全日本女子バレーボールチームにおけるネーションズリーグを終えて、黒後愛選手が俄然、注目を集め始めた。
彼女は大物だ。
笑顔がトレードマーク。
所謂、鳴り物入りの選手として、Vリーグでも新人王を獲得。昨年は世界ジュニアのエースとして銅メダルも獲得。
アンダーカテゴリーでも実績十分。
今後はサーブレシーブにも積極的に参加してほしい。
大型パスヒッターの台頭、それも決定力の高いエースの育成は全日本の急務である。
古賀紗理那選手を筆頭に、石井選手と黒後選手が育つと先行きの見通しがかなり明るくなる。
井上愛里沙選手ともども、大きく育つことを願うばかり。
そして、右のエースが育てば、あとは左のエース。
そう、長岡望悠選手についてだ。
黒鷲旗大会で復帰を果たしたものの、ネーションズリーグの出場は見送られ、まだ、全日本にも合流していない。
サマーリーグには登録こそあるものの、今のところ出場はない。
果たして、世界選手権に間に合うのか、気がかりなところ。
よもや本当にかくし球として使うのかどうか、定かではないが、長岡選手がライトに入ることで全日本の陣容が整うと言っても過言ではない。
2016/17シーズンのVプレミアリーグのファイナル6で故障して以来、一年以上が経過している。
同じ年に膝を故障した大竹里歩選手も復帰に手間取った。現在、男子でも清水邦広選手がリハビリ中だが、アスリートにとって怪我が如何にその後の運命を変えてしまうのかを思い知らされる。
とにかく、長岡選手の全日本復帰がいつになるのか、非常に注目されるところ。
今年の世界選手権に果たして間に合うのか、全日本のエースが揃うのはいつの日か、去就が注目される。
追記
本日、いよいよ長岡望悠選手が全日本の合宿に合流したそうです。
以心伝心とはまさにこのこと。
随分長らく待ちましたが、これでようやく、全日本のラストピースが出揃いました。
「やるだけだなという思いしかないです」
「チームとして確実に手応えを感じられる世界バレーにしたいと思います」
間に合えばアジア競技大会での復活、期待しています。
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