全日本がメダルが懸かる局面は久しくない。

昨年は世界選手権であわやの場面を作るも、結果は6位止まり。

正直、ブラジル戦をストレートで勝っていれば話は違っていたかもしれないと今でも思う。
選手をコートに立たせてあげたい親心が裏目に出でて、第三セットリードした局面で多くの選手交代をしたが、あれが結果的にブラジルのプライドに火を付けてしまったと思う。あれは完全に余計な失策だった。

野球でいう継投の失敗と同じだ。
4点差あるのに無駄にリリーフエースを投入して裏目に出る。それと同じような印象。

ここで勝っていれば、メダルへの機運がかなり高まった筈、それは悔やまれる。

タイ戦の時は10点差あったが、すぐに二枚換えを外してしまった。あれで過去の教訓は生きたのかな、と少し思えた。


それはさておき、ネーションズリーグの決勝ラウンドに進める可能性が出て来た。

イコール・メダルにはならないが、まず世界の頂点を目指すという意味でもメダルが懸かるプレッシャーは、現体制の選手では経験者が少ない。

ロンドンのメダリスト・荒木絵里香選手、新鍋理沙選手。

荒木選手は2011年の世界選手権でも銅メダルを獲得。あの出来事があって、以後日本は再び世界一への挑戦へと突き進んだ。

新鍋理沙選手は2013年のグラチャンで岩坂名奈選手、石井優希選手とともに銅メダルを獲得。

宮下遥選手は2014年のワールドグランプリにて銀メダルを獲得。

日本がワールドグランプリ〜ネーションズリーグでメタルを獲得したのはそれ一回だけ。
ハイブリッド6の頃だ。

そう考えると、宮下選手も随分経験を積んでいる。


期せずして、世界のメダルを懸ける局面が巡ってきたのかもしれない。

それも、次の韓国ラウンド次第。

GalleryPic (17)



※ネーションズリーグの実施詳細は「ネーションズリーグ2019メンバー発表+まとめ」→http://blog.livedoor.jp/tighteenapple-volleyballjapan/archives/32065194.html?jprank=1&cat=186

※ネーションズの放映日程は「ネーションズリーグ2019 テレビ放映まとめ」→http://blog.livedoor.jp/tighteenapple-volleyballjapan/archives/32056788.html?ref=head_btn_prev&id=7269558


■ネーションズリーグ2019の登録メンバー

ネーションズリーグ2019メンバー


※詳しくは日本バレーボール協会のHPを参照→https://www.jva.or.jp/index.php/international/2019/vnl_women/member

勿論、全員が第一次ラウンドに参加する訳ではなく、上記の登録メンバーの中からラウンド事に入れ替えを行う。出場するかどうかは定かではないがこの時期にしては珍しく荒木絵里香選手も登録されている。

GalleryPic (35)

来週の月曜日ぐらいには韓国ラウンドのメンバー発表があるだろう。
ここで多少の入れ替えがあると思うが、もしかしたら今年はある程度当初の参加メンバーで行くのかもしれない。

田代、井上選手や内瀬戸、島村、冨永選手らが合流するのか?

