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FIVBが来シーズンより実施する
「Volleyball Nations League(以下ネイションズリーグ」について発表を行った。

ネーションズリーグロゴ




 同大会はこれまで実施されてきた毎年実施の
「World League(男子)」と、「World Grand Prix(女子)」に変わるものであり、これまでグループ1〜3の3部制を廃止し、男女ともに12のコアチームと、4つのチャレンジャーチームの計16チームが、ラウンドロビンで戦う形式になる。


男子内訳


コアチーム:

ブラジル(世界ランキング1位)

イタリア(世界ランキング4位)

アメリカ(世界ランキング2位)

中国(世界ランキング20位)

セルビア(世界ランキング11位)

フランス(世界ランキング9位)

アルゼンチン(世界ランキング7位)

イラン(世界ランキング8位)

ポーランド(世界ランキング3位)

ドイツ(世界ランキング10位)

日本(世界ランキング12位)

ロシア(世界ランキング4位)

チャレンジャーチーム:

オーストラリア(世界ランキング16位)

韓国(世界ランキング21位)

カナダ(世界ランキング6位)

ブルガリア(世界ランキング14位)



女子


コアチーム:

ブラジル(世界ランキング4位)

イタリア(世界ランキング7位)

アメリカ(世界ランキング2位)

中国(世界ランキング1位)

セルビア(世界ランキング3位)

オランダ(世界ランキング8位)

タイ(世界ランキング16位)

トルコ(世界ランキング12位)

韓国(世界ランキング10位)

ドイツ(世界ランキング13位)

日本(世界ランキング6位)

ロシア(世界ランキング5位)



チャレンジャーチーム:

アルゼンチン(世界ランキング11位)
ドミニカ共和国(世界ランキング9位)

ポーランド(世界ランキング22位)

ベルギー(世界ランキング13位)



コアチームは最低1つのプールをホームで開催することができるとのこと。


また、詳細は記載されていないが、昇格、降格があるチャレンジャーリーグもあるようだ。

上記の内訳を見る限り、ただ単に強いだけではなくバレーボールが盛んに行われていて、かつホームゲームを開催できるだけの施設確保、並びに資金力のあるナショナルチームがコアチームになれるようだ。

このシステムが今後、どう発展していくかは不明だが、国際大会にVリーグのようなシステムを持ち込んだものであり、以後昇格、降格、並びに世界ランキングの明確化に繋がる可能性を持つ。


いずれにしても、軸となるのはオリンピック、世界選手権、ワールドカップの3大大会であることは変わりなく、前哨戦的な位置付けとなるだろう。


同開催の国内大会開催地、開催日程、ならびに出場国が決定。

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・全日本女子バレーボールチーム・ホームゲーム

FIVBバレーボールネーションズリーグ2018
実施期間: 2018年5月15日(火)~6月14日(木)

大会名: FIVBバレーボールネーションズリーグ2018女子豊田大会
開催日程: 2018年5月22日(火)~24日(木)
会場: スカイホール豊田(愛知県豊田市)
出場国: 日本、ベルギー、オランダ、アメリカ

【バレーボールネーションズリーグ】

ネーションズリーグ


■女子スケジュール(日本出場日時のみ)
5/15(火)~17(木)
開催地:バルエリ(ブラジル)
ブラジル、ドイツ、日本、セルビア

5/22(火)~24(木)
開催地:豊田(日本・スカイホール豊田)
日本、ベルギー、オランダ、アメリカ

5/29(火)~31(木)
開催地:香港(ホンコンチャイナ)
アルゼンチン、中国、イタリア、日本

6/5(火)~7(木)
開催地:ナコンラチャシマ(タイ)
タイ、日本、韓国、トルコ

6/12(火)~14(木)
開催地:ビドゴシュチュ(ポーランド)
ポーランド、ドミニカ共和国、日本、ロシア
ファイナルラウンドの日程は6/27(水)~7/1(日)。開催国未定


