全日本シーズンが終わっても、慌ただしく来季の話が立て続けに話題となる。

こうしたことは珍しい。

まず、世界選手権の開催期間中に翌年のワールドカップの話が出て、それから幾らも経たないうちにネーションズリーグの話だ。

そもそも、ネーションズリーグは毎年開催のワールドリーグ/グランプリに代わる、代表チームの様子見的大会で、小手調べと言うか試運転的大会である。

全日本はこの大会でその年の新戦力、或いは復帰する選手をテストするのだが、ネーションズが比較的早い時期に実施されることからモントルー・バレーマスターズが夏に移行された。

今年は世界選手権前にアジア競技大会を挟んだが、来年はワールドカップまでおよそ2ヶ月間の間隔が開く。
果たして来年はどんなスケジュールとなるか、それも見物だが、まず、その前に…。


全日本の選手はおおよそ30名前後が招集される。Vリーガーの数が約400名程度なので、1/34の割合となる。
1チーム20名と過程するとおよそ1.6チームに一人の割合となる。

では、その内訳はと言うと…。



現全日本

TeamJapancelebrateaftertheirvictorywithmascot

長岡望悠選手(WS)
新鍋理沙選手(WS・OP)
岩坂名奈選手(MB)
石井優希選手(WS)
野本梨佳選手(WS)
今村優香選手(WS)
戸江真奈選手(L)
井上愛里沙選手(WS)
中川美袖選手(WS)
芥川愛加選手(MB)
小幡真子選手(L)
高橋沙織選手(WS)
内瀬戸真実選手(WS)
荒木絵里香選手(MB)
鍋谷友理枝選手(WS)
島村春世選手(MB)
古賀紗理那選手(WS)
荒谷栞選手(WS・MB)
堀川真理選手(OP)
黒後愛選手(WS)
冨永こよみ選手(S)
山岸あかね選手(L)
松本亜弥華選手(MB)
佐藤美弥選手(S)
宮下遥選手(S) 
中川有美選手(L)


元全日本

24-2-top

古藤千鶴選手(S)
座安琴希選手(L)
帯川きよら選手(MB)
森谷史佳選手(MB)
筒井さやか選手(L)
田中瑞稀選手(WS)
田中美咲選手(S)
栗原恵選手(WS)
佐藤澪選手(L)
坂本奈々香選手(WS)
大竹里歩選手(MB)
石田瑞穂選手(WS)
大野果奈選手(MB)
岩崎紗也加選手(L)
井上奈々朱選手(MB)
伊藤望選手(MB)
山口舞選手(MB)
丸山亜季選手(L)
川島亜依美選手(MB)
江畑幸子選手(WS)
河合由貴選手(S)



NEXT全日本

b5723afa (1)

濱松明日香選手(MB)
柴田真果選手(S)
村永奈央選手(WS)
辻彩乃選手(MB)
杉郁香選手(MB)
中元南選手(WS)
東谷玲衣奈選手(WS)
工藤嶺選手(WS)
佐野伶奈選手(WS)
塚田しおり選手(S)
柳田光綺選手(WS)
上野香織選手(WS)
廣瀬七海選手(WS)
山内美咲選手(WS)
山田二千華選手(MB)
白井美沙紀選手(S)
小川愛里奈選手(MB)
青柳強古選手(MB)
小野寺友香選手(S)
オクム大庭冬美ハウィ選手(WS)
入澤まい選手(MB)
吉岡美晴選手(WS)
大楠鼓雪選手(MB)
清水眞衣選手(MB)

NEXT全日本の候補は全てあげると数多くいてキリがないので、期待値込みと昨年の活躍度合いも加味し限定した。

元全日本、現全日本、NEXT全日本を全て加えると、今年の定員の約3倍に到達する。

このことからも全日本が如何に狭き門なのかが分かる。

また、フェルハトコーチが指揮するCSLブカレストに井上琴絵、田代佳奈美選手が移籍したが、これはその分、全日本を意識した練習に年間を通じて取り組む意思表示と観てとって良い。


IMG_20181025_094816


これまでの問題点は、全日本は「対世界」を意識した特殊なバレーに取り組んでいた影響もあり、V-leagueのバレーとは異質なものである側面が否めなかった。

「サイドからの速い攻撃」
「MB1」
「ハイブリッド6」
などがそれに該当する。

そのため、V-leagueのバレーと全日本のバレーは全くの別物で、それぞれで得た技術があまりフィードバック出来ない難点があった。

だから、体のサイズが異なる「対海外用」の練習で鍛練した全日本の選手がV-leagueでは活躍出来なかったりした。

現在の全日本は、日本本来のコンビバレーのスタイルに原点回帰しており、また、使用球も国際大会と同じミカサを使用することで全日本での活動とのギャップを埋めようとしている。

このスタイルのほうが全日本でも、V-leagueでも技術的な相違点の違いが少ないので、V-dリーガーを実戦投入しやすいメリットはある。

勿論、対戦相手の高さと強烈な打球へのブロック、ディグは別物である。

この辺りは男性スタッフ、コーチの介入によって解消出来る。

ただ、普段から海外選手の大きさに慣れておくのとでは大分違う。その辺りを踏まえての海外移籍となろう。


IMG_20180701_132904


で、こんな蘊蓄よりも、もっと大切なことがある。

「誰が活躍するか」
「どのチームが強いのか」

全てはそれ次第である。