勝っているだけに正直いじりずらい。
しかも、成り行き次第ではメダルが懸かる。

動かすならアジア選手権になるのかもしれない。
入れ替えるなら強力な助っ人となる選手が好ましい。

荒木選手が参加なら話は別だが…。



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・現在の順位
 
1位.イタリア
世界ランキング8位 10勝2敗 ポイント31

2位.トルコ
世界ランキング12位 10勝2敗 ポイント29

3位.ブラジル
世界ランキング4位 9勝3敗 ポイント28

4位.アメリカ
世界ランキング3位 9勝3敗 ポイント27

5位.中国
世界ランキング2位  9勝3敗 ポイント26

6位.日本
世界ランキング6位 7勝5敗 ポイント21

7位.ポーランド
世界ランキング26位 7勝5敗 ポイント21

8位.ベルギー
世界ランキング19位  6勝6敗 ポイント17

9位.ドミニカ共和国
世界ランキング10位 6勝6敗 ポイント15

10位.セルビア
世界ランキング1位 5勝7敗 ポイント15

11位.ドイツ
世界ランキング15位 5勝7敗 ポイント15

12位.オランダ
世界ランキング7位 4勝8敗 ポイント13

13位.タイ
世界ランキング14位 4勝8敗 ポイント13

14位.ロシア
世界ランキング5位 3勝9敗 ポイント10
 
15位.韓国
世界ランキング9位 1勝11敗 ポイント4

16位.ブルガリア
世界ランキング16位 1勝11敗 ポイント3


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トップはイタリア。トルコが執念でポーランドをフルセットの末に下し、優勝戦線に踏みとどまった。逆にポーランドは大きく後退。ポイント同点ながら日本が6位にジャンプアップした。
ナタリア選手を投入し徐々に体制を整えてきたブラジル。百戦錬磨だが往年ほどの力はない。1ポイント差でアメリカ、そして中国。中国は決勝ラウンド主催国特権で進めるので今の状態をキープすればいい。

つまり、日本は中国を除く上位5位に入れば決勝ラウンド進出だ。ライバル・ポーランドとは次のドイツラウンドの初戦であたる。ここが最初の天王山。
まだチャンスがあるのはベルギーとドミニカ共和国。ベルギーとは対戦済みだが負けたことは結果的に高くつくかもしれない。そのベルギー、次のトルコラウンドではトルコ、ブラジル、イタリアと強敵と闘うため、脱落する可能性は大。ドミニカ共和国とは次の韓国ラウンドで対戦する。

ポーランドにはモントルーで、韓国には昨年のアジア競技大会で、ドミニカ共和国は昨年のネーションズリーグと世界選手権でともにフルセットへ持ち込まれている。

特に韓国とは完全アウェイで闘うこととなり、敵地でのブーイングなどもあるかも知れないが、この3戦で決勝ラウンド進出の是非が決まる。

この大会はあくまでワールドカップの前哨戦であり、勝ち負けにはさほどこだわらなくても良い大会ではあるが、まだメダルの懸かった場面の経験がアジア選手権のみと舞台慣れの必要もある。

そういう意味では、勝ちきる自信は重要。

以上を踏まえた上で観戦すると面白い。



・ネーションズリーグ ラウンドスケジュール

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・プール17
トルコラウンド

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トルコ、ベルギー、イタリア、ブラジル

決勝ラウンドの最終関門を迎える中でも大激戦区。ベルギーは三方を強敵に囲まれ、イタリアとトルコは首位通過、ブラジルは決勝ラウンド進出が懸かる。



・プール18
中国ラウンド
 
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中国、タイ、オランダ、アメリカ

バブリーな中国が決勝ラウンドも含め4ラウンドを買い取り。じわじわ上げてきているドイツと、セルビアが両エースを揃えてくると、混戦のドサクサに紛れ決勝ラウンド進出の可能性も。本気モードなら鍵を握る存在。



・プール19
ロシアラウンド

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ロシア、オランダ、タイ、アメリカ

エース不在のロシアが戦力を整えてくるか? オランダは本気モード。アメリカは足を引っ張られたくない。タイは常にベストメンバー。上位食いがあると面白いが…。


 
・プール20
韓国ラウンド

韓国、日本、ポーランド、ドミニカ共和国

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4つのラウンドのうち、最も強敵の少ない韓国ラウンド。ポーランドがさしあたり最大の目標。韓国は既に圏外なので死に馬に蹴られないようにしたい。鬼門のドミニカ共和国。苦戦傾向があり、ブライエリン・マルティネス選手対策が鍵を握りそう。
気になるのアウェイの空気。



GalleryPic (58)


日本は現在6位で決勝ラウンド進出が懸かる。
韓国ラウンドでは韓国、ポーランド、ドミニカ共和国とあたる。

この3チームには昨年のネーションズリーグ、アジア競技大会で苦戦、もしくは苦杯をなめさせられているチーム。
ポーランドにはモントルーで敗れているので再戦となるが、現体制になってから一度も勝っていないのでリベンジを果たしたいところ。

中国やアメリカ、イタリアといったトップクラスとの対戦が終わっているので、これからの成り行き次第では決勝ラウンド進出の可能性もある。

まず、初戦のポーランド戦が目先の最重要項目。

頑張れ、ニッポン!