・全日本男子バレーボールチームホームゲーム
大会名:FIVBバレーボールネーションズリーグ2018男子大阪大会
開催日程:2018年6月8日(金)~10日(日)
会場:大阪市中央体育館(大阪市港区)
出場国:日本、ブルガリア、イタリア、ポーランド

これで分かったことは一つ。
今年の全日本は昨年よりも始動時期が早くなるということだ。
恐らく、4月中旬から直前まで合宿に入るので、今年は黒鷲旗への全日本選手の参戦が実現したとしてもギリギリとなるため、回避となるか、あるいは黒鷲旗へ参加してからのぶっつけ本番に近い形になりそうだ。




ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

世界選手権の出場権を巡る争いは、世界各地で繰り広げられている。

そのひとつ。  
バレーボールアフリカ選手権。

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既にケニア、カメルーンが来年の世界選手権への切符を獲得した。

残るは最終順位。
優勝チームはどちらか?

・出場チーム

・A組 エジプト
カメルーン
ボツワナ
アルジェリア

・B組
ケニア
チュニジア
セネガル
コンゴ民主共和国
ナイジェリア


第18回CAVBアフリカ女子バレーボール選手権大会

2017 2017年10月07日(土)~10月14日(土)
カメルーン・ヤウンデ

kenya

・前開催日の結果
 10月11日(水) 第5日 1次リーグ


・前日の結果

10月13日(金)
順位決定予備戦(5-8)

アルジェリア
3 - 1
(25-13, 25-11, 22-25, 25-20)
ナイジェリア

チュニジア
3 - 0
(25-16, 25-17, 25-14)
ボツワナ  

準決勝
ケニア
3 - 0
(25-23, 25-22, 25-19)
エジプト

カメルーン
3 - 0
(25-19, 25-20, 27-25)
セネガル

決勝戦を前にケニアとカメルーンが来年の世界選手権出場を決定しました。

・10月14日(土) 第7日
決勝、順位戦





7-8位
ナイジェリア
 3 - 0

(25-18, 25-23, 25-14) 
ボツワナ
※ナイジェリアが7位、ボツワナが8位。


5-6位
アルジェリア
 1 - 3
 (13-25, 21-25, 25-23, 16-25)
チュニジア
※チュニジアが5位、アルジェリアが6位。


3-4位
エジプト
3 - 0

(25-20, 25-19, 25-23)  
セネガル
※エジプトが3位、セネガルが4位。


決勝戦
ケニア
0 - 3

(22-25, 19-25, 27-29)
カメルーン
 
オリンピアのプライド、カメルーン。食い下がるケニアを振り切りストレートでアフリカ選手権を制し、世界選手権の切符と優勝を勝ち取る。
※カメルーンが優勝、ケニアが準優勝。

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・順位/第6日 
1位 カメルーン ☆ 
2位 ケニア ☆ 
3位 エジプト
3位 セネガル 
5位 チュニジア 
6位 アルジェリア 
7位 ナイジェリア 
8位 ボツワナ 
9位 コンゴ民主共和国 

・個人賞

ベストセッター: Koulla Nadge選手 (カメルーン)
ベストサーバー: Aya Elshamy選手 (エジプト)

ベストレシーバー: Fatou Diouck選手 (セネガル)

ベストスパイカー: Mercy Moim 選手(ケニア)

ベストブロッカー: Edith Wisa Mukuvulani選手 (ケニア)

ベストリベロ: Raissa Nasser選手 (カメルーン)

MVP: Moma Bassoko選手(カメルーン)

ワールドカップでも活躍したマーシー・モイム選手がベストスパイカー、そしてMVPにはリオデジャネイロオリンピックで活躍したモマ選手が受賞しました。

おめでとうございます。

※当ブログは当面の間、全日本関連のニュースと全日本と関連する国際大会などを不定期にお伝えします。
アフリカ選手権が大詰めを迎える中、今度は来年の世界選手権に向けて南米予選と、北中米予選A組、C組が終了しました。




