かつてない危機的状況に立たされた全日本女子バレーボールチーム。
現在、3勝5敗・ポイント11で8位。
東京オリンピックを前にこの成績ではさすがにしんどい。特にネーションズリーグ後は合宿と単発的な親善試合のみ。
指導方針と方向性が問われる。
■ワールドカップ出場国
■出場登録選手15名
※身長、最高到達点はV-leagueのものとする。
2.古賀紗理那選手
WS NECレッドロケッツ所属
180cm 最高到達点:305cm
3(C).岩坂名奈選手
MB 久光製薬スプリングス所属
187cm 最高到達点:299cm
4.新鍋理沙選手
WS 久光製薬スプリングス所属
175cm 最高到達点:293cm
5.荒木絵里香選手
MB トヨタ車体クインシーズ所属
186cm 最高到達点:312cm
6.宮下遥選手
S 岡山シーガルズ所属
177cm 最高到達点:290cm
7.石井優希選手
WS 久光製薬スプリングス所属
180cm 最高到達点:302cm
11.鍋谷友理枝選手
WS デンソーエアリービーズ
176cm 最高到達点:305cm
12.佐藤美弥選手
S 日立リヴァーレ所属
175cm 最高到達点:284cm
13.奥村麻依選手
MB デンソーエアリービーズ所属
177cm 最高到達点:298cm
14.小幡真子選手
L JTマーヴェラス所属
164cm 最高到達点:281cm
16.黒後愛選手
WS 東レアローズ所属
180cm 最高到達点:306cm
17.山岸あかね選手
L 埼玉上尾メディックス所属
164cm 最高到達点:283cm
21.長内美和子選手
WS 日立リヴァーレ所属
175cm 最高到達点:292cm
24.芥川愛加選手
MB JTマーヴェラス所属
179cm 最高到達点:303cm
28.石川真佑選手
WS 東レアローズ所属
174cm 最高到達点:300cm
■開催日程
9月27日(金)~29日(日)
Aサイト:丸善インテックアリーナ大阪 (大阪市中央体育館・大阪市)
Bサイト:エディオンアリーナ大阪 (大阪府立体育会館・大阪市)
※開幕戦の結果は「ワールドカップ2019 開幕戦 ドミニカ共和国戦 / アジア選手権 男子 第二戦 タイ戦
※2日目の結果は「ワールドカップ2019 第二戦 ロシア戦 / アジア選手権 男子 第三戦 チャイニーズタイペイ戦」参照→http://volleyballjapan.blog.jp/archives/33231910.html
※3日目の結果は「ワールドカップ2019 第三戦 韓国戦」参照→http://volleyballjapan.blog.jp/archives/33241318.html?jprank=1&cat=186
※4日目の結果は「ワールドカップ2019 第四戦 カメルーン戦 / アジア選手権 男子 第四戦 第二次ラウンド(1-8位) パキスタン戦」参照→http://volleyballjapan.blog.jp/archives/33260353.html
※5日目の結果は「ワールドカップ2019 第五戦 中国戦 / アジア選手権 男子 第五戦 第二次ラウンド(1-8位) 韓国戦」参照→http://volleyballjapan.blog.jp/archives/33269754.html?ref=head_btn_prev&id=7269558
※7日目の結果は「ワールドカップ2019 第七戦 ケニア戦
・現在の順位
1位.中国
世界ランキング2位 8勝 勝ち点24
残り:オランダ、セルビア、アルゼンチン
2位.アメリカ
世界ランキング3位 7勝1敗 勝ち点20
残り:ロシア、カメルーン、韓国
3位.ロシア
世界ランキング5位 :7勝1敗 勝ち点19
残り:アメリカ、ケニア、ブラジル
4位.オランダ
世界ランキング7位 5勝3敗 勝ち点16
残り:中国、ドミニカ共和国、日本
5位.ブラジル
世界ランキング4位 5勝3敗 勝ち点15
残り:カメルーン、韓国、ロシア
6位.セルビア 2位以下確定
世界ランキング1位 4勝4敗 勝ち点12
残り:日本、中国、ドミニカ共和国
7位.韓国 2位以下確定
世界ランキング9位 4勝4敗 勝ち点12
残り:ケニア、ブラジル、アメリカ
8位.日本 3位以下確定
