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【大林素子×中田久美】 2年後東京五輪「東洋の魔女」復活へ!テーマはサバイバル 

中田久美さんと大林素子さんの関係は不思議だ。

先輩後輩の間柄であるが、不思議と近しい位置にいる。大林さんが憎めないキャラだからかもしれない。

それはともかく

このインタビューを聞く限り、中田監督は井上愛里沙選手と黒後愛選手を早めに使いたいと明言している。

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昨年からこの二人は中田監督直々のご指名がありながら、昨年はプレイヤーとして円熟期に入りつつある選手を優先的に起用した関係上、先送りとなった。

二人は次期エース候補。
昨年は攻守の要として古賀選手がレフトの軸として活躍したが、まだ全日本経験の少ない若い二人の早く品定めをしたいようだ。

ネーションズリーグは長丁場。
恐らくラウンドごとに選手起用が変わるだろう。

29名のうち、ある程度は絞られるだろうが、登録された全員にチャンスはあるだろう。

そこで結果を出した選手とアジア競技大会を経て、世界選手権の出場メンバーが確定する。

今年活躍したメンバーが来年のネーションズリーグを経て、ワールドカップへ。

そして、東京オリンピックの出場メンバーに選出される。

壮大な話だ。


セッターは4名による争奪戦だが、今年のセッターは全員が全日本経験者。
今年の活躍で東京のメンバーが固まると言って良いだろう。

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もっと狭き門なのはサイドアタッカー。

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今年29人のうち、ウイングスパイカーは14名。恐らくネーションズリーグの登録が20名としても全員は連れていけない。

大会別に見ると恐らく14名。

ウイングスパイカーのうち、主力となるのは…。

新鍋、石井、長岡、鍋谷、古賀、内瀬戸選手の6名が過去の実績組。

これに加え…。

野本、堀川、高橋、今村、井上、黒後、荒谷、中川選手の8名。

野本選手が実績で頭ひとつリードだが、若い選手はまず、出場枠を勝ち取るのが先決。

ミドルブロッカーは今季、荒木、岩坂、島村、奥村、松本、芥川選手の6名。
こちらも競争だが、昨年は特に、荒木、岩坂、島村、奥村選手の4名が活躍。

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芥川選手は現体制に今季初参入。
まず、出場枠に残りたい。

リベロ5名は昨年主力の井上、小幡選手のJT勢に、山岸、中川、戸江選手が挑む。

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昨年は井上、小幡選手で通年固定だったので、まずは代表枠の争奪戦。

ちなみに、昨年のワールドグランプリは登録18名。多くても20名ぐらいまで。

単純計算上、およそ10〜11名程度が削られることになる。

まだ合宿は始まったばかりだが、争奪戦はすでに始まっている

若い選手を積極的に使いたいという中田監督の目に留まるのはどの選手か?

勝負は約1ヶ月後。