幾ら、シュ・ティ、エン・シンゲツ選手がいないとは言え、あの中国がアッサリ敗れた。
トルコ恐るべし。
ただ、決勝ラウンドだというのに中国は一体何を考えているのか、よくわからない。
決勝ラウンドは中国。
地元で良いところを見せなくてよいのか?
不気味だ。
中国はもしかしたら、始めから決勝ラウンドに出られるので、それさえ果たせば、後は若手育成と単なる調整の場と考えているのかもしれない。
ネーションズリーグ2019女子
決勝ラウンド順位
・プールA
1.予選ラウンド5位.トルコ
1勝 ポイント3
2.予選ラウンド1位.中国
1敗 ポイント0
3.予選ラウンド4位.イタリア
・プールB
1.予選ラウンド2位.アメリカ
1勝 ポイント3
2.予選ラウンド6位.ポーランド
1敗 ポイント1
3.予選ラウンド3位.ブラジル
決勝ラウンドは。3つ巴による総当たり短期決戦。
2プールに分かれてそれぞれ上位2チームがセミファイナルに進出する。
アメリカは主力が揃ってきているが、ヒル、マーフィー、アキンラデウォ、レイチェル・アダムズ選手などは参加していない。
それでも勝つのだから総合力では一枚上。
トルコは中国戦に勝って今日のイタリア戦に勝てばセミファイナル進出。
現時点ではポーランドより上。
あとはトップグループまで肉薄してくるか?
トルコがオランダあたりと肩を並べてくるとますます厄介になる。
ヨーロッパの層の厚さを実感する。
今回のネーションズリーグの決勝ラウンドの出場国の内訳は。
ヨーロッパ3:イタリア、トルコ、ポーランド
北米1:アメリカ
南米1:ブラジル
アジア1:中国
バレーボールの中心がヨーロッパに移ると勢力図そのものが変わってしまう。
これまで多額の資金を費やしてきた日本びいきで大会が進められてきたが、近年はバブリーな中国がとって代わり、次いでバレーボールが盛んなタイ。
ヨーロッパではイタリアで人気だが、有力チームが多いヨーロッパの出場枠が広く開放されると、再び日本は暗黒時代に突入する可能性は高い。
残念ながら日本は今まで開催権などをお金で買っていた側面は否めず、その反動が借金という形で出てしまっている。
これからは実力で上位を勝ち取り、国内に再びブームを呼び起こすしかない。
それも東京オリンピックで。
バレーボール協会の皮算用はそれだ。
それはさておき。
ネーションズリーグは大詰め。
ロシアもオランダもいない決勝ラウンド。
果たして、どうなるか?
・決勝ラウンド二日目の対戦カード
16:00〜
プールB
◯3.予選ラウンド3位.ブラジル
3-2
(22-25 25-21 22-25 25-19 15-10)
2.予選ラウンド6位.ポーランド
1敗 ポイント2
交互にセットを奪い合いフルセットにもつれ込んだ両雄。最後はキャリアのある鬼・ブラジルが勝つ。
・ベストスコアラー
マルヴィナ・スマジェク選手(ポーランド)
32得点
20:30〜
プールA
3.予選ラウンド4位.イタリア
0-3
(21-25 15-25 21-25)
◯1.予選ラウンド5位.トルコ
1勝 ポイント3
止まらないトルコ。エゴヌ、シッラ選手を投入しフルメンバーのイタリアを圧倒。ストレート勝ちでセミファイナル進出一番乗りを果たす。
・ベストスコアラー
エブラル・カラクルト選手(トルコ)
17得点
今日の結果を以てトルコがセミファイナル進出。
プールAは残り一枠をイタリアと中国。
プールBはトルコが2敗で脱落したため、アメリカとブラジルのセミファイナル進出が決定しました。
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