世間の喧騒を他所に、全日本女子バレーボールチームは国内合宿に復帰している。

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荒木絵里香選手のお誕生日です。
おめでとうございます✨☀️✨

※日本バレーボール協会のインスタグラムより→https://www.instagram.com/p/B0nnTXzh1dm/?igshid=183q4iwppsnnm


話題は男女とも親善試合。

たかが親善試合、されど親善試合。
 
男子は伏見大和選手が追加登録。
女子はA,Bチームの緊急参戦。

ここに来て「全日本」は風雲急を告げている。
 
ゴリさんこと清水選手と中垣内監督がテレビ出演したりと男子も動きが見られはじめた。 

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こうなると大竹選手も落ち着いてはいられない。
東京オリンピックにオポジット3名はあり得ない。
清水選手が明言した「引きずりおろしてやる」もこれから熾烈を極める。


もっと熾烈になるかもしれないのは女子だ。

ジュニアチームが世界一、ユニバーシアードが銅メダルと続々と結果を出しているからだ。

もはや、これまでの中田ジャパンのように、アンダーカテゴリーで結果を出しても来年登録すればよいとは行かなくなった。

何故なら、東京オリンピックまでもう一年を切ったから。

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良いものはどんどん試して使えという日本バレーボール協会の至上命令だろう。

中田監督が日本バレーボール協会を運営しているのではない。

ただ、全日本女子バレーボールチームを東京オリンピックでメダルを取れるようにする。

それが中田監督の役割。

育成やカリキュラムは日本バレーボール協会の仕事。どうも考え方の違いが表面化してきたような気がする。  

中田監督は現在のチームでメダルを取ることに専念し、日