こうしてみると、あれからもう一年。

木村沙織選手が韓国戦で右手小指を脱臼。
1ー3で敗れ、リオへの切符に黄信号が点滅。

背水の陣で臨んだ日本は、タイが誇る
プルームジット、タットダオ選手が繰り出す
変幻自在の速攻に蹂躙され
後衛に下がっても
バックライトからのアタック。

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何とか第四セットを踏ん張り、フルセットに持ち込むも、12ー6と絶体絶命。

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バレーボール史上でもあまり例のない
九分九厘負けの状態から
タイのサーブアウトから石井選手のアタック
そして宮下選手のサービスエースへと繋げ
起死回生の反撃。

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最後はやはり、締めの迫田選手。

タイのキャテポン監督にレッドカード二枚。
激昂するキャテポン監督は
「これはショーだ」と憤慨。

しかしながら、その勝利で日本は
リオデジャネイロオリンピックの出場に
大きく前進した。

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10年に一度、奇跡の試合。

※リオデジャネイロオリンピック・世界最終予選 日本×タイ。