女子から男子へのリレー形式のネーションズリーグも来週、女子が第五次ラウンドを迎えるため一区切り。 

男子は第三次ラウンドへ突入。
中盤戦へと入る。

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日本が参加するブルガリアラウンドは主催国ブルガリアとイタリア、オーストラリア。 
何とか二勝したい。


ネーションズリーグ男子


尚、第三次ラウンドの出場メンバーは以下の通り。


1 大竹 壱青選手 OP
3 藤井 直伸選手 S
5 福澤 達哉選手 OH
6 山内 晶大選手MB
7 出耒田 敬選手 MB
8 柳田 将洋選手 OH (C)
10 古賀 太一郎選手 L
11 西田 有志選手 OP
12 関田 誠大選手 S
13 髙野 直哉選手 OH
14 石川 祐希選手 OH
15 李 博選手 MB
20 小野寺 太志選手 MB
22 山本 智大選手 L


男子は計画的に人事が進められている。
ブルガリアラウンドでは出耒田選手ももう少しみてみたい。

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・現在の順位

1位.ブラジル
世界ランキング1位 6勝 勝ち点15

2位.イラン
世界ランキング8位 5勝1敗 勝ち点16

3位.フランス
世界ランキング9位 5勝1敗 勝ち点16

4位.ロシア
世界ランキング15位 5勝1敗 勝ち点14

5位.イタリア
世界ランキング3位 4勝2敗  勝ち点12

6位.カナダ
世界ランキング6位 4勝2敗 勝ち点12

7位.ポーランド
世界ランキング4位 4勝2敗 勝ち点11

8位. アルゼンチン
世界ランキング7位 2勝4敗 勝ち点7

9位.アメリカ
世界ランキング2位 2勝4敗 勝ち点7

10位.セルビア
世界ランキング10位  2勝4敗 勝ち点6

11位.日本
世界ランキング11位 2勝4敗 勝ち点6

12位.ブルガリア
世界ランキング14位 2勝4敗 勝ち点5

13位.ドイツ
世界ランキング27位 2勝4敗 勝ち点5

14位.オーストラリア
世界ランキング16位 1勝5敗 勝ち点5

15位.中国
世界ランキング20位 1勝5敗 勝ち点4
 
16位.ポルトガル
世界ランキング31位 1勝5敗 勝ち点3


男子は上位拮抗。ブラジルはポイントでイラン、フランスを下回りながら全勝のため首位。ロシア、イタリア、カナダ、ポーランドまでが上位勝ち越し組。以下は全て負け越し。
日本は2勝4敗で11位につけているが、ようやく上がってきたアメリカ、セルビア、オーストラリアが怖い。


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本日日本は強敵イタリアと対戦。
昨年の世界選手権の開幕戦でも当たっている。
藤井選手の復帰で李選手や高橋選手も使いやすくなる。関田選手とどちらが先発か、そこも見物。

頑張れ、ニッポン!




・本日の対戦カード

・プール9 ポルトガルラウンド

ポルトガル、ブラジル、中国、セルビア

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ブラジルが主役のポーランドラウンド。セルビアが鍵を握りそう。



2:00〜

1位.ブラジル
世界ランキング1位 6勝 勝ち点15
 2-3
(25-17 22-25 25-17 20-25 12-15)
○10位.セルビア
世界ランキング10位  2勝4敗 勝ち点6

セルビアがフルセットの末全勝のブラジルを破る。

・ベストスコアラー
リカルド・ルカレリ・ソウザ選手(ブラジル)

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20得点



5:00〜

○16位.ポルトガル
世界ランキング31位 1勝5敗 勝ち点3
3-0
(25-22 25-17 25-23)
15位.中国
世界ランキング20位 1勝5敗 勝ち点4
 
ポルトガル、地元で中国をストレートで下し二勝目。

・ベストスコアラー
マルコ・フェレイラ選手(ポルトガル)

