まもなく全日本女子バレーボールチームの初陣・ワールドグランプリを迎える。

目下その最終調整中だが、まずアムステルダムの事前合宿。

その上で各大会の出場メンバーも決まる。

今年の全日本は合宿期間が長く、その分情報が極端に少ないので、実際のところ、進捗状況がどうなっているのか、全くわからない。

勿論、見据えるは4年後だから今年すぐには結果が出ないかもしれない。

image


先を見据えて、しっかりとした土台作りを行うことを狙うばかりだ。

これまでの8年間、バレーファンは眞鍋監督体制のバレーボールを見続けてきた。

世間に「戦術」とか「ディグ」とか、それまであまり話題にのぼらなかった部分、そして基本方針を明確にし、分かりやすいバレーボールを展開したことでバレーボールの普及に貢献したのは眞鍋監督の功績だ。

image


特に「IDバレー」と「4つの世界一」は非常に分かりやすく、この8年間、眞鍋ジャパンは木村沙織選手とともに二人三脚で歩んできたと言っても過言ではない。

勿論、竹下、荒木両キャプテン経験者や世界一のリベロ・佐野優子選手など多くの選手が一丸となって世界一にチャレンジした。

実際、2010〜2012年までの3年間、そして2013年〜2014までの2年間はかなり世界一に近づいた時期もあり、その功績は計り知れない。

image


現在、眞鍋さんと竹下監督は姫路ヴィクトリーナでタッグを組み、活動の一貫にロンドンメンバーが勢揃いしている。

姫路はまだ実績に乏しく、これからのチーム。実際に頭をもたげてくるのは東京オリンピック前後だ。

かつて中田久美さんが久光製薬スプリングスを率い、常に全日本を意識したチーム作りをしたように、そのバトンは眞鍋さんと竹下さんに受け継がれる。

姫路から世界をスローガンとする姫路ヴィクトリーナ。常に眞鍋さんは現在進行形、世界を意識している。

最前線と後詰めが交代する形となったが、伝説に残るチームとなるよう、心から応援している。


さて、今年2017年は3つの大会に出場するが、ワールドグランプリの終了後、アジア選手権が待っている。

image


こちらも三大大会ほどの権威はないが、2年に一度、1975年からの由緒ある大会である。
本来アジア選手権には、同年にワールドカップが実施される場合、同大会に優勝チームと準優勝チームが出場、ワールドグランドチャンピオンズカップに優勝チームが出場出来ることになっている。

※2015年優勝チーム中国はグラチャン出場。

・過去5回大会の成績

2015年:優勝 中国 準優勝 韓国 3位 タイ

2013年:優勝 タイ 準優勝 日本 3位 韓国

2011年:優勝 中国 準優勝 日本 3位 韓国

2009年:優勝 タイ 準優勝 中国 3位 日本

2007年:優勝 日本 準優勝 中国 3位 タイ

この大会は三大大会の多くが日本で開催されることもあり、第三回大会以降、日本での開催はなく、近5回の大会では中国、タイ、日本の間で金メダルを分けあっている。

日本が最後に優勝したのは2007年の柳本監督時代が最後であり、前回はモントルーバレーマスターズに出場するため、ジュニア世代のメンバーが出場。6位となっている。

さて、今回はワールドグランプリの決勝ラウンドの直後にアジア選手権が予定されている。

もし、日本が決勝ラウンドに進めば、僅か3日後というハードスケジュール。

まだどういったメンバー編成になるのか、全く分からないが、連戦ともなればかなりのハードスケジュール。

更にそのあと、同大会終了後、すぐに第二回国内合宿に入り、今度はグラチャンに向けて調整が進められる。

image


早い話、比較的ゆったりしているのは今だけであり、一度大会に参加してしまえば、以後は連戦、そして合宿のハードスケジュール。

特に今年は始動が遅かっただけに、あっという間に全日本のシーズンは終わっていく。

アジア選手権は今年の試金石的大会。
世界からアジア、そして最後は世界の列強を日本で迎え撃つ。

今後の成り行きを刮目したい。