いよいよワールドカップが来週に迫ってきた。
東京オリンピックを除くとバレーボールの国内最大級のイベントだ。

全戦地上波生中継。

バレーボールの評価そのものが決まってしまう、と言っても過言ではない。

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さて、前述の通り既にメンバーは決まっている。

※詳細は「ワールドカップ2019 メンバー発表!」を参照→http://volleyballjapan.blog.jp/archives/33150459.html


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古賀紗理那選手 WS
岩坂名奈選手 MB
新鍋理沙選手 WS
荒木絵里香選手
宮下遥選手 S
石井優希選手 WS
鍋谷友理枝選手 WS
佐藤美弥選手 S
奥村麻依選手 MB
小幡真子選手 L
黒後愛選手 WS
山岸あかね選手 L
長内美和子選手 WS
芥川愛加選手 MB
石川真佑選手 WS

計15名 

このメンバーがイコール東京オリンピックのメンバーではない。が、ここで結果を出してしまえば、来年の東京オリンピックへ大きく前進する。

勿論、てぐすね引いて待っている選手は沢山いる。
が、単純に上記のメンバーからサイド1、ミドル1、リベロ1をそれぞれ削ると12名だ。

果たして、そうなるかどうか…。

今回はポジション別にワールドカップを占ってみる。


まず、サイド。

再三申し上げているように、古賀、石井、黒後選手の三名で回せれば他の選手はいらない。


得点力も去ることながら、サーブレシーブ、ディフェンス面での成長が鍵を握る。


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三人の中でエースの資質が最も高いのは古賀紗理那選手。これは再三書き続けてきた。

コースの打ち分け、ゾーンに入った時の古賀選手は手がつけられない。ネーションズリーグの中国戦でエース・古賀紗理那の片鱗を見せつけた。

ネーションズリーグではコンディション調整のため中盤以降の参戦だが、中田ジャパンのエースとして真価を問われる。
やはり、彼女が軸となるだろう。


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石井優希選手の底上げが今年の課題でネーションズリーグでサイドアタッカー最多の出場を誇った。

二段トスなど乱れたトスを打ちきるのには定評があり、ラリー中の切り札となれると頼もしい。スイングスピードの速さのみならず、スピードを殺したアタックの打ち分けなど巧みさを増した。
あとはコンスタントに活躍する集中力。


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黒後愛選手はまだ、純然たるエースとして活動していないが、少しずつ真価を発揮しつつある。

持ち味はパワーヒット。パイプも得意で相手レシーバーを吹っ飛ばす。サーブも上手い。今季のV-leagueではサーブレシーブでも成長を見せた。
まだまだ伸び代も多く、楽しみな存在。

この三枚がパイプを積極的に取り入れ、攻守の軸となるだろう。

あとは、サーブレシーブの安定。

そこで新鍋理沙選手の力が必要となる。


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新鍋選手がコートにいると安定する。
ライトからクロスやストレートなど打ち分けも得意でブロックもそつなくこなす。
が、やはり最大の長所はサーブレシーブ。

守備力はサイドアタッカーでは抜けているが、その分、バックアタックのオプションがない。
機動力という点でも?がつく。

だから、三枚エースとの兼ね合いとなるが、やはり守備力や安定したプレイを考えると外せない。


そこで、スピードを信条とする選手が必要となる。

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鍋谷友理枝選手はチーム随一のオールラウンダー。
本職はレフトだが、ライトでもリリーフサーバーでもこなせるオールマイティさが魅力。

またしつこくリバウンドを取ってスピードで撹乱する展開を変える切り札。
なくてはならない存在である。


新球導入でクローズアップされているのが長内美和子選手。


MiwakoOsanaisspikehit

全日本で唯一のジャンプサーブの使い手。
小柄だが所属する日立リヴァーレのエース。
スイングスピードが速く、スピードバレーを信条とする。パイプも得意。

ネーションズリーグではライトも試されたが、サーブレシーブの向上と決定力で出場機会を増やしたい。サーブ攻勢の切り札となりたい。


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石川真佑選手はU-20世界選手権とアジア選手権でともに優勝に導いたエース。連続MVPに輝いた期待の新星。
小柄だが巧みにブロックアウトを取る技術に優れ、いずれは全日本の中心選手へと期待が膨らむ。


これらの選手を試合に応じて使い分けることとなる。恐らく、サイドとミドルが試合ごとに代わるだろう。

相手に応じたメンバー編成となる時、期待に応えられるか?

全ては三枚エースの活躍次第(続く)