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14得点



・プール10 ブルガリアラウンド

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ブルガリア、日本、イタリア、オーストラリア

イタリアという強敵がいるものの、比較的緩いブルガリアラウンド。


23:00〜 

11位.日本
世界ランキング11位 2勝4敗 勝ち点6
1-3
(25-23 15-25 27-29 21-25)
○5位.イタリア
世界ランキング3位 4勝2敗  勝ち点12

・全日本男子バレーボールチームのスターティングメンバー

・レフト:柳田将洋選手、石川祐希選手
・オポジット:西田有志選手
・センター:李博選手、山内晶大選手
・セッター:藤井直伸選手
・リベロ:山本智大選手  
 
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第一セット、山内選手のクイック、西田選手のライトからのブロックアウトでブレイク、イタリアはネッリ選手のバックライトで切ると、西田選手のライトからのアタックをブロック、レフトからのクロスで3-2と逆転。日本は石川選手のパイプで切り、イタリアのトスミス、レフトからのアタックアウトで5-3と逆転。イタリアはネッリ選手のレフトからのストレートで切るも、日本は西田選手のライトからのブロックアウト、石川選手のコート奥を狙ったパイプがアウト、西田選手のライトからのクロス、イタリアはレフトからのクロス、サーブで崩してクイック、ライトからのブロックアウトでイタリア逆転し8-7とリード。
日本は李選手のクイック、ネッリ選手のライトからのフェイント、サーブアウト、日本は藤井選手の連続サービスエースで3連続得点し11-9と逆転。イタリアはネッリ選手のライトからのフェイント、石川選手のライトからの巧みなブロックアウト、サーブアウト、西田選手のライトからのブロックアウト、イタリアのレフトからのクロス、李選手のクイック、石川選手の強烈なパイプでブレイクし15-12。イタリアのパイプ、ライトからのアタック、李選手のアタックアウトで15-15の同点に追い付かれ日本タイムアウト。柳田選手のレフトからのアタックがブロックに掴まり15-16で1点を追う。
イタリアのサーブアウト、ここで大竹、関田選手を二枚換え。柳田選手のサーブアウト、李選手のクイックがブロックされ18-16と苦しい展開。日本は大竹選手のライトからのブロックアウトで切るも、イタリアのクイック、ネッリ選手のサーブアウト、アタックアウト、大竹選手のサーブで崩して石川選手のレフトからのフェイントで日本20-19と逆転しイタリアタイムアウト、日本21-19とするも、ネッリ選手のレフトからのクロス、李選手のクイックをブロックし21-21の同点に追い付かれ、日本二回目のタイムアウト。山内選手のクイック、ここで日本は福澤選手を投入。石川選手のライトからのアタックをブロック、イタリアサーブアウト、石川選手のパイプと一進一退のまま23-23でイタリアタイムアウト。
イタリアのレフトからのアタックアウトでセットポイント。最後は石川選手のサービスエースで日本が25-23で先制する。

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第二セット、イタリアの反則、ライトからのブロックアウト、ブロックでイタリアブレイク、柳田選手のレフトからの頭脳的なフェイント、イタリアのレフトからのクロス、柳田選手のレフトからのストレート、西田選手のサーブアウト、イタリアサーブアウト、イタリアのレフトからのブロックアウト、藤井選手のワンハンドトスからの李選手のクイック、イタリアのクイック、石川選手のレフトからのブロックアウト、日本タッチネットとミスで8-6とイタリアリード。
イタリアタッチネット、この際イタリアパッシングのチャレンジ失敗。石川選手のサーブアウト、西田選手のアタックアウト、柳田選手のアタックアウトと日本のアタックミスが続き、福澤選手を投入。イタリアサービスエースで12-7とリードを広げ日本タイムアウト。イタリアサーブアウト、パイプ、ネッリ選手のサーブアウト、ネッリ選手のバックライトからのプッシュ、福澤選手のレフトからのアタックをブロックしイタリア15-9。藤井選手のツーアタック、福澤選手のサーブアウトでイタリア16-10とリード。
石川選手のレフトからのブロックアウト、李選手のサーブアウト、西田選手のバックライトをブロックしイタリアブレイクで18-11。ここで藤井、大竹選手を二枚換えで投入。ジャネッリ選手のサーブアウト、福澤選手のパッシング、ネッリ選手のライトからのブロックアウトでイタリア20-12とされ、ここで日本二回目のタイムアウト。イタリアのクイック、大竹選手のレフトからのアタックをブロック、石川選手のライトからのブロックアウト、イタリアのライトからのクロス、大竹選手のハイセットからライトからのクロス、柳田選手のレフトからの三枚ブロックを破るアタック、イタリアクイックでイタリア24-15とセットポイント。最後は日本のタッチネットで25-15でイタリアがセットを取り返す。

