全日本女子が中国に敗れ剣ヶ峰に立たされた昨日、全日本男子はその中国を破って準決勝に駒を進めた。

中国男子はさほど強くはない
女子はあれほど強いのに

バレーボール界の七不思議。

少し前までのポーランドもそうだった。

男子が強く、女子が弱い
ようやく女子が復活した

果たして日本は両方強くなるのか?
それとも男子が女子を抜くのか?

その楽しみもある。


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開催日時:
2019年9月13日(金)~21日(土) 

開催地:
テヘラン(イラン)  
①会場: Azadi Sport Complex 
②会場:Volleyball Federation 

参加チーム:
A組:イラン、オーストラリア、カタール、スリランカ
B組:日本、チャイニーズタイペイ、タイ、ホンコンチャイナ
C組:カザフスタン、中国、オマーン、インド
D組:韓国、インドネシア、クウェート、パキスタン  


競技方法:
出場16チームをA、B、C、D組に4チームずつ分け、予選リーグ(1回総当たり戦)を行う。

各組の上位2チーム(計8チーム)が2次ラウンド(1-8位)に進出し、各組の下位2チーム(計8チーム)が2次ラウンド(9-16位)に回る。

2次ラウンドでは、4チームずつ2つの組に分かれ1回総当たり戦を行うが、予選リーグで当たったチームとは対戦せずに、予選リーグの対戦成績を持ち越す。

2次ラウンドの順位をもとにクオーターファイナルラウンドの対戦カードを決定し、以降クオーターファイナルラウンド、セミファイナルラウンド、ファイナルラウンドを行い、最終順位を決定する。 

順位決定方法 :
各組の順位は、勝敗数により決定する。 

2チームまたはそれ以上のチームが同じ勝敗数で並んだ場合、順位決定の優先順位は下記の通り。  

[第1優先] 勝点(※) 
[第2優先] セット率(セット率=総得セット/総失セット)
 [第3優先] 得点率(得点率=総得点/総失点)  

※1試合で与えられる勝点について 

セットカウント3-0または3-1で試合が終了した場合:勝者に3ポイント、敗者に0ポイントが与えられる。 

セットカウント3-2で試合が終了した場合:勝者に2ポイント、敗者に1ポイントが与えられる。 


・出場メンバー

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3:セッター
藤井 直伸選手
東レアローズ 1992-01-05 183cm/78kg  

4:オポジット
清水 邦広選手
パナソニックパンサーズ 1986-08-11 193cm/97kg  

5:アウトサイドヒッター
福澤 達哉選手
パナソニックパンサーズ 1986-07-01 189cm/88kg   

6:ミドルブロッカー
山内 晶大選手
パナソニックパンサーズ 1993-11-30 204cm/80kg  

8(C):アウトサイドヒッター
柳田 将洋選手
ユナイテッド・バレーズ(ドイツ) 1992-07-06 186cm/79kg  

10:リベロ
古賀 太一郎選手
ウルフドッグス名古屋 1989-10-04 170cm/70kg  

11:オポジット
西田 有志選手
ジェイテクトSTINGS 2000-01-30 186cm/80kg  

12:セッター
関田 誠大選手
堺ブレイザーズ 1993-11-20 175cm/72kg  

13:アウトサイドヒッター
髙野 直哉選手
堺ブレイザーズ 1993-04-30 190cm/78kg  

14:アウトサイドヒッター
石川 祐希選手
キオエネ・パドバ(イタリア) 1995-12-11 191cm/84kg  

15:ミドルブロッカー
李 博選手
東レアローズ 1990-12-27 193cm/82kg  

16:ミドルブロッカー
髙橋 健太郎選手
東レアローズ 1995-02-08 201cm/103kg   

18:リベロ
山本 智大選手
堺ブレイザーズ 1994-11-05 171cm/69kg  

20:ミドルブロッカー
小野寺 太志選手
JTサンダーズ 1996-02-27 201cm/98kg 



今回、カナダ、中国との親善試合に引き続き、清水邦広選手が参戦。背番号は4に変わっている。
尚、大竹壱青選手は不参加となっている。


・大会スケジュール

時差:日本とテヘラン(イラン)のサマータイム時差:4時間30分(日本が早い) 


