ネーションズリーグは大詰め。
これより男子の決勝ラウンドが行われる。
決勝ラウンド進出チームはブラジル、イラン、ロシア、フランス、ポーランドと、決勝ラウンド主催国アメリカが決定。
・予選ラウンド最終結果
1位.ブラジル
世界ランキング1位 14勝1敗 勝ち点39
2位.イラン
世界ランキング8位 12勝3敗 勝ち点36
3位.ロシア
世界ランキング15位 12勝3敗 勝ち点34
4位.フランス
世界ランキング9位 11勝4敗 勝ち点34
5位.ポーランド
世界ランキング4位 11勝4敗 勝ち点30
6位.アメリカ
世界ランキング2位 9勝6敗 勝ち点28
ーー決勝ラウンド進出ーー
7位. アルゼンチン
世界ランキング7位 8勝7敗 勝ち点26
8位.イタリア
世界ランキング3位 8勝7敗 勝ち点25
9位.カナダ
世界ランキング6位 8勝7敗 勝ち点23
10位.日本
世界ランキング11位 7勝8敗 勝ち点19
11位.セルビア
世界ランキング10位 6勝9敗 勝ち点17
12位.ブルガリア
世界ランキング14位 5勝10敗 勝ち点13
13位.オーストラリア
世界ランキング16位 3勝12敗 勝ち点13
14位.ドイツ
世界ランキング27位 3勝12敗 勝ち点12
15位.ポルトガル
世界ランキング31位 2勝13敗 勝ち点7
16位.中国
世界ランキング20位 1勝14敗 勝ち点4
日本は7勝8敗・10位で大会を終えた。
これは昨年の6勝9敗を上回り成長を伺わせた。
ただ、結果論ではあるが、日本が決勝ラウンドに進むには5位のポーランド・11勝4敗・勝ち点30以上が必要であり、まだまだ遠い道程であることが分かる。
ちなみに女子は7勝8敗・勝ち点22の9位で本大会に限っていえばほぼ肩を並べるところまでやってきている。
ここからは世界最高峰の闘い。
全日本男子はいずれ、この圏内を目指さなくてはならない。
いずれ劣らぬ強豪揃いだが、イタリアの予選落ちは意外だった。ワールドカップで対戦するライバルたち。その強さをしかと目に焼き付けたい。
・決勝ラウンド・初日のカード
決勝・アメリカラウンド
6:30〜
予選1位.ブラジル
世界ランキング1位 14勝1敗 勝ち点39
2-3
(23-25 25-23 21-25 25-21 9-15)
◯予選5位.ポーランド
世界ランキング4位 11勝4敗 勝ち点30
双方譲らぬフルセットの激戦はポーランドの粘り勝ち。
・ベストスコアラー
ウォレス・デ・ソウザ選手(ブラジル)
21得点
9:30〜
◯予選6位.アメリカ
世界ランキング2位 9勝6敗 勝ち点28
3-1
(25-16 25-22 23-25 25-21)
予選4位.フランス
世界ランキング9位 11勝4敗 勝ち点34
後半まで力を貯めていたアメリカ。
地元で本気モード、フランスを破る。
・ベストスコアラー
マックスウェル・ホルト選手(アメリカ)
ジーン・パトリ選手(フランス)
17得点
※結果は随時更新いたします。
※参考記録
ベストブロッカー部門はカナダのビグラス選手が首位。不得手の日本は小野寺選手が31位につけている。
・予選ラウンド・個人部門
ベストスコアラー
1.西田有志選手(日本)
220得点
2.アミール・ガフール選手(イラン)
208得点
3.サイモン・ハーシュ選手(ドイツ)
205得点
ベストスコアラー部門で日本の若きサウスポーエース、西田有志選手が堂々の1位にランクされた。これは日本のバレーボール界の歴史に名を刻む大きな記録である。
今後、西田選手へのマークが厳しくなるが、より一層の精進を期待して止まない。
尚、最終戦欠場の石川祐希選手も194得点で5位に付けている。
・ベストアタッカー(アタック決定率)
1.アミール・ガフール選手(イラン)
57.73%
2.ベンジャミン・パッチ選手(アメリカ)
56.79%
3.リカルド・ソウザ選手(ブラジル)
56.60%
6.石川祐希選手(日本)
53.29%
日本ではミドルブロッカーの独壇場たるベストアタッカー部門。ガフール選手がここでも上位。日本の石川選手も堂々の6位にランクイン。
・ベストブロッカー
1.グレアム・ビグラス選手(カナダ)
0.50
2.モハンマド・ムーサビ選手(イラン)
0.49
3.IGOR PHILIPPOV選手(ロシア)
0.44
31.小野寺太志選手(日本)
0.27
・ベストサーバー
1.西田有志選手(日本)
0.39
2.イーゴリ・クリュカ選手(ロシア)
0.37
3.arshdeep dosanjh 選手(オーストラリア)
0.30
ベストサーバー部門でも西田選手が堂々の首位に輝き二冠王を達成。秋のワールドカップでは大ブレイクの予感すらさせる。
現時点での手応えは石柳こと石川、柳田選手以上の結果を残している。今後の更なる成長に期待する。
・ベストセッター
1.サイード・マルーフ選手(イラン)
8.42
2.サイモン・ジャネッリ選手(イタリア)
6.86
3.ブルット・ウオルシュ選手(カナダ)
6.00
8.関田誠大選手(日本)
3.76
日本のV-leagueにはないベストセッター部門。イランのマルーフ選手がトップ。日本の関田選手は8位につけている。
・ベストディガー
1.サンティアゴ・ダナニ選手(アルゼンチン)
2.36
2.ファビオ・バラーゾ選手(イタリア)
2.21
3.ルーク・ペリー(オーストラリア)
1.95
8.山本智大選手(日本)
1.41
これまた日本にはないベストディガー部門。アルゼンチンのサンティアゴ選手がトップ。日本の山本選手が8位につけている。
・ベストレシーバー
1.ターレス・ホス選手(ブラジル)
25.98
2.サンティアゴ・ダナニ選手(アルゼンチン)
25.07
3.ジュリアン・ツェンガー選手(ドイツ)
22.86
13.福澤達哉選手(日本)
15.77
ベストレシーバー部門はブラジルのターレス・ホス選手がトップ。サンティアゴ選手はベストディガートップと並び二部門で上位。実質世界一のリベロと言っても差し支えあるまい。日本のトップは福澤達哉選手が13位につけている。
日本の西田選手がベストスコアラーとベストサーバーの二冠を達成。これは日本バレーボール史上に残る大きな分岐点となる。
西田選手にはワールドカップでも大暴れしベストスコアラーを目指して貰いたい。
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