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第三セット、高野、小野寺、関田選手を投入。イタリアレフトからのブロックアウト、西田選手のストレートコースへのバックライト、石川選手のレフトからのアタックをブロック、西田選手のバックライトをブロックしイタリア3-1で日本タイムアウト。イタリア連続ブロック、ここで大竹選手を投入。バックライトを決める。イタリアの連続クイック、大竹選手のレフトからのフェイント、石川選手のサービスエース、イタリアダイレクトで8-4とイタリアリード。
イタリアのクイック、山内選手のクイック、ラリーの末イタリアのアタックアウト、山内選手のサーブアウト、小野寺選手のクイックをブロック、ラリーの末高野選手のレフトからのストレート、イタリアのレフトからのアタックアウト、大竹選手のサービスエースで日本3連続得点し9-11でイタリアタイムアウト。小野寺選手のクイック、ネッリ選手のバックライトを小野寺選手がブロック、さらに大竹選手のライトからのブロックアウト、石川選手のパイプで13-11と逆転しイタリア二回目のタイムアウト。
大竹選手のサーブで崩してイタリアのバックライトがアウト、イタリアはラリーの末レフトからのブロックアウトで切ると高野選手のレフトからのアタックアウト、石川選手のパイプをブロックし3連続得点で14-14とされ日本タイムアウト。大竹選手のバックライトで切るも高野選手のサーブアウト、イタリアのレフトからのティップでイタリア16-15とリードする。
大竹選手のライトからのストレート、イタリアのダブルコンタクトでブレイクし日本17-16と逆転。イタリアのクイック、レフトからのクロスでブレイクし18-17。石川選手のレフトからのアタックにて日本ブロックタッチのチャレンジ失敗で17-19。大竹選手のライトからのブロック吸い込み、ネッリ選手の連続バックライトで21-18。山内選手のクイックで切ると、ネッリ選手のバックライトをブロックし日本ブレイクで20-21。石川選手のサーブアウト、イタリアのサーブアウト、日本は柳田選手をリリーフサーバーに投入。イタリアのアタックアウト、イタリアのレフトからのストレート、イタリアのダブルコンタクト、ネッリ選手のバックライトでイタリアセットポイント。イタリアのサーブアウトでデュースに突入。高野選手のサーブアウトでイタリアセットポイント。大竹選手のバックライトで阻止。イタリアが押し合いを制して再びセットポイント、山内選手のクイックで阻止、関田選手のサーブアウトで再びイタリアセットポイント、石川選手がイタリアのレフトからのクロスをブロック、ネッリ選手のバックライトでイタリア再びセットポイント、最後はネッリ選手のバックライトでイタリアが29-27で取り王手へ。