 FIVBバレーボール女子世界選手権2018南米予選

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・実施期間
2017年10月13日(金)~10月15日(日)

 ・開催国:場所
 ペルー・アレキパ

・参加チーム
アルゼンチン(世界ランキング11位)
コロンビア(世界ランキング28位)
ペルー(世界ランキング26位)
ウルグアイ(世界ランキング115位)

 ※1位チームが世界選手権2018出場権獲得。

こちらも僅か4チームのミニ大会ですが、出場枠は1。 つまり、1/4の確率の割合です。

実力的にはアルゼンチンが格上。ウルグアイは未知数ですが、アルゼンチンとコロンビアは世界ランキングほど格差はなく、アンヘラ・レイバ選手擁するペルーも要注意。 3強の争いになりそうです。

・前日の結果

10月13日(金)
第1日
リーグ戦
アルゼンチン
3-0
(25-21, 25-19, 25-19)
コロンビア

ペルー 3-0
(25-14, 25-23, 25-15)
ウルグアイ


 ・今日の結果
10月14日(土) 第2日
リーグ戦

アルゼンチン
3 - 0
(25-12, 25-14, 25-11)
ウルグアイ


ペルー
0 - 3
 (23-25, 21-25, 20-25) 
コロンビア 


こちらは狭き門。
アルゼンチンがペルーを下して優勝。世界選手権の切符をつかみました。おめでとうございます。

 

10月18日(日)

リーグ戦
コロンビア
3- 0
(25-10 25-10 25-11)
ウルグアイ


ペルー
1-3
(22-25 20-25 25-18 16-25)
アルゼンチン

[画像:a4f7069b.jpg]



※アルゼンチンが優勝。世界選手権の出場決定。



・順位/第3日  最終
3勝 勝ち点9 アルゼンチン ☆
2勝1敗 勝ち点 6 コロンビア 
1勝2敗 勝ち点 3 ペルー 
3敗 勝ち点 0 ウルグアイ 




第25回NORCECA北中米女子バレーボール選手権大会2017

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FIVBバレーボール女子世界選手権2018北中米予選A組

・日時:2017年10月13日(金)~10月15日(日)

・開催国:ドミニカ共和国

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・参加チーム

A組
ドミニカ共和国(世界ランキング9位)
プエルトリコ(世界ランキング13位)
グアテマラ(世界ランキング45位)
ジャマイカ(世界ランキング45位)

※上位2チームが世界選手権2018出場権獲得。

・試合日程
10月13日(金) 第1日
リーグ戦

プエルトリコ
3 - 0
 (25-8, 25-10, 25-17) 
ジャマイカ


ドミニカ共和国
3 - 0
(25-7, 25-7, 25-11)
グアテマラ


10月14日(土) 第2日
リーグ戦
グアテマラ
0 - 3

(11-25, 16-25, 13-25)  
プエルトリコ

ジャマイカ
0 - 3
(14-25, 11-25, 6-25)
ドミニカ共和国


10月15日(日) 第3日
リーグ戦

グアテマラ
3-0
(25-23 25-19 25-20)
ジャマイカ


ドミニカ共和国
3-0
(26-24 25-21 25-15)
プエルトリコ


・順位/第3日
A組

3勝 勝ち点13 ドミニカ共和国 ☆

2勝1敗 勝ち点10 プエルトリコ ☆

1勝2敗 勝ち点5 ジャマイカ

3敗 勝ち点0 グアテマラ

ドミニカ共和国とプエルトリコが来年の世界選手権の切符を獲得しました。

おめでとうございます。



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FIVBバレーボール女子世界選手権2018北中米予選C組

C 

・日時:2017年10月13日(金)~10月15日(日)
・開催国:トリニダード・トバゴ

Voleibol-Mex2

・参加チーム
C組
トリニダード・トバゴ(世界ランキング34位)
メキシコ(世界ランキング26位)
コスタリカ(世界ランキング39位) 
ドミニカ(世界ランキング66位)*ドミニカ共和国とは別の国家です。 

