今季は全日本合宿が都合3回。
現在行われている第1回合宿、ネーションズリーグ終了後に行われる第2回合宿、一旦切り上げて海外親善試合を含む合宿、再び国内に舞台を移しての第3回合宿。チャイニーズタイペイとの親善試合はこの時期の狭間に行われる。

その後、アジア女子選手権に参戦後、事前調整を挟んでワールドカップに参戦する。

今年は四大会への参戦と現体制になってから最も多く、今季は習うより慣れろ、の時期とも言える。

世界の高さを体感し、適応力の有無が問われる。


今回、全日本合宿と平行して実施されたアジアクラブ選手権にて、参加した久光製薬スプリングスの結果により、ある重大な課題が露呈された。

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昨年のアジアクラブ選手権の決勝戦で敗れたNECレッドロケッツともども、久光製薬スプリングスもまたアジアのライバルに敗れ去った。

幾らフルメンバーではないとはいえ、タイには二年続けて敗れている現実がある。

それらを踏まえ、まず今年は日本が世界で闘う前に、アジアのライバルたちである、タイ、中国、そして韓国に勝つこと。

特に事実上世界一とされる中国に勝てないと世界一にはなれない。

タイの超高速コンビバレーと、中国の高さを打破しなければならない。

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世界ランキング2位にして世界トップクラスの中国と、超高速コンビと堅い守りで日本の分身たるタイ。そして、アジアもう一つのライバル・韓国の三か国には、昨年のアジア競技大会のリベンジを果たさねばなるまい。

勿論、これら三か国だけではない。
アジア競技大会の3位決定戦を闘ったカザフスタン、ことのほか手強い北朝鮮やベトナム。
体力的に差のないアジアでは、技術と頭脳で勝らない限り先を行くことは出来ない。

勿論、アジアでナンバーワンになることが世界一に繋がるかどうか、それはわからない。

前回も優勝した、2年おきのアジア選手権への出場は連覇も懸かることながら、昨年のアジア競技大会での惨敗からの巻き返しも意味する。

特に今年はワールドカップの前哨戦であり、中国と韓国とは本番前の顔合わせとなる。

勿論、主力を温存する可能性が高いため、本番にどの程度影響するかは不明だが、まず、アジアの王者から世界の王者を目指すという方向だろう。

ちなみに会場も開催時期も異なるが、今年は男女ともにアジア選手権からワールドカップという共通スケジュール。

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男女ともにアジア王者としてワールドカップに駒を進めたい。

それには重要なキーワードの克服が鍵を握る。


これまで積み重ねてきた
レセプションアタック、トランジットの強化
ディグとサーブレシーブ、サーブ、ブロックの強化

これらに加え

ブロックアウトの多用
スピードバレーのスキルアップ
コンビネーションの強化と意表を突く戦略
データバレーの徹底

これらの徹底による
「被ブロックの減少」

以上の課題が考えられる。

特にアジアの場合、中国を除くチームの多くは高さでは日本とほぼ互角。

サーブ、サーブレシーブ、ディグ、そして速さと正確さでは上を行きたい。

東京オリンピックの前にアジアのトップへ。
まずはそこから。