ドミニカ共和国は不思議なチームだ。

強いのか弱いのか、さっぱりわからない。
厳密に言うと強くない。

が、時には強敵にもなる。
大物食いもしない。

かと言って弱い訳でもない。
タイよりも身体能力も高く、技術が低い訳でもない。
なんというか、万年中堅チーム。

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ブライエリン・マルティネス選手が出てきた時は、これは世代交代かと思いきや、まだバルガス選手なども現役。

ロンドンオリンピックでは5位のポジション、リオデジャネイロオリンピックはOQT敗退。まだトップとは開きがある。

でも、昨年の新生全日本にはトップチーム以外にして初めて土を付けた。

全く以て、不思議なチーム。



さて、ここまでの順位を整理する。

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1位. アメリカ🇺🇸
(コアチーム・世界ランキング2位)8勝1敗

2位.セルビア🇷🇸
(コアチーム・世界ランキング3位)8勝1敗

3位.ブラジル🇧🇷
(コアチーム・世界ランキング4位)8勝1敗

4位.オランダ🇳🇱
(コアチーム・世界ランキング8位)7勝2敗

5位.トルコ🇹🇷
(コアチーム・世界ランキング12位)6勝3敗

6位.ロシア🇷🇺
(コアチーム・世界ランキング5位)6勝3敗 

7位.中国🇨🇳
(コアチーム・世界ランキング1位)5勝4敗

8位.イタリア🇮🇹
(コアチーム・世界ランキング7位)4勝5敗

9位.韓国🇰🇷
(コアチーム・世界ランキング10位)4勝5敗

10位.日本🇯🇵
(コアチーム・世界ランキング6位)4勝5敗

11位.ポーランド🇵🇱
(チャレンジャーチーム・世界ランキング22位)3勝6敗

12位.ドイツ🇩🇪
(コアチーム・世界ランキング13位)3勝6敗


13位ドミニカ共和国🇩🇴
(チャレンジャーチーム・世界ランキング9位)2勝7敗

14位.タイ🇹🇭
(コアチーム・世界ランキング16位)2勝7敗

15位.ベルギー🇧🇪
(チャレンジャーチーム・世界ランキング13位)2勝7敗

16位.アルゼンチン🇦🇷
(チャレンジャーチーム・世界ランキング11位)9敗

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一敗がアメリカ、セルビア、ブラジルに絞られ、オランダが一歩後退。トルコがジリジリと下がりロシアが迫る。中国はイタリアに痛恨の敗戦。そのイタリアが背後に迫る。
韓国は遂に負け越し。背後に日本が迫る。
韓国破ったポーランドとドイツが3勝6敗で浮上。ドミニカ共和国、タイ、ベルギーが2勝7敗で並び、アルゼンチンは未だ勝ち星なし。


※ネーションズリーグの詳細はこちらを参照

国際大会展望号② ネイションズリーグ、世界選手権出場チーム出揃う(改訂版) 

全日本な日々 65 イタリア合宿へ 

全日本な日々68 チャレンジャーカップとは?  

ネーションズリーグ・これからの展望と各国の思惑 


※全日本女子バレーボールチームの出場メンバーはこちらを参照 

2018年全日本女子バレーボールチーム・選手名鑑 


全日本な日々 73 ネーションズリーグ・日本ラウンドメンバー発表 


ネーションズリーグ


ネーションズリーグ第四次ラウンドはコアチームのホームタウン、オランダ、中国、タイに加え、チャレンジャーチームのポーランドの4か国でスタートします。

さて、日本の今後の対戦カードは。

第四次・タイラウンド

6月5日(火)トルコ
6月6日(水)韓国
6月7日(木)タイ


第五次・ポーランドラウンド

6月12日(火)ポーランド
6月13日(水)ドミニカ共和国
6月14日(木)ロシア

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ドイツ、ベルギー、イタリア、アルゼンチンに勝ち、セルビア、ブラジル、アメリカ、オランダ、中国に敗れて4勝5敗。

残る上位との対戦はロシア、トルコの2チームと4勝5敗で並ぶ韓国。

現体制になってからトルコとは初めての対戦。ロシアは昨年闘い1勝1敗。
決して勝てない相手ではない。
韓国はキム・ヨンギョン選手の有無が気がかり。

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ともあれ、決勝ラウンドに残るには上位5チームに食い込む必要がある。
今のところ、7位の中国ぐらいまでが優勝圏内。日本は対戦カードの有利を味方につけ、イタリア、韓国を競り落とし、更なる上位進出を狙いたい。

残り全勝なら10勝5敗で決勝ラウンド進出の可能性がない訳でもない。
厳しい状況ではあるが、最後まで望みを捨てずに良い形でネーションズリーグを飾りたい。

頑張れ、ニッポン!!