敗れはしたが、様々な選手が見れて面白かった。
率直な感想である。

モントルーは短期決戦だ。
その後のネーションズリーグは勿論、秋のワールドカップを睨まないといけない。

そして、東京オリンピックも。


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モントルーは勝ち負けは大きな問題ではない。肉を切らして骨を立つというが、今はむしろ日本弱しでもいいのだ。

三大大会への布石に出来れば、それでいいのだ。

ましてや、今年はモントルー→ネーションズリーグ→アジア選手権→ワールドカップと四大会に参戦するハードスケジュール。

それぞれがそれぞれの役割と持ち味を発揮出来ればいい。

それがチームとしてよい方向に進めばそれでいいのだ。

だから、勝ち負けなどは二の次だ。
勿論、結果が出ればそれに越したことはないが、今の時点で警戒されるよりは、マークが薄い状態で本線を迎えるのも一考。



モントルーのメンバーは以下の通り。

※日本バレーボール協会のホームページを参照→https://www.jva.or.jp/index.php/international/2019/montreux/member


※montreux Volleymastersの公式ホームページを参照→http://www.volleymasters.ch/en/competition/teams/jpn%20japan/players

モントルー



実際、ファンが気にしているのは勝ち負けよりもっと大事なことがある。

誰が出場して、どんな内容の試合になったのか?
全てはそこである。

ナショナルチームが編成されて間もない時期。
どこのチームも錆び付いていて、これから油を指し動かしていく。

主力を温存するチームもあれば、大幅な入れ換えを行うチームもある。

様子見の大会なので、結果は二の次。
誰が使われ、誰が出て来て
各国の様子はどうか?
次へのステップを切り開くか?

所謂、様子見の大会。



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そんなモントルー・バレーマスターズは、例年、ナショナルチームの仕事始めたる大会という性格が強く、招集された各国のチームの試運転的な大会に位置する。

昨年はネーションズリーグ初年度ということに加え、開始時期が早かった影響もあり9月初旬に実施されている。


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・開催期間 
2019年5月13日(月)~18日(土) 

・開催地 
モントルー(スイス)  

・参加チーム 

・A組
中国、ドイツ、日本、ポーランド 

・B組
イタリア、スイス、タイ、トルコ 

・試合方式 
参加8チームを4チームずつA・Bの2組に振り分け、各組で1回総当たり戦を行って順位を決定。

各組の4位同士で7-8位決定戦、3位同士で5-6位決定戦を行う。

上位2チームずつでセミファイナルラウンド、ファイナルラウンドを行い、最終順位を決定する。

ちなみに、モントルーは過去、ロンドンオリンピックの前年となる2011年に優勝、リオデジャネイロオリンピックの前年となる2015年に準優勝と、節目の時期に好成績をあげている。

また、眞鍋ジャパンでは年度別にメンバー構成が変わっており、若手選手中心のBチームでの参加もあれば、主力を参加させて本腰を入れる年度もある。 

ただ、ひとつ書き忘れたことがある。
2011年に日本がモントルーで優勝した時、主力の多くが参加してはいるものの、木村沙織さんや竹下佳江さんは休養している。


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今年は中田ジャパン初参戦にして来年は東京オリンピックを控えている。
この時期にガチメンで闘う理由もあまりないので、若手選手中心のテスト的な舞台として用いられることが予測される。

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国際大会とは言っても、この時期はまだオープン戦のようなもの。

パフォーマンスは悪くない。 
後は各自が考えてプレイして
結果に結び付けば、それでいい。





・初日の対戦カード

・5/15
(時差7時間:日本が早い)


23:30〜

○中国  1勝1敗
3-1
(22-25 25-17 25-22 27-25)
ポーランド 1勝

・ベストスコアラー
マルヴィナ・スマジェク選手(ポーランド)

