女子が週中、男子が週末。
上手く出来ている。

バレーボール三昧だ。

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同じバレーボールでも普段は客層が違うのだが、国際大会は半ばお祭りでもある。

バレーボールの場合、FIVBの掲載順でも女子が先、男子が下。

世界的にもバレーボールは女性のスポーツらしい。
そんなことはどうでもいい。

昨日の全日本男子の快勝ぶりを見れば、強くなっていることを実感出来るし、期待もする。

スポーツにとって、強さはそれだけで魅力的だ。
勿論、まだ女子と肩を並べる段階ではないが、男子は日に日に強くなっている。

そこに希望はある。

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東京オリンピックが待っている中での2019年の国際大会開幕戦。どこまでやれるか? 2019年全日本男子のスタートだ。


ネーションズリーグ男子


尚、第一次ラウンドの出場メンバーは以下の通り。


1 大竹 壱青選手 OP
2 深津 英臣選手 S
6 山内 晶大選手MB
8 柳田 将洋選手 OH (C)
9 井手 智選手 L
11 西田 有志選手 OP
12 関田 誠大選手 S
13 髙野 直哉選手 OH
14 石川 祐希選手 OH
15 李 博選手 MB
16 髙橋 健太郎選手 MB
17 久原 翼選手 OH
20 小野寺 太志選手 MB
22 山本 智大選手 L

今回セッターは深津、関田選手。
ベテランの福澤選手が外れ、昨年世界選手権でも抜擢された小野寺選手、久原選手、リベロの山本選手が参加。昨年は本領発揮とは行かなかった石川選手が今季はどうか?

まずは初戦突破。
続々と登場する強敵相手にどのような闘いを見せるか?


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2



・本日の対戦カード

・プール1 中国ラウンド

○イタリア
世界ランキング3位 1敗  勝ち点0
3-0
(25-21 30-28 25-23)
ドイツ
世界ランキング27位 1勝 勝ち点2

イタリアが激戦の末ドイツを降し初勝利。

・ベストスコアラー
ガブリエレ・ネッリ選手(イタリア) 

Gabriele Nelli

19得点



21:00〜

中国
世界ランキング20位 1敗 勝ち点1
0-3
(22-25 18-25 21-25)
○イラン
世界ランキング8位 1勝 勝ち点3

地元の声援を受ける中国だがイランがストレート勝利。  

・ベストスコアラー 
アミル・ガフール選手(イラン)

Amir Ghafour

19得点



・プール2 アルゼンチンラウンド

6:10〜

○カナダ
世界ランキング6位 1敗 勝ち点0
3-0
(25-20 25-23 25-16)
ポルトガル
世界ランキング31位 1敗 勝ち点0

強豪カナダ、ポルトガルをストレートで下し初勝利。

・ベストスコアラー
シャロン・ヴァーノン・エバンス選手(カナダ)

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15得点




9:10〜

○アルゼンチン
世界ランキング7位 1勝 勝ち点3
3-0
(25-16 25-21 25-23)
ブルガリア
世界ランキング14位 1勝 勝ち点3

粘るブルガリアを振り切りアルゼンチンが開幕二連勝。

・ベストスコアラー
ブルーノ・リマ選手(アルゼンチン)

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15得点




・プール3 ポーランドラウンド

21:00〜

○ブラジル
世界ランキング1位 1勝 勝ち点3
 3-2
(32-34 25-16 25-19 27-29 15-13)
オーストラリア
世界ランキング16位 1敗 勝ち点0

先行するオーストラリアをブラジルが粘りに粘ってフルセットに持ち込み、先行されながらも終盤追い付き逆転勝ち。

・ベストスコアラー
ジョーダン・リチャード選手(オーストラリア)

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サミュエル・ウォーカー選手(オーストラリア)

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21得点


0:00〜

アメリカ
世界ランキング2位 1敗 勝ち点0
2-3
(25-17 32-34 28-26 23-25 9-15)
○ポーランド
世界ランキング4位 1勝 勝ち点3 

大激戦の末フルセットにもつれ込んだ両雄、ポーランドが粘り勝ちで連勝を飾る。  
 
・ベストスコアラー
トーリ・ディファルコ選手(アメリカ)
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アレクサンダー・シルカ選手(ポーランド)
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20得点



