もう既にVリーグの来季スタートへの準備は着々と進んでいる。

国体予選も終わり、天皇杯・皇后杯のブロックラウンドも進行。来月下旬には最後のVプレミアリーグの開幕が控えている。

東レ VS 久光


今年をもって、Vリーグはスーパーリーグと名称を変え、ホームアンドアウェイ方式に姿を変える。

これが全日本の活動にどういった影響を及ぼすのかまだ不明だが、Vリーグの嶋岡会長が日本バレーボール協会の代表を兼任する関係上、全日本の活動を主眼とした一枚岩を目指すのだろう。

それはさておき。
話を来季の話に戻す。

来季結構変わりそうなトヨタ車体クインシーズ。

車体 VS 東レ


助っ人外国人がラヒモワ選手からネリマン選手にスイッチする。
正直、ラヒモワ選手以上の活躍は難しい。
その分、全体の得点力アップが求められる。

トヨタ車体からは荒木、高橋沙織選手が全日本に招集された。
今後の活躍次第では、平松、小田、村永、佐藤澪選手らにチャンスがありそう。
若い辻選手もレギュラー獲りを目指したい。


フルモデルチェンジとなる東レアローズ。
木村沙織、迫田、カーリー選手の退団で受領金3人がいなくなった。
サイドアタッカーのロルフゼン選手、ミドルの井上奈々朱選手が加わり、レギュラー争いが熾烈になりそう。

久光 VS 東レ


今季は堀川、黒後選手が全日本に招集されたが田代、伊藤、白井選手などにもチャンスがありそう。
中田監督は、他にもセッターをみてみたいと公言。2016シーズン全日本で活躍した田代選手や白井選手も来季の活躍次第ではチャンスがありそう。



今年、鍋谷、石井里沙選手が活躍したデンソー。
来季は満を持してのVプレミア復帰となる。

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U-23では坂本、工藤選手が活躍。若い有望選手が多いだけに来季の活躍次第で招集選手も変わってこよう。

大竹選手が目下故障中。まだ少し時間が掛かるかもしれないが、虎視眈々と全日本復帰を狙う。



今季は冨永、松本選手が全日本で活躍した上尾。
来季はかつて久光製薬スプリングスで活躍したキューバのケニア・カルカセス選手が加わるとのことですが、サイドアタッカーの加入ということで、ポジション自体は大きく変化するかどうか。

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辺野喜未来選手が復調しているとのことですが、泣き所のサーブレシーブを克服してまずは来季上位争いに絡みたいところ。


今年の全日本の登録選手は26名とそれほど多くなく、緊急招集もゼロと選抜メンバーのみで闘いぬいた。
恐らく、今年のメンバーが基本ベースになるとは思うが、来季どのぐらい入れ替わりがあるか、それはこれからのVリーグの動向が大きく影響してくるだろう(続く)