ワールドカップのリベロは小幡真子選手と山岸あかね選手の二名が出場する。

ともに専門はサーブレシーブ。
小幡選手は今年、ディグにも力を入れてきた。
昨年の世界選手権のベストレシーバー。

両名を使うということは、ズバリサーブレシーブ対策。

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勿論、今回海外帰りで合流が遅れた井上琴絵選手も来年の東京オリンピックを狙っている。
この三名のうちのいずれかが出場する公算が高い。


さて、日本がメダルを獲るためには、問題は対戦カード。


9/14(土)vsドミニカ共和国
9/15(日)vsロシア
9/16(月)vs韓国
9/17(火)休養日
9/18(水)vsカメルーン
9/19(木)vs中国
9/20(金)移動日
9/21(土)移動日
9/22(日)vsアメリカ
9/23(月)vsケニア
9/24(火)vsブラジル
9/25(水)移動日
9/26(木)移動日
9/27(金)vsセルビア
9/28(土)vsアルゼンチン
9/29(日)vsオランダ

2015年のワールドカップとは違い、前、中、後半それぞれに強敵との対戦が組まれている。

まず、前半の三連戦が序盤最大の関門。
ネーションズリーグではドミニカ共和国、韓国にともに敗退。ロシアは若手中心の参考試合。

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ここで躓くとメタルどころの騒ぎではなくなる。
特に韓国には全日本Bチームがアジア選手権で勝っている。

真価が問われるところ。

そのあと1日挟んでカメルーン、中国と対戦。
ここまでで悪くとも3勝2敗が最低ライン。
願わくばロシアに勝って4勝1敗で中盤に臨みたい。

また、ここでの実質実力世界一の中国戦は東京オリンピックでの予行演習。今年のワールドカップの段階で全日本の強さが分かってしまう。
無様な闘いは出来ない。

この数年、全日本は追い込んでも最後はシュ・ティ選手に無理やりねじ伏せられる形で敗れている。
シュ・ティ選手対策の鍵はズバリサーブ攻勢。
まともな体勢で打たせず、繋いでトランジションで得点したい。

ブロックに掴まらないうちにフレッシュなアタッカー、もしくはセッターを投入してスピードやテンポで攪乱し手玉に取りたい。


中盤。

アメリカ、ケニア、ブラジルとの三連戦。

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アメリカとはフルメンバーの公式戦では2011年のワールドカップ以降、一度も勝っていない。
今年のネーションズリーグでも若手中心のアメリカに完敗。
中国と並ぶ最大の鬼門。

アメリカはデータバレー。バンチリードブロックシステム。機動力もあり総合的に優れる。

やはり鍵はサーブだろう。
同じ手の内では攻略は難しい。

ちなみに2011年のワールドカップでは日本はアメリカとブラジルに勝っている。アメリカのコンピューターを狂わせる裏のかき方が必要。

ブラジルとは2017年にワールドグランプリとグラチャンで勝利し、勝てない相手ではなくなった。
今年はネーションズリーグで敗れているが、サイドアウトの応酬に持ち込み、機動力を活かしたい。

中盤戦も最低2勝1敗で乗り切りたい。
この時点で6勝2敗ならメダルが見えてくるが、3敗以上ならメタルは厳しい。


終盤。

セルビア、アルゼンチン、オランダ。

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まず世界ランキング1位セルビア。
昨年の世界選手権ではボシュコビッチ選手が開始早々に退場するアクシデントで勝利するもそのあとの対戦では敗れている。
セルビアには要所で勝っているが、やはり中国、アメリカと並ぶ強敵。

ここを突破出来るとメダルが見えてくる。

アルゼンチンは問題ないとは思うが油断は禁物。
オランダは昨年の世界選手権でフルセットの末に敗れている。今年もネーションズリーグで対戦しているが主力抜きで参考外。

2016年のOQT最終戦でのフルセット勝ちが印象に残る。


終盤三連戦で全勝し、9勝2敗ならメダルが届く。
3敗以下ならポイントとの兼ね合いとなる。

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来年に向けて願わくばメダル獲得。
悪くとも4位以内がセオリー。

5位以下なら暗雲が垂れ込める。


中田監督は就任当初、ワールドカップで試すという主旨の発言をされていた。

果たしてそれが何なのか、今はまだ分からないが、とにかく、ビッグタイトルと無縁のまま今年で三年目。


三年目の正直となるか?
真価が問われる中田ジャパン。

もう、後ろを振り返ることは出来ない。
ただひたすら、前へと進むだけ(続く)