世界ランキング6位 3勝5敗 勝ち点11
残り:セルビア、アルゼンチン、オランダ
9位.ドミニカ共和国 4位以下確定
世界ランキング10位 3勝4敗 勝ち点9
残り:アルゼンチン、オランダ、セルビア
10位.アルゼンチン 6位以下確定
世界ランキング11位 2勝6敗 勝ち点5
残り:ドミニカ共和国、日本、中国
11位.カメルーン 9位以下確定
世界ランキング17位 8敗 勝ち点2
残り:ブラジル、アメリカ、ケニア
12位.ケニア 9位以下確定
世界ランキング20位 8敗 勝ち点0
残り:韓国、ロシア、カメルーン
優勝は中国、アメリカ、ロシア、オランダ、ブラジルの5ヶ国に絞られた。
ただし、中国はアルゼンチン戦を残しており1勝は確実。となると、オランダとブラジルが優勝する可能性は限りなくない。
よって、実質の優勝争いは中国、アメリカ、ロシアの3チームに絞られたと言ってよい。
日本は残り全勝で6勝5敗 勝ち点20。
特にオランダとセルビアとの直接対決に勝たなくてはならない。
日本が計算出来るのはアルゼンチンのみ。
実は今大会、セルビアはボシュコビッチ、ミハイロビッチ選手を起用していない。
この大会を若手育成の場と捉え、本番前に温存策を採っている。
ほぼ、フルメンバーで貯金がなくなってきたオランダとは事情が違う。
セルビアは悲願のオリンピック制覇に向け、ワールドカップを捨て石と見ている。
だからではないが、韓国もセルビアに勝った。
正直、このメンバーなら日本も勝てない相手ではない。
逆に言えば、これで負けたら本当に後がない。
今にして思えば、昨年のアジア競技大会でのアジアのライバル全敗は日本が黄昏時を迎えた黄信号だったのかもしれない。
大きさ的には変わらないタイは破れても、中国との差は開く一方、韓国にはフルメンバーで二年続けて破れた。
今大会は新球導入で遅れを取り、黒後選手負傷のアクシデントにも見舞われ、逆風での闘いとなった。
中田ジャパン初年度は相手も手の内が分からないので通用したが、相手も日本を研究している
昨年は世界選手権でサーブ、サーブレシーブ、ディグ、ブロックを究極にまで押し上げ奮闘したが、それでお釣りがなくなった。
特に新球対策で遅れを取りサーブもブロックもサーブレシーブも昨年ほどではなくなった。
何よりも高さ対策を根本的に考え直す必要があるし、選手育成でも後手を踏んだ。
代表は育成の場ではないという話だが、大舞台を経験しないと選手は成長しない。段階を踏むのはいいが、人事にスピード感がなかった。
自分たちのバレーボール云々の前に、どこまで相手を研究し把握していたのかは疑問だ。具体性がないと体力的にハンディのある日本は勝てない。
とにかく、ジュニアは世界一になっていて、アンダーカテゴリーの躍進は目覚ましい今、シニアが蓋をして邪魔している状況はよくない。
最後の3連戦はまさに、中田ジャパン生き残りを懸けての闘い。
ここで無惨に打ち砕かれた日には来年はない
監督、スタッフ、コーチ、選手も総入れ替え
全く違う全日本が急ごしらえとなるだろう。
進退極まる全日本
あとは己の力で突破すべし
頑張れ、ニッポン!!
■次の対戦カード
大阪大会
Aサイト:丸善インテックアリーナ大阪 (大阪市中央体育館・大阪市)
12:30
9位.ドミニカ共和国
世界ランキング10位 3勝4敗 勝ち点9
vs
10位.アルゼンチン
世界ランキング11位 2勝6敗 勝ち点5
15:00
1位.中国
世界ランキング2位 8勝 勝ち点24
vs
4位.オランダ
世界ランキング7位 5勝3敗 勝ち点16
19:20
8位.日本
世界ランキング6位 3勝5敗 勝ち点11
vs
6位.セルビア
世界ランキング1位 4勝4敗 勝ち点12
Bサイト:エディオンアリーナ大阪 (大阪府立体育会館・大阪市)
11:00
7位.韓国
世界ランキング9位 4勝4敗 勝ち点12
vs
12位.ケニア
世界ランキング20位 8敗 勝ち点0
14:00
11位.カメルーン
世界ランキング17位 8敗 勝ち点2
vs
5位.ブラジル
世界ランキング4位 5勝3敗 勝ち点15
18:00
3位.ロシア
世界ランキング5位 :7勝1敗 勝ち点19
vs
2位.アメリカ
世界ランキング3位 7勝1敗 勝ち点20
※結果は随時、更新いたします。