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32得点





1:45〜
○イタリア 1敗 
3-1
(25-27 25-20 25-20 25-23)
トルコ 1勝



4:15〜

○日本 1勝1敗
3-1
(25-17 23-25 25-19 27-27
ドイツ 1敗


・全日本女子バレーボールチームのスターティングメンバー

・レフト:鍋谷友理枝選手、長内美和子選手
・オポジット:新鍋理沙選手
・センター:奥村麻依選手、渡邊彩選手
・セッター:佐藤美弥選手
・リベロ:山岸あかね選手

レフトに鍋谷、長内選手、ミドルに奥村、渡邊選手、セッターに佐藤選手を起用してきた全日本。
古賀、宮下、中川選手はベンチから外れている。

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第一セット、日本は長内選手のレフトからのフェイントなどで5-5。渡邊選手のブロードなどで7-5とするもドイツはリップマン選手のブロックアウトらサービスエース、奥村選手のブロードがアウトとなり7-8とドイツリード。
リップマン選手のレフトからのブロックアウト、新鍋選手のレフトからのブロックアウトと一進一退。ドイツのクイック、新鍋選手のライトからのストレート、ドイツのレフトからのクロス、新鍋選手のライトからのアタック、ドイツのダブルコンタクトで日本ブレイクし12-11。ドイツはリップマン選手のバックライト、日本は鍋谷選手のバックセンターからのフェイント、ドイツのクイックで14-12。ドイツが1点返すも鍋谷選手のバックセンター、鍋谷選手のレフトからのアタックで16-13とリード。
ドイツはネット際の押し合いを制すもサーブアウトとタッチネット、長内選手のバックセンターで20-14でドイツタイムアウト。
ドイツはリップマン選手のバックライト、ダイレクトでブレイクし20-16。日本は鍋谷選手のレフトからのクロスで切り、ドイツはライトからのクロスがアウトで22-16。リップマン選手のレフトからのクロス、新鍋選手のレフトからのクロス、鍋谷選手のサービスエースで24-17とセットポイント。鍋谷選手のサーブアウト、長内選手のレフトからのアタックがブロックされドイツブレイク。最後はドイツのダブルコンタクトで25-17で日本が先制する。

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第二セット、ドイツのサーブアウトからスタート。長内選手のレフトからのブロックアウトでブレイク、鍋谷選手のサーブで崩して新鍋選手ブロック、更に長内選手のアタックで4-0。ドイツは長内選手のレフトからのアタックをブロック。ドイツサーブアウトで5-1。新鍋選手のブロック、リップマン選手のライトからのクロス、渡邊選手のクイックで8-2と日本が大きくリード。 
新鍋選手サーブアウト。長内選手のレフトからのブロックアウト。リップマン選手のバックライト、渡邊選手のライトからのアタックがネットを越えず。ドイツのレフトからのアタックをブロックし10-5。リップマン選手のバックライト、鍋谷選手のレフトからのクロス、リップマン選手のパッシングで12-7としドイツタイムアウト。長内選手のサーブアウト、鍋谷選手のライトからのアタック、リップマン選手のアタックアウト、長内選手のレフトからのインナークロス、ドイツのライトからのブロックアウト、サーブアウトで16-8と日本リード。
ドイツのレフトからのアタック、ドイツのサーブアウト、新鍋選手のサーブアウト、リップマン選手のサービスエースでブレイク、ドイツのツーアタック、リップマン選手のサービスエースで17-14とされ日本タイムタウト。長内選手のレフトからのアタック、長内選手のサーブアウト、リップマン選手のライトからの足の長いクロス、ダイレクトで18-17。サーブで崩してブロードで18-18の同点。リップマン選手のバックライトがアウト、ドイツレフトからのブロックアウト、鍋谷選手のレフトからのタッチアウト、ドイツが鍋谷選手のレフトからのアタックをブロック。ドイツのレフトからのアタックがアウト、ドイツのクイック、新鍋選手のライトからのクロスがブロックされ21-22で日本二回目のタイムタウト。
ドイツのサーブアウト、ドイツのレフトからのアタック、長内選手のレフトからのアタックをブロックしドイツセットポイント。新鍋選手のフェイント、最後はリップマン選手のライトからのクロスで25-23でドイツが逆転でセットを奪い返す。

