※この記事は「彼女はバレーボーラー」「全日本女子バレーボールの今日、そして明日 〜東京オリンピック編〜」のいずれにも関係するため、双方同時で同じ記事を公開することにします。※内容は若干、異なります。
昨年の内瀬戸選手ではないが、どうやら現在の全日本の風潮は「世界を知れ」と言うことなのかもしれない。
現時点でも、奥村、井上、田代選手の三選手の去就が定かではない。
が、全くない話でもない。
久光製薬スプリングスはV-leagueきっての選手層の厚いチーム。長岡選手のキャリアからしても、そろそろ世界に羽ばたく時期であり、実現しても何の不思議もない。
ただ、堀川選手の所属する東レは違う。
堀川選手が離脱した場合、大きな戦力ダウン。そうでなくとも、田代、中川、木村、野村、峯村選手が抜けた上に堀川選手では、かなり厳しいシーズンとなるだろう。
もし、これが本当なら、来季のV-leagueの勢力図、ひいては全日本女子バレーボールチームの所属選手の多くが海外組となる可能性がある。
それだけ、今の全日本選手は東京に賭けているということはわかる。
海外思考も世界戦略では重要かもしれないが、V-leagueの視点からすれば、選手が大幅にシャッフル。あるいは成り行き次第では滅茶苦茶になる可能性もあり、逆にそれまで上がつかえていたチームの選手にとっては大きなチャンスでもある。
これらの話はまだ、噂の域を出ていない。
が、去就の定かではない選手が複数人いるのも、また事実。
果たして、来季のV-leagueのラインナップは一体どうなっているか?
そして、全日本選手の去就は?
注目したい。
※全日本的な視点
各選手が海外を経験するのは良いことだ。
技術的に学ぶことは少ないそうだが、日本のバレー界が温床ということも理解出来るし、高さとパワー、バレーボールの質の違いを身を持って実感出来る。
ただ、願わくば1年と言わず、2年、3年と経験して一回り大きくなってから帰ってきて欲しい。
出たり入ったりが頻繁になると、バレー界全体の活性化にはなるが、戻ってきても行き場を失う選手も出てきそうな気がする。
また、この海外遠征の流れを短絡的に終わらせず、日本バレーボール協会がその後の進路についてもバックアップしたり、海外チームと協定を結ぶなりして、相互交換が出来るようになれは、将来的な発展も望める。
是非ともそれを願いたい。
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