1ヶ月先のアジア競技大会のメンバーが、7月に発表されるのは異例の速さだ。
これは同大会がユニバーシアードやオリンピック同様、他の競技も含めた大会であることと関連している。
また、TBSのお抱え番組であることも関係があるようだ。
それらを裏付ける根拠として、アジア競技大会は男女同時発表となったからだ。
男子は予めBチームと発表されていたが、女子は世界選手権の人選も兼ねている。
メンバーからその意図を紐解くと…。
・セッター
冨永こよみ選手
佐藤美弥選手
・オポジット
長岡望悠選手
新鍋理沙選手(アウトサイド兼用)
野本梨佳選手(アウトサイド兼用)
・アウトサイドヒッター
(ウイングスパイカー)
石井優希選手
鍋谷友理枝選手
黒後愛選手
・ミドルブロッカー
岩坂名奈選手
荒木絵里香選手
島村春世選手
奥村麻衣選手
・リベロ
井上琴絵選手
小幡真子選手
まず、今回からはっきりと「アウトサイド」と「オポジット」を分けたこと。
この一年あまり、男子は明確に分けたものの、女子はサイドが曖昧であり、こうした動き始め今回から。
新鍋選手はロンドンオリンピックでもライトに入っており、長岡選手の故障以降、ライトに慣れています。
今回長岡選手が復帰して、どういう使われ方をするのか、見物。
また、野本選手も兼用となっています。
野本選手はおそらくサーブレシーブ免除となるので、新鍋選手同様、長岡選手との二枚換えでの起用もあるかもしれません。
このあたりは久光で慣れているので問題ないでしょう。
サーブレシーブの関係上、難しいかもしれませんが、長岡、石井、野本選手の三人娘が全日本のコートで勢揃いすることもあるかもしれません。
いずれにしても、遂に三人が揃う日が訪れました。本人たちも、中田監督も感慨深いものがあるかもしれません。
また、セッターは田代選手が外れ、佐藤美弥選手が加わりました。
セッター争いが決着していませんが、中田監督は冨永選手を軸にする肚を固めたようで、佐藤選手にとってはアピールポイント。
話の成り行き如何では、世界選手権は中田監督の名言通り三人のセッター起用になるかもしれません。
セッター三人が出場した場合、サイドが削られることになります。
ミドルは荒木選手が加わりました。
芥川選手も手応えを掴みましたが、このまま荒木、島村、奥村、岩坂選手の4名でいく可能性が大です。
あとは成り行き次第。
リベロは小幡選手が合流。
小幡選手は昨年の実績もあり、こちらも井上選手ともども二名が有力。
サイド陣では古賀、内瀬戸選手らが離脱。
本番まで野本、鍋谷、黒後選手らが当落線上。今回が試運転の長岡選手、石井選手でさえも、経過次第では。
こうしてみると、各ポジションの中で最も流動的なのはサイドアタッカーで、調子優先の部分とサーブレシーブとの兼ね合いによるでしょう。
サーブレシーブに関しては、新鍋、内瀬戸、古賀、鍋谷選手に加え、石井、黒後選手と同ポジションの競争相手が多数。
新鍋選手は外せないので、今回は今年のふるい落としの最終関門です。
まずアメリカ遠征が来週20日(金)に控えている。果たして、誰が世界選手権に駒を進めるか?
コメント
コメント一覧 (2)
この離脱ってチームに帰った事を意味かアジア大会に離脱したの意味なんでしょうか?
田代選手を含め合宿にいるんじゃないんですか?
ツイッター、インスタに、TBSのイベントテレビ放送があってみたいですが(古賀選手推し)
世界バレーは17人登録してその都度14人登録じゃあないでしょうか?
8年前は数人会場で応援されてました。
nec近江選手が世界バレーに登録されて会場で応援されてそのあと試合に出られたと思います。
世界選手権の人選とは全くの別物です。
悪しからず🙇
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