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第三セット、日本は長内選手のレフトからのブロックアウトなどで3-1とリード。
中略、映像回復。奥村選手のクイックで10-8。新鍋選手のライトからのブロックアウト、リップマン選手のライトからのストレート、長内選手のレフトからのブロックアウト、ドイツのレフトからのブロックアウト、ドイツの返球返せず12-11。ドイツのサーブアウト、長内選手のレフトからのクロス、ドイツのアタックミス、鍋谷選手のバックセンターで16-11とリードしドイツタイムアウト。
新鍋選手サービスエース、長内選手のレフトからのクロス、リップマン選手のバックライト、長内選手のアタックアウト、ドイツのサービスエースでドイツブレイクで19-14で日本タイムタウト。
ドイツレフトからのブロックアウト、長内選手レフトからのクロス、渡邊選手のブロードをドイツブロック、ドイツサーブアウト、ドイツがライトからのクロスでラリーを制す。鍋谷選手のレフトからのフェイント、佐藤選手サービスエース、リップマン選手のライトからのクロス、ドイツタッチネットで24-18と日本セットポイント。最後は日本が押し合いを制し、25-18で取り日本が王手をかける。

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第四セット、遅延行為によりドイツにイエローカード。映像フリーズにより中略。
長内選手のレフトからのクロスで4-5。ドイツレフトからのアタック、ドイツサーブアウト、鍋谷選手のレフトからのアタックをブロック、ドイツレフトから足の長いスパイクで5-8とリードされる。さらにドイツのレフトからのアタックで5-9とされ日本タイムタウト。ドイツのレフトからのクロスで5-10。ドイツダブルコンタクト、リップマン選手のバックセンター、鍋谷選手の時間差、佐藤選手サービスエース、リップマン選手バックセンター、ドイツサーブアウト、ドイツクイック、長内選手のアタックがブロックされ9-14とドイツリード。鍋谷選手のレフトからのアタック、ドイツオーバーネットでブレイクし11-14。ドイツレフトからのクロス、渡邊選手のクイック、新鍋選手のサーブで崩して鍋谷選手ダイレクトで13-15としドイツタイムタウト。
ドイツオーバーネット、ドイツクイック、長内選手のレフトからのブロックアウト、ドイツのレフトからの足の長いアタック、長内選手のバックセンターからのフェイント、鍋谷選手のレフトからのアタックで17-17の同点に追い付く。リップマン選手のバックセンター。ドイツサービスエースでブレイクし17-19と突き放す。鍋谷選手のレフトからのブロックアウト、佐藤選手のサービスエースで19-19。ドイツレフトからの足の長いスパイク。鍋谷選手のライトからのクロスをブロックし19-21で日本タイムタウト。
ドイツサーブアウト、ドイツレフトからのブロックアウト。映像フリーズ。
経過不明ながら24-24のデュースに突入。
リップマン選手のバックセンターでドイツ26-25とセットポイント。鍋谷選手のレフトからのブロックアウトで阻止。鍋谷選手のレフトからのストレートで日本マッチポイントとしドイツタイムタウト。
渡邊選手のサーブアウトで再び27-27。鍋谷選手のレフトからのクロスで再びマッチポイント。最後は鍋谷選手のレフトからのクロスが決まり29-27で決め、セットカウント3-1で日本が2勝目を決めました。

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・ベストスコアラー
ルイーザ・リップマン選手(ドイツ)

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31得点


レフト鍋谷、長内選手、ライト新鍋選手と比較的背の低い編成ながらメンバーチェンジせずに勝ちきれたのは非常に大きかったです。
鍋谷選手21得点、長内選手20得点と両レフトがまんべんなく得点出来たこと、ライト新鍋選手が13得点とサイドアタッカーが機能、新鍋選手がいると攻守に渡り安定したのも大きいです。これでミドルの打数が増えると申し分なし。
ともあれ、これで日本は明日以降の決勝トーナメントに進出します。まだ一度も使われていない古賀、宮下、中川選手も見たいところ。
全員バレーで頑張れ、ニッポン!







※結果は随時、更新いたします。