予選リーグ(日本出場B組のみ)  

 9月13日(金)
10:30
ホンコンチャイナ × 日本

16:00
タイ × チャイニーズタイペイ


9月14日(土)
10:30
チャイニーズタイペイ  × ホンコンチャイナ

13:30
日本 × タイ 


9月15日(日)
16:00
ホンコンチャイナ × タイ
チャイニーズタイペイ × 日本


 2次ラウンド(1-8位) 

9月17日(火)

E組

10:30
A組1位 × C組2位

13:30
C組1位 × A組2位


F組

16:00
B組1位 × D組2位

18:30
D組1位 × B組2位



9月18日(水)

E組

10:30
A組2位 × C組2位

13:30
A組1位 × C組1位


F組

16:00
B組2位 × D組2位

18:30
B組1位 × D組1位   



・クオーターファイナルラウンド(1-8位) 

9月19日(木)

10:30
[1]E組1位 × F組4位

13:30
[2]F組1位 × E組4位

16:00
[3]E組2位 × F組3位

18:30
[4]F組2位 × E組3位    



・セミファイナルラウンド(1-8位)  

9月20日(金)

5-8位
10:30
[5] :[2]の敗者 × [3]の敗者

13:30
[6]:[1]の敗者 × [4]の敗者


1-4位
16:00
[7]:[2]の勝者 × [3]の勝者

18:30
[8]:[1]の勝者 × [4]の勝者 



・ファイナルラウンド  

9月21日(土)

7-8位決定戦
10:00
[5]の敗者 × [6]の敗者

5-6位決定戦
12:30
[5]の勝者 × [6]の勝者

3位決定戦
15:00
[7]の敗者 × [8]の敗者

決勝17:30
[7]の勝者 × [8]の勝者


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同じ全日本でも男子と女子とでは事情が違う。

男子は石川、西田選手と二枚エースがいる。
柳田、福澤選手、高野選手もいれば、今回メンバーを外れている大竹、浅野選手もいる。

復活の清水選手もいる。

ミドルには山内、李、小野寺、高橋選手がいる。

セッターには藤井、関田選手。
深津英臣選手も虎視眈々とチャンスを伺う。

リベロには古賀、山本選手。

まだまだチャンスを伺う選手は沢山いる。

随分選手層が厚くなったものだ。


女子は現在右足故障中の黒後選手、リハビリ中の長岡望悠選手がいるが、ワールドカップには田代、井上選手をはじめ、多くの選手がチャンスを待っている。

男子もこの後、ワールドカップだ。



アジア選手権の強敵はイランとオーストラリア。
そのイランもオーストラリアに一次予選で敗れているが果たしてどうなるか?

このあとのワールドカップに弾みをつけるためにも、アジア連覇だ
頑張れ、ニッポン!!




・本日の対戦カード

セミファイナル

・15-16位戦
◯クウェート
3-2
(19-25 21-25 25-19 25-23 15-12)
香港


・13-14位戦
スリランカ
2-3
(26-24 16-25 25-17 18-25 12-15)
◯オマーン


・11-12位戦
インドネシア
2-3
(25-16 28-30 25-21 17-25 10-15)
◯タイ


・9-10位戦
◯カタール
3-1
(25-12 25-18 29-31 25-19)
カザフスタン


・5-8位戦
インド
1-3
(25-20 22-25 11-25 16-25)
◯チャイニーズタイペイ


パキスタン
1-3
(17-25 19-25 25-15 24-26)
◯中国



1-4位戦

韓国
1-3
(25-22 23-25 22-25 22-25)
◯イラン


日本
2-3
(20-25 25-18 16-25 25-22 15-12)
◯オーストラリア

・全日本男子バレーボールチームのスターティングメンバー

レフト:福澤達哉選手、石川祐希選手
ライト:西田有志選手
ミドル:山内晶大選手、小野寺大志選手
セッター:藤井直伸選手
リベロ:山本智大選手





残念ながら日本はフルセットの末にオーストラリアに敗れ、決勝戦進出はなりませんでした。
日本は3位決定戦で韓国と対戦します。

メダルを持ち帰れ、頑張れ、ニッポン!!