※上位2チームが世界選手権2018出場権獲得。

メキシコと、トリニダード・トバコはともにワールドグランプリにおけるグループ3。正直世界選手権レベルのチームではないですが、この集団で僅かに上位。とは、世界ランキングなどあってないような状況。果たして…。

・前日の結果

10月13日(金) 第1日
リーグ戦

メキシコ
3 - 0
(25-16, 25-18, 25-21)
コスタリカ

トリニダード・トバゴ
3 - 0
(25-16, 25-7, 25-9)
ドミニカ


・今後の対戦

10月14日(土) 第2日
リーグ戦

ドミニカ
0 - 3

(7-25, 13-25, 7-25) 
メキシコ

コスタリカ
0 - 3

(19-25, 16-25, 22-25) 
トリニダード・トバゴ


10月15日(日) 第3日
リーグ戦

ドミニカ
0-3
(14-25 13-25 13-25)
コスタリカ


トリニダード・トバゴ
2-3
(21-25 22-25 25-23 25-22 9-15)
メキシコ


・順位/第3日

 C組
3勝 勝ち点12 メキシコ  ☆

2勝1敗 勝ち点11 トリニダード・トバゴ ☆

1勝2敗 勝ち点5 コスタリカ

2敗 勝ち点0 ドミニカ



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メキシコとトリニダード・トバゴが世界選手権の切符を手に入れました。おめでとうございます。

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MVP: Samantha Bricio選手 (メキシコ)
ベストスコアラー: Channon Thompson選手 (トリニダード・トバゴ)
ファースト ベストスパイカー: Channon Thompson選手 (トリニダード・トバゴ)
セカンド ベストスパイカー: Darlene Ramdin選手 (トリニダード・トバゴ)
ファースト ミドルブロッカー: Sinead Jack選手 (トリニダード・トバゴ)
セカンド ミドルブロッカー Johanna Gamboa of選手 (Costa Rica)
ベストセッター: Sashiko Sanay選手 (Mexico)
ベストオポジット: Kristle Esdelle選手 (トリニダード・トバゴ)
ベストリベロ: Lizeth Lopez (Mexico)
ベストレシーバー: Lizeth Lopez選手 (メキシコ)
ベストディガー: Afesha Olton選手 (トリニダード・トバゴ)
Best Server: Channon Thompson (Trinidad & Tobago)






以上の結果を持ちまして、来年の世界選手権の出場国は以下の通りになりました。

image

・世界選手権2018出場国 (24/24)

1 日本 *ホスト
2 アメリカ *前回王者
3 ロシア *欧州予選通過
4 セルビア *欧州予選通過
5 トルコ *欧州予選通過
6 イタリア *欧州予選通過
7 アゼルバイジャン *欧州予選通過
8 ドイツ *欧州予選通過
9 ブラジル *南米王者
10 オランダ *欧州予選プレーオフ通過
11 ブルガリア *欧州予選プレーオフ通過
12 中国 *アジア最終予選通過
13 カザフスタン *アジア最終予選通過
14 韓国 *アジア最終予選通過
15 タイ *アジア最終予選通過
16 キューバ *北中米予算通過(B組)
17 カナダ *北中米予選通過(B組)
18 カメルーン *アフリカ選手権優勝
19 ケニア *アフリカ選手権準優勝
20 アルゼンチン *南米予選通過
21 ドミニカ共和国 *北中米予選通過(A組) 
22 プエルトリコ *北中米予選通過(A組) 
23 メキシコ *北中米予選通過(C組)
24 トリニダード・トバゴ *北中米予選通過(C組) 


遂に来年の世界選手権の出場国が出揃いました。







日本がVリーグ開幕を目前に控える中、着々と来年の国際大会への準備が整いつつあります。

来年の世界選手権は、日本が舞台です。

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