冗談が本当になった。

ようやく日本バレーボール協会が重い腰をあげた。


きたる8月10日・11日の2日間開催される「2019女子バレーボール国際親善試合 日本対チャイニーズタイペイ」に出場する日本代表Aチーム17人、Bチーム14人を発表した。  

AチームにはVNL(ネーションズリーグ)には出場していなかった荒木絵里香選手、井上琴絵選手、田代佳奈美選手も選出された。

また、BチームはU20世界選手権監督の相原昇氏が指揮を執り、その代表メンバーから石川真佑選手、曽我啓菜選手ら8人が選出された。なお、長内美和子選手のみ、A、Bチームの両方に選出されている。  

これは極めて異例のことだ。


試合は10日にAチーム、11日にBチームがチャイニーズタイペイ代表チームと対戦する。  

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【日本代表A】

2 古賀紗理那選手 
OH NECレッドロケッツ 180cm/67kg 

3(C) 岩坂名奈選手
MB 久光製薬スプリングス 187cm/75kg 

4 新鍋理沙選手
OH 久光製薬スプリングス 173cm/64kg 

5 荒木絵里香選手
MB トヨタ車体クインシーズ 186cm/81kg 

6 宮下遥選手
S 岡山シーガルズ 177cm/61kg 

7 石井優希選手
OH 久光製薬スプリングス 180cm/68kg 

11 鍋谷友理枝選手
OH デンソーエアリービーズ 176cm/55kg 

12 佐藤美弥選手
S 日立リヴァーレ 175cm/62kg 

13 奥村麻依選手
MB 日本バレーボール協会 177cm/69kg 

14 小幡真子選手
L JTマーヴェラス 164cm/56kg 

15 井上琴絵選手
L 日本バレーボール協会 162cm/55kg 

16 黒後愛選手
OH 東レアローズ 180cm/69kg 

17 田代佳奈美選手
S デンソーエアリービーズ 173cm/66kg 

18 山岸あかね選手
L 埼玉上尾メディックス 165cm/55kg 

20 渡邊彩選手
MB トヨタ車体クインシーズ 176cm/68kg 

21 長内美和子選手
OH 日立リヴァーレ 175cm/67kg 

24 芥川愛加選手
MB JTマーヴェラス 180cm/62kg 



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 【日本代表B】

5 長内美和子選手
OH 日立リヴァーレ 175cm/67kg 

6 関菜々巳選手
S 東レアローズ 170cm/58kg   

7(C) 松井珠己選手
S 日本女子体育大学4年 170cm/63kg 

8 吉野優理選手
OH 埼玉上尾メディックス 173cm/67kg 

9 入澤まい選手
MB 日立リヴァーレ 188cm/72kg 

10 中川美柚選手
OH 久光製薬スプリングス 183cm/62kg 

11 山田二千華選手
MB NECレッドロケッツ 184cm/73kg 

12 西村弥菜美選手 
OH 岡山シーガルズ 168cm/61kg 

13 曽我啓菜選手
OH NECレッドロケッツ 173cm/65kg 

14 石川真佑選手
OH 東レアローズ 173cm/66kg 

15 平山 詩嫣選手
MB 久光製薬スプリングス 180cm/68kg 

16 水杉玲奈選手
L 東レアローズ 165cm/50kg 

17 西川有喜選手
OH JTマーヴェラス 180cm/64kg 

18 大﨑琴未選手
MB 東レアローズ 180cm/71kg  


※OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、S=セッター、L=リベロ、(c)=キャプテン



Bチームは今年の全日本シニア、ユニバーシアード、U-20の混合編成である。

しかも、たった二試合しか組まれていないとはいえBチームは明らかに次の全日本を担う次世代選手ばかり。

これではAチームは下手な試合が出来ない。

チャイニーズタイペイは負ける相手ではないにしても、内容次第ではアジア選手権やワールドカップの人選にも大きく関わってくる。

言うなればこの試合は査定マッチとも見れる。
この動きは尋常ではない。


結果が出ていないシニアと、結果を出しているアンダーカテゴリー。

世論の後押しもあって、こんな形になったとは思うが、果たして、この試合が一体、何を意味するのか?

よもや、総取っ替えとはなるまいが、どうなることやら…。