全日本シーズンが終了して久しいにも関わらず、相変わらず全日本を巡る記事は多い。
それだけ、東京オリンピックが迫っていることも関係している。

そんな中、全日本と関係する二つのニュースがあった。

まず、日本バレーボール協会は本日、臨時理事会を行い、全日本男子バレーボールチームの中垣内祐一監督、女子バレーボールチーム中田久美監督の続投を発表した。

キャプチャ


嶋岡会長のコメント。
「サポート体制も見直し、東京オリンピックまで強化を進めてほしい」

本会見では去就が取りざたされていた全日本男子の中垣内監督についても

「世界選手権で一次ラウンド敗退を受けて、 進退が問われていた全日本男子監督の続投について嶋岡健治会長は「就任以来、2年間で出来た基礎、この2年間を無駄にしてはいけない。JVAのサポート体制も見直し、落ち着いた中で、東京オリンピックまで強化を進めてほしい」

と続投の理由についても述べた。


現行の体制のまま来年2019年のワールドカップを戦う全日本男女。
来年も同大会は日本開催となる。

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そんな中、FIVBは世界ランキングの更新を発表した。


■男子

1ブラジル (-)
2アメリカ (-)
3イタリア (↑)
4ポーランド (↓)
5 ロシア (↓)
6カナダ (-)
7アルゼンチン (-)
8イラン (-)
9フランス (-)
10セルビア (↑)
11日本 (↑)
12ベルギー (↑)
13エジプト (-)
14ブルガリア (-)
15オランダ (↑)

男子はイタリアが3位にジャンプアップ。世界選手権で健闘したセルビア、オランダがジャンプアップ。日本もひとつ順位を上げ11位に入った。

■女子

1 セルビア (↑)
2 中国 (↓)
3 アメリカ (↓)
4 ブラジル (-)
5 ロシア(-)
6 日本 (-)
7 オランダ (-)
8 イタリア (-)
9 韓国 (↑)
10 ドミニカ共和国 (↓)
11 アルゼンチン (↓)
12 トルコ (-)
13 プエルトリコ (↓)
14 タイ(-)
15 ドイツ(↓)

女子は世界選手権優勝の効果もあり、念願の世界ランキング1位に君臨。
女王を務めてきた中国と、上位の常連であるアメリカがそれぞれ2、3位に後退。
ブラジルからイタリアまでの上位国は変動なし。日本は引き続き6位。
韓国とドミニカ共和国が入れ替わり、アルゼンチン、プエルトリコがダウン。
プエルトリコはオリンピック、世界選手権と連続出場するも、ランクアップは果たせず。
ドイツがポジションダウンしている。

これにより、ワールドカップの出場国が少しずつ決まることとなる。


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※ロゴは前回大会のもの。

ワールドカップ2019の女子の出場国規定は下記のとおり。

・主催国:日本 ・世界選手権優勝:セルビア
上記2チームを含む、全12チーム。

その内訳は

・アフリカ・南米・北中米は、2019年に行われた大陸選手権あるいは大陸予選上位2チーム。

・アジアは2019年1月1日現在の世界ランキングの大陸内上位2チーム。

・欧州は2019年1月1日現在のヨーロッパランキング上位2チーム。

来年1月1日まで世界ランキングの更新がない、ということは。

・アジア…中国と韓国。

・欧州…ロシアとオランダ。

現時点で出場国が6チーム決定したことになる。

残る6チームを各国の大陸選手権で決定することとなる。

東京オリンピックまであと2年。
全日本のシーズンインまでまだ4ヶ月以上あるが、あまりのんびりしてはいられなそうだ。


付記 全日本男女監督の続投に伴い「中垣内監督が続投、史上最低の世界選手権1次L敗退」などの見出しが出回っているが、これには賛同出来ない。 そもそも前回の2014世界選手権には出場すら漕ぎ着けていないのだから、短絡的に史上最低という括りは如何なものか? 記事を書く側は興味を持たせる見出しをつけるものだが、この書き方は少々悪意が感じられる。 早い話途中の経緯をすべてすっ飛ばしている。 あまりいい加減な記事は書かないでほしいと、思う次第。