台風が来ている。
それも、至近ではない。

そのお陰か、関東はいつになく気温が低い。

その関東、街中にはグラチャンのポスターが溢れ帰っている。

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グラチャンは建前上、4大大会のひとつとされている。

バレー界の最高峰はオリンピックと世界選手権。
そこに後付けでワールドカップが加わった。

ワールドカップの世界ランキングポイントが4年間有効になったのも最近の話。

ワールドカップにはオリンピックの出場権が懸かっており、それなりに意義のある大会。

グラチャンは強いて言えば、オリンピックの翌年の偵察的大会。

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例えば前回大会となる2013年。

ブラジルはジャケリネ選手が不在。

ロシアは大ベテランのシャチコワ選手が参加、若いマリフ選手などテスト的な起用。

ドミニカ共和国とタイはフルメンバーだったが、アメリカはマーフィー選手を起用と、やはり試験的な起用が多い。

世界ランキングポイントの付与のない大会だけあって、恐らく顔合わせ的な大会と見られていたが、それなりにガチ大会になりそうだ。


当初、主力温存が噂されていた韓国だが、キム・スジ選手をキャプテン。キム・ヨンギョン選手もキム・ヒジン選手も登録がある。

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韓国の登録メンバー ←ここからJUMP

やはり、日本を相手に無様な試合は避けたいという意向もあるのでは。



前大会優勝のブラジルは、前回のワールドグランプリとほぼ同じメンバー。

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ブラジル登録メンバー ←ここからJUMP
 


中国も前回のアジア選手権とは違い、フルメンバーでの登録。今回はケイ・ジャクキ選手の登録もある。

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  中国登録メンバー ←ここからJUMP



 ロシアはワールドグランプリでも出場のなかったコシェレワ選手の登録があり、ゴンチャロワ選手などの主力勢の登録もある。

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 ロシアの登録メンバー ←ここからJUMP


そして、今年まだ対戦のないアメリカ。 マーフィー選手は不在なものの、ヒルデブランド、レイチェル・アダムズ、アキンラデウォ、ヒル選手ら主力選手に加え、日本でもお馴染みのテトリ・ディクソン選手やカーリー・ウォーパット選手まで登録がある。

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アメリカの登録メンバー ←ここからJUMP

日本の手の内を知り尽くしたアメリカは厄介な相手。グラチャンの最大の見物でもある。

今回は顔見せ的大会かと思っていたが、結構、各国ガチメンバー。
勿論、登録だけの選手もかなりいるだろうが、果たして本チャンはどんなメンバーになるか、いよいよ楽しみになってきた。