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V-leagueがこれからファイナルステージへと進む中、早くもワールドカップの告知が始まっている。

いよいよ全日本シーズンが、
刻一刻と近づいてきている。

日本のバレーボールは切ない。
常に高さとパワーで圧倒される宿命を背負いながら
努力と知恵、根性で食らいつくその姿は
今の時代に忘れ去られた悲壮感すら感じさせる。

バレーボールは、一時世界の頂点に近づいた
女子サッカーとは違う。

女子サッカーは出始めで、世界各国がやり始めると
体力差の壁と対面していく。

バレーボールもかつては、そうだった。

東洋の魔女の頃、相手はソ連(現在のロシア)。
まだ、アメリカも、キューバも脅威ではなかった。


体力的に勝る世界各国が蹂躙しはじめ
お家芸と言われた日本は、次第に片隅に追いやられていく。


だからだ。

眞鍋ジャパンに日本が熱狂したのは
あと少しで、
日本が再び世界の頂点に立てるところまで迫り
不可能を可能とした。

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ここに大きなヒントがあった。
日本人は創意工夫と知恵、そして卓越した技で勝つのだ。

果たして次は、何を繰り出す。
毎大会ごとに進化する全日本女子バレーボールチームにファンは熱狂した。


それから3年。
全日本は中田久美監督の下、今年。
オリンピックへの最終調整というべき
ワールドカップを迎える。

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OQTが免除される今回は
世界一線級の強豪とガチ勝負を挑む最後の機会。

向こう4年間の世界ランキングとも密接に関係するワールドカップは、オリンピック、世界選手権に準ずる最重要大会のひとつ。


特にワールドカップは、バレーボールの国内人気の回復へ大いに役立つ。

顧みてほしい。
男子の人気に火がついたのは、2015年のワールドカップだ。

女子の後を受けて開幕したワールドカップは当初、低調であったが、全日本男子の奮闘が連日テレビで生中継され、瞬く間に男子の人気が女子を凌駕した。

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ワールドカップはイタリアで行われた男子の世界選手権とは違い、規模も小さいことも手伝い、男女とも全戦地上波で生中継。

ここが最大のメリットである。

昨年の世界選手権で過去最低と揶揄された男子の失地回復にはもってこいの舞台。

そして、女子にとっては東京オリンピックへの機運が高まるかどうか、最重要な舞台となる。
  

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尚、ワールドカップ2019の女子の出場国規定は下記のとおり。

その内訳は

・アフリカ・南米・北中米は、2019年に行われた大陸選手権あるいは大陸予選上位2チーム。

・アジアは2019年1月1日現在の世界ランキングの大陸内上位2チーム。

・欧州は2019年1月1日現在のヨーロッパランキング上位2チーム。



・主催国:日本 

・世界選手権優勝:セルビア

・アジア…中国と韓国。

・欧州…ロシアとオランダ。

上記6チームを含む12チームが決定している。

残る6チームを各国の大陸選手権で決定することとなる。

ここにブラジル、アメリカ、ドミニカ共和国、アルゼンチン、ペルー、カメルーン、ケニア、アルジェリアあたりが絡んでくる。

相手にとって、不足はない。

強いて言えば、イタリア、タイ、トルコ、ポーランド、ドイツ、アゼルバイジャンあたりと対戦がないので、本番前にデータ収集が必要になるということだけ。


ワールドカップの前に、全日本の選手選考の最終関門でもあるV-leagueのファイナルステージ。

まず、ここからどのような形で今年の全日本選手が選ばれるか?

3月から4月までは、それが最大の焦点となる。

そして、今年の全日本の活躍。
特に全戦地上波での生中継で、バレーボール人気に火がつくか、これが最大の焦点となる。

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2019年の全日本はまだ、姿見ずだが
全日本は日本全国のバレーボールファンと
全国のバレーボーラーにおける
聖地にして、夢の舞台。

今後の動きに注目したい。