックを荒木選手がブロックし連続得点。エゴヌ選手のライトからのアタック、古賀選手のアタックアウトで17-18。日本は荒木選手のクイックで切るも、イタリアはシッラ選手のレフトからのアタックで応戦。古賀選手のレフトからのブロックアウトで20-18。日本は内瀬戸選手をリリーフサーバーに投入。エゴヌ選手のアタックアウトで連続得点し21-18でイタリア二回目のタイムアウト。イタリアはエゴヌ選手の連続バックアタックで20-21。シッラ選手のサーブアウトから荒木選手のサーブで崩してキリケッラ選手のブロードがアウト、石井選手のレフトからのアタックアウトで23-21。日本は奥村選手のブロードで24-21とセットポイント。イタリアはエゴヌ選手のバックライトで切るも、イタリアのリリーフサーバーにカンピ選手を投入するも、イタリアがオーバーネットを取られ、イタリアチャレンジ失敗で25-22で日本が第二セットを取り返す。

第三セット、石井選手のサービスエースでスタート、さらにディグで繋いでボセッティ選手のブロードを古賀選手がブロック、古賀選手のフェイントで3-0。石井選手のサーブアウト、エゴヌ選手のライトからのアタックでラリーを制し、奥村選手のクイックをダネージ選手がブロックし3-3。日本は新鍋選手のライトからのブロックアウトで切るも、奥村選手のサーブアウト、古賀選手のレフトからのアタックがブロックされ4-5。日本は新鍋選手のライトからのクロスで切ると、キリケッラ選手のダイレクト、エゴヌ選手のサーブで崩してシッラ選手のレフトからのアタックで5-7。エゴヌ選手のサーブアウトからシッラ選手のレフトからのクロスで6-8と2点を追う。 

イタリアはエゴヌ選手のバックアタック、荒木選手のブロードでブロックアウト、キリケッラ選手のブロードを奥村選手がブロックし8-9に迫るも、イタリアはエゴヌ選手のバックアタックで切ると奥村選手のブロードをブロック。イタリアのタッチネットから田代選手のサーブで崩して石井選手のレフトからのブロックアウトで11-12。イタリアはボセッティ選手のブロックアウトからサービスエース、石井選手のライトからのアタックをブロックしイタリア14-10で日本タイムアウト。

日本は新鍋選手のレフトからのアタック、石井選手のサーブアウト、古賀選手のレフトからのクロスを巡りイタリアチャレンジ失敗、エゴヌ選手のライトからのアタックで16-12と4点を追う。

日本は荒木選手のライトからのアタックなどで連続得点。イタリアのエゴヌ選手のライトからのアタックで切るも、エゴヌ選手のライトからのアタックアウト、キリケッラ選手のクイック、石井選手のレフトからのアタック、ボセッティ選手のレフトからのアタックと一進一退。日本は石井選手のレフトからのブロックアウト、エゴヌ選手のバックライトからカンピ選手をリリーフサーバー。日本は石井選手のレフトからのアタック、エゴヌ選手のレフトからのアタックとブレイクを許さず、さらにエゴヌ選手のライトからのアタックでブレイクしイタリア22-18で日本二回目のタイムアウト。イタリアのレシーブミスから日本は冨永選手をリリーフサーバーに起用。イタリアはエゴヌ選手がライトからブロックを破り、ラリーを新鍋選手のライトからのアタック、イタリアはシッラ選手のレフトからのアタックを巡りチャレンジ成功で24-20とイタリアセットポイント。日本は古賀選手のレフトからのストレートで切ると、イタリアはシッラ選手のレフトからのストレートで25-21でイタリアが王手をかける。

第四セット、イタリアはシッラ選手のブロックアウト、古賀選手の連続アタックアウトで0-3。日本は新鍋選手のライトからのストレートで切るも、ダネージ選手のクイックで応戦、イタリアのタッチネットから石井選手のバックアタック、キリケッラ、エゴヌ選手の連続アタックアウト、さらに懸命のディグで繋いで荒木選手のブロードで6-4としイタリアタイムアウト。さらにシッラ選手のタッチネットで7-4。イタリアはエゴヌ選手ライトからのクロスで切るも、古賀選手のレフトからのアタックがブロック、石井選手のバックセンターがネットにかかり7-7。荒木選手のブロードで切り8-7とリードする。

