今年の全日本の活動スケジュールを早めていた効果を確認する暇もなく、東京オリンピックの一年程度の延期が決まった。

これにより2020年の全日本の活動はほぼ合宿のみとなり、予定されていた東京オリンピック後のネーションズリーグも現在はまだスケジュールが不明瞭となっている。

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元々のスケジュールがどうだったのか、確認してみる。


■全日本女子バレーボールチーム・2020年活動スケジュール

第1回国内合宿味の素トレセン(東京)
2/4(火)~3/13(金)

海外合宿アメリカ
3/14(土)~22(日)

第2回国内合宿味の素トレセン
3/28(土)~4/20(月)

有明アリーナテストマッチ
有明アリーナ(東京都江東区)
4/21(火)~26(日)

第3回国内合宿味の素トレセン
4/27(月)~5/18(月)

FIVBバレーボール ネーションズリーグ 
予選ラウンド第1週
寧波(中国)5/19(火)~21(木)

予選ラウンド第2週
ブラジリア(ブラジル)
5/26(火)~28(木)

予選ラウンド第3週
オタワ(カナダ)
6/2(火)~4(木)

予選ラウンド第4週
ウィチタ(アメリカ)
6/9(火)~11(木)

予選ラウンド第5週
富山市総合体育館(富山)
6/16(火)~18(木)

ファイナル直前合宿
 ※2未定6/20(土)~6/30(火)

FIVBバレーボール ネーションズリーグ 
ファイナル 
※2南京(中国)7/1(水)~5(日)

直前合宿
味の素トレセン他
7/11(土)~19(日)

第32回オリンピック競技大会有明アリーナ(東京都江東区)
7/25(土)~8/9(日)

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国内合宿を除くほぼ全てが延期、中止である。

活動スケジュールを根本から練り直すとともに、バレーボール全体のスケジュールの練り直しをしなければならない。


彼女はバレーボーラー「バレーボール夜話 Vol.1182 嗚呼、東京オリンピック…。」でも触れたように全日本は臨時のチームである。

※詳しくはこちらを参照→http://volleyballplayer.blog.jp/archives/40233437.html

出場する大会もないまま活動を続けたところで、ひたすら練習のみとなるし、学生、V-leagueの活動の合間を縫って選手を借りているだけなので、そちらのスケジュールも練り直しとなる。

何よりも一年後程度、今の全日本選手が現在と同じコンディションやモチベーションでいられるかどうかは勿論、途中、V-leagueや各種学生の大会も行われる以上、人選が一旦シャッフルされる可能性は高い。

もし次のV-leagueが今年と全く異なる結果になれば、全く違う人選になる可能性もあり、2020年、東京オリンピック代表を目指し、全日本で練習中の選手は気持ちを切り替えて新たに挑むこととなる。

モチベーションやコンディション作り、何よりも結果を出した選手が2021年に延期が予定されている東京オリンピックへ駒を進めることとなるが、果たしてどうなるか?


また、東京オリンピックを契機に引退した選手には残念な結果となったが、逆に2020年に間に合わなかった選手にとってはチャンスでもある。

果たして、この出来事がバレーボールにとって吉と出るか、凶と出るか、全てはこれからの成り行き次第…。

東京オリンピック延期に向けた関係者のコメント ・日本バレーボール協会 嶋岡健治会長 東京2020大会の1年程度の延期が決まり、各国から集まる選手たち、ファンのみなさま、関係者が安心してオリンピックに臨めるであろうことになり安堵しています。 大会に向けては現行の強化体制を継続しながら、バレーボール、ビーチバレーボールともにこれまでの強化方針を遂行してまいります。東京2020大会で良い成績が修められるよう、JVAはこれからも全面的にチーム、選手、スタッフを支援してまいります。 ・中垣内祐一バレーボール男子日本代表監督 この夏に向けて強化に励んでまいりましたが、延期が決まった今、われわれチームは今後提示される新日程に向けて、チャレンジを続けていくだけです。条件は他国もみな一緒です。自分たちがコントロールできないことは考えても仕方がありません。自分たちができることを着実にやっていく。本番までに予期せず与えられた時間を無駄にすることなく、まずは今年8月以降に延期される予定のFIVBネーションズリーグで、海外チームと手合わせできることを楽しみにしています。 ・中田久美バレーボール女子日本代表監督 このたびの延期の決定を重く受け止め、関係してくださっている全ての方々に心より感謝いたします。私たちチームは与えられた時間の中で目標を達成するために、さらに一丸となり前進するのみです。そして、この決定が正しい方向だったと世界中の方々に感じてもらえるような東京2020大会にしたいと思います。そして、東京2020大会が世界の平和へとつながるように、アスリート・スポーツの役割を果たし、その価値を示したいと思います。 強化体制は現行のままということだが、何しろ一年程度ともなると、全日本以外のスケジュールもまた変わる。 代表選考に関してはバレーボールのみならず、他の競技での動きにも注目したい。