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第四セット、大竹選手をスタートから投入。イタリアのクイック、山内選手のブロック、ジーンネリ選手のクイック、高野選手のレフトからのクロス、イタリアレフトからのクロス、小野寺選手のコミットブロック、イタリアのレフトからのフェイント、高野選手のレフトからのクロス、関田選手のツーアタックをブロック、ネッリ選手のライトからのクロス、ジーンネリ選手の頭脳的なサービスエース、小野寺選手のクイック、サービスエースでブレイクジーンネリ選手のパイプでイタリア8-6とリード。
日本のダブルコンタクト、山内選手のクイック、ジーンネリ選手のフェイント、サーブアウト、イタリアのレフトからのブロックアウト、高野選手のレフトからのストレート、山内選手のサーブアウト、イタリアのサーブアウト、高野選手のレフトからの強烈なブロックアウト、高野選手のレフトからのクロスでブレイクし12-12に追い付きイタリアタイムアウト。大竹選手のサーブアウト、小野寺選手のクイック、ネッリ選手のストレートコースのバックライト、大竹選手のバックライト、小野寺選手のサーブアウト、イタリア押し合いを制し16-14とリードする。
イタリアサーブアウト、アタックアウトを巡りイタリアブロックタッチのチャレンジ失敗で日本16-16の同点。関田選手サーブアウト、山内選手のクイック、イタリアはレフトからのクロス、ネッリ選手のサービスエースでブレイクし19-17とリード。ここで日本タイムアウト。石川選手のダブルコンタクト、ネッリ選手のバックライトで21-17とリードを広げ日本二回目のタイムアウト。大竹選手のライトからのアタックで切ると柳田選手を投入。大竹選手のバックライト、イタリアのレフトからのクロス、大竹選手のライトからのアタックアウト、小野寺選手のクイック、大竹選手のサーブアウトでイタリアマッチポイント、高野選手のレフトからのブロックアウト、ここで西田選手をリリーフサーバーに投入。最後は大竹選手のバックライトがブロックに掴まり25-21で取り3-1でイタリアが勝ちました。

・ベストスコアラー
ガブリエル・ネッリ選手(イタリア)

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20得点


第一セットを先制したまではよかったですが、やはり復帰したての藤井選手のトスが伸びず、第二〜第三セットだけで被ブロックが急に増えました。いきなりぶっつけ本番なのでやむを得ませんが、そこから巻き返したもののゼットを奪うには至りませんでした。

クイックとネッリ選手のバックライトにかなりやられていたのでそこが止められていたらもう少し違った結果になっていたかもしれません。

途中で崩されながら巻き返したあたりに日本の成長が伺えます。明日は気を取り直して頑張って貰いたいです。

頑張れ、ニッポン!




2:40〜

○12位.ブルガリア
世界ランキング14位 2勝4敗 勝ち点5
3-2
(20-25 29-27 22-25 25-21 15-13)
14位.オーストラリア
世界ランキング16位 1勝5敗 勝ち点5

フルセット率の高いオーストラリア、母国ラウンドのブルガリアに惜敗。

・ベストスコアラー
トドル・スクルモフ選手(ブルガリア)

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22得点




・プール11 イランラウンド

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イラン、カナダ、ポルトガル、ロシア

イランとロシア、カナダと中々骨っぽいイランラウンド。


20:00〜

4位.ロシア
世界ランキング15位 5勝1敗 勝ち点14
3-1
(24-26 25-20 25-22 25-19)
7位.ポーランド
世界ランキング4位 4勝2敗 勝ち点11

一敗のロシア、ポーランドを下して首位戦線に留まる。


・ベストスコアラー
ヴィクトル・ポレタエフ選手(ロシア)

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18得点


23:00〜

○2位.イラン
世界ランキング8位 5勝1敗 勝ち点16
3-0
(25-15 26-24 25-16)
6位.カナダ
世界ランキング6位 4勝2敗 勝ち点12

イランがカナダを破り一敗を守る。  

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・ベストスコアラー
アミール・ガフール選手(イラン)

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16得点




・プール12 フランスラウンド

フランス、アルゼンチン、アメリカ、ドイツ

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まずまず激戦区のフランスラウンド。アメリカ浮沈の鍵となりそうなラウンド。


0:00〜

9位.アメリカ
世界ランキング2位 2勝4敗 勝ち点7
3-1
(25-22 25-19 21-25 25-21)
8位. アルゼンチン
世界ランキング7位 2勝4敗 勝ち点7

アメリカがアルゼンチンを下し3勝目。
 
・ベストスコアラー
ベンジャミン・パッチ選手(アメリカ)

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17得点


3:00〜

○3位.フランス
世界ランキング9位 5勝1敗 勝ち点16
3-1
(24-26 25-20 25-19 25-20)
13位.ドイツ
世界ランキング27位 2勝4敗 勝ち点5

フランスがドイツを破り1敗を守る。

・ベストスコアラー
アントン・ブルーメ選手(ドイツ) 
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15得点