荒木選手のブロード、エゴヌ選手のバックライト、石井選手のレフトからのストレート、キリケッラ選手のクイックと一進一退。 石井選手のレフトからのクロスから、新鍋選手のライトからのブロックアウトでブレイクし12-9。田代選手のサーブアウトも、奥村選手のブロード、石井選手のサービスエース、エゴヌ選手のレフトからの連続アタックアウトで16-10とリードする。

イタリアはダネージ選手が押し込むも、新鍋選手のライトからのクロス、古賀選手のレフトからのアタックでブレイクし18-11でイタリアが二回目のタイムアウト。痛いはダネージ選手のクイックで切ると、荒木選手のクイックをキリケッラ選手がブロック、ダネージ選手のサーブアウト、新鍋選手のサービスエースでブレイク。イタリアはシッラ選手のレフトからのアタックで切るも、古賀選手のレフトからのブロックアウトで応戦。日本はイタリアはエゴヌ選手のライトからのストレートで切るも、日本も石井選手のレフトからのストレートで切り返す。イタリアはレシーバーを投入。キリケッラ選手のクイックで切ると、イタリアのレフトからのアタックでブレイクし17-22で日本タイムアウト。奥村選手のブロードで切るも、ダネージ選手のクイックで応戦。イタリアはカンピ選手をリリーフサーバーに起用。イタリアのタッチネットで24-18とセットポイント。石井選手のサーブアウトから新鍋選手のライトからのブロックアウトで25-19で取り、フルセットへもつれ込む。

最終セット、イタリアはエゴヌ選手の連続アタックで2点先行。日本は古賀選手のレフトからのアタック、イタリアのコンビミスでイタリアチャレンジ失敗で2-2。イタリアはエゴヌ選手のライトからのアタックで切るも、イタリアのサーブアウト、新鍋選手のサービスエースで4-3で勝ち越し。イタリアはエゴヌ選手のレフトからのアタックで切るも、エゴヌ選手のサーブアウト、キリケッラ選手のクイック、荒木選手の後衛を狙ったブロード、サービスエースで7-5。イタリアはキリケッラ選手のクイックで切るも、石井選手のレフトからのブロックアウトで8-6とリードし、コートチェンジ。イタリアはエゴヌ選手のライトからのアタックで切るも、石井選手のライトからのアタックで応戦。エゴヌ選手のレフトからのアタック、古賀選手のレフトからのアタックを巡り日本チャレンジ失敗で9-9。古賀選手のレフトからのアタックをキリケッラ選手がブロックし9-10で日本タイムアウト。日本は新鍋選手のライトからのクロスで切るも、エゴヌ選手のライトからのアタック、荒木選手の移動してのCクイック、イタリアはエゴヌ選手にボールを集めライトからのアタック、荒木選手のブロードがブロックされ11-13で日本二回目のタイムアウト。シッラ選手のレフトからのアタックでイタリアセットポイント。日本は荒木選手のブロードでブロックアウトを取るとシッラ選手のレフトからのアタックを荒木選手がブロックし13-14でイタリアタイムアウト。エゴヌ選手のライトからのアタックを巡り日本チャレンジ失敗。イタリアがフルセットの末勝利し、日本は第三次ラウンドでの敗退が決まりました。

・ベストスコアラー

パオラ・エゴヌ選手（イタリア）

36得点

十分勝ち目のある試合で、日本は力を出しきったと思います。セルビアと比べてもディフェンスに甘さがあり、日本は荒木選手がベストスコアで17得点、古賀選手が16得点、新鍋、石井選手が15得点とサイドアウトが十分取れていたので勝ち目がありました。

ただ、惜しむらくはエゴヌ、シッラ選手の本数がもう少し削れていれば勝てたかもしれません。

勝てなかったのは残念ですが、アメリカとの5-6位決定戦があります。メダルマッチのつもりで明日に繋がる試合をして貰いたいです。

頑張れ！ニッポン！！

※ライブ配信がございます。→https://tver.jp/corner/f0027110

※結果は随時、更新いたします。