・プール4 セルビアラウンド

23:00〜

日本
世界ランキング11位 1勝 勝ち点3
1-3
(22-25 25-23 19-25 23-25)
○ロシア
世界ランキング5位 1敗 勝ち点0
 
・全日本男子バレーボールチームのスターティングメンバー

・レフト:柳田将洋選手、久原翼選手
・オポジット:大竹壱青選手
・センター:山内晶大選手、小野寺大志選手
・セッター:深津英臣選手
・リベロ:山本智大選手

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第一セット、10-8より。
ロシアのサーブアウト、ロシアのレフトからのストレート、サービスエースで10-11。日本は小野寺選手のクイックで切るもサーブアウト、山内選手のクイック、大竹選手のバックライト、柳田選手のレフトからのクロスを3連続ブロックしロシア14-12で日本タイムアウト。
日本は山内選手のクイックでブロックアウトを取るも大竹選手のサーブアウト。大竹選手のバックライトからのブロックアウト、柳田選手のサーブアウトでロシア16-14とリード。
久原選手のレフトからのアタック、大竹選手のバックライトを連続ブロックしロシア18-14で日本二回目のタイムアウト。ロシアのサーブアウト、ロシアのパイプ、レフトからのクロス、ロシアのサーブアウト、ロシアのパイプ、大竹選手のバックライトをブロック、大竹選手のライトからのクロス、ロシアのレフトからのストレートで18-23。日本は柳田選手のフェイントで切ると、大竹選手のサービスエースでブレイクし20-23でロシアタイムアウト。日本は柳田選手のレフトからのクロスで21-23に迫りロシア二回目のタイムアウト。ロシアはライトからのクロスでセットポイント。山内選手のクイックで切るも、最後は柳田選手のサーブアウトで25-22でロシアが先制する。

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第二セット、ロシアのレフトからのクロス、サーブアウト、大竹選手のサーブアウト、久原選手のパイプ、柳田選手のサーブアウト、山内選手のクイック、ロシアのクイック、久原選手のレフトからのブロックアウト、小野寺選手がロシアのクイックをブロック、深津選手のサーブアウト、深津選手のワンハンドトスから小野寺選手のクイック、柳田選手のレフトからのアタックをロシアブロック、ロシアのバックライトでブレイクし6-7。大竹選手のライトからのブロックアウト、ロシアのクイックでロシア8-7とリード。
日本は大竹選手のバックライトなどでブレイクし10-9と逆転。ロシアのレフトからのクロス、久原選手のレフトからのブロックアウト、日本のレシーブ及ばず、柳田選手のパイプ、ロシアのレフトからのストレート、大竹選手のレフトからのブロックアウト、柳田選手のレフトからのクロスでブレイクし日本14-12。ロシアのレフトからのアタック、サービスエース、さらにレフトからのブロックアウトで15-14とロシア逆転。柳田選手のレフトからのタッチアウト、大竹選手のライトからのアタックをブロックしロシア16-15とリード。
ロシアはボルコフ選手のサービスエース、ロシアのレフトからのフェイントでブレイクし18-15。ここで日本タイムアウト。ロシアサーブアウト、大竹選手サーブアウト、ロシアのフェイントでブレイクし16-20。日本は西田選手を投入。ロシアのサーブアウト、柳田選手のサーブを巡りレフリーチャレンジにて日本の得点。18-20に迫りロシアタイムアウト。ロシアのバックライト、久原選手のライトからのアタック、ロシアのバックレフト、ダイレクトにてタッチネットのチャレンジ成功。西田選手のサービスエースでブレイクし21-22でロシアタイムアウト。
大竹選手のライトからのアタックをブロック、小野寺選手のライトからのアタック、大竹選手のレフトからのクロスを観客席まで飛び込むロシアのディフェンスから小野寺選手がクイックで決め、柳田選手のレフトからのクロス、ロシアのアタックを巡りロシアブロックタッチのチャレンジ失敗。日本が25-23で逆転で第二セットを取り返す。

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第三セット、ロシアのオーバーネット、ラリーの末ロシアのバックセンター、ロシアのサーブアウト、柳田選手のレフトからのアタックアウト、李選手のクイック、柳田選手のレフトからのフェイント、ハーフスピードのアタックで3連続得点し5-2でロシアタイムアウト。大竹選手のサーブアウト、柳田選手のレフトからのアタックをブロック、李選手のアタックアウト、大竹選手のアタックアウトでロシア6-5と逆転し日本タイムアウト。大竹選手のバックライトをロシアブロック、日本オーバーネットで5-8とロシアリード。
ロシアのライトからのブロックアウト、ここで日本は関田選手を投入。ロシアのサーブアウト、ロシアのクイック、サーブアウト、ロシアのレフトからのブロックアウト、ロシアのアタックアウト、西田選手のバックライト、サーブアウト、久原選手のレフトからのアタックをブロック、ロシアのレフトからのクロス。9-14とされ高野選手を投入。西田選手のライトからのストレート。関田選手のパスアタック、ロシアのレフトからのアタックアウトで12-14。ロシアはレフトからのブロックアウト、柳田選手のレフトからのストレート、小野寺選手のサーブアウトでロシア16-13とリード。
ロシアのレフトからのクロス、柳田選手のレフトからのアタックをブロック、ロシアサーブアウト、大竹選手のサーブアウト、ロシアのサーブアウト、ロシアのクイック、柳田選手のレフトからのアタック、ロシアのレフトからのアタック、ロシアのサーブアウト、ロシアのフェイント、大竹選手のレフトからのアタックをブロック、17-23で日本タイムアウト。大竹選手のレフトからのクロス、ロシアのレフトからのクロスでロシア24-18でセットポイント。ロシアサーブアウト、小野寺選手のサーブアウトで25-19でロシアが取り王手をかける。

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後がない日本。1-1から小野寺選手のクイック、ロシアのライトからのクロス、山内選手のクイック、ロシアのライトからのアタックアウト、ロシアのライトからのストレートがアウトで5-2。ロシアのレフトからのクロス、クイックでブレイク。大竹選手のバックライトで切るもロシアのクイック、レフトからのブロックアウトでブレイクし6-6の同点に追い付く、久原選手のレフトからのストレート、ロシアのクイック、サーブアウトで8-7と日本リード。
ロシアの連続ブロック、久原選手のライトからのブロックアウト、柳田選手のタイミングをずらしたプッシュ、ロシアのレフトからのクロス、ロシアのサーブアウト、柳田選手のライトからのクロスでブレイクし12-10。久原選手のサーブアウト、大竹選手のライトからのブロックアウト、ロシアのレフトからのアタックアウトで14-11と日本リードでロシアタイムアウト。山内選手の一枚ブロックにロシアタッチネットのチャレンジ成功。ロシアサービスエースで13-14とし日本タイムアウト。柳田選手のレフトからのブロックアウト、サービスエースで16-13と日本リード。
双方一点ずつ奪い合い、ロシアのフェイント、サーブアウト、久原選手の一枚ブロックで19-15としロシアタイムアウト。ロシアのクイック、大竹選手のレフトからのアタックをブロック、大竹選手のレフトからのストレートがアウトで19-18に迫られ日本タイムアウト。小野寺選手のクイック、ロシアのクイック、小野寺選手のクイック、大竹選手のライトからのブロックアウトでブレイクし22-19。ロシアのレフトからのストレートを巡り日本チャレンジ失敗。ロシアのアタックがブロック吸い込み、サーブアウト、ロシアのライトからのアタック、ここで日本は関田、西田選手を二枚換えで投入、西田選手のレフトからのアタックをブロック、ロシアのライトからのクロスで逆転し、ロシア24-23でマッチポイント。日本は大竹、深津選手を戻すもロシアのサービスエースで決め25-23で逆転してとり、3-1でロシアが勝ちました。

・ベストスコアラー
イーゴリ・クリュカ選手(ロシア)

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22得点

あわやフルセットに持ち込めるかという場面で猛追し、最後はサービスエースで決める当たりはさすがロシアと言うべきでしょう。
残念ながら連勝とはなりませんでしたが、日本は世界の強豪と対等に闘えるところまで来ており、アタック本数では53:52でロシアを上回り、柳田選手が16得点、大竹選手が13得点、初先発の久原選手が11得点と奮闘するも、女子同様被ブロック21と厳しい結果となっています。

ここで気を取り直し次へ切り替えて頂きたいと思います。

頑張れ、ニッポン!




2:00〜

セルビア
世界ランキング10位  1敗 勝ち点0 
1-3
(12-25 22-25 25-20 20-25)
○フランス
世界ランキング9位 1勝 勝ち点3

フランスがセルビアを下し開幕二連勝を飾る。 

・ベストスコアラー
ドゥシャン・ペトコビッチ選手(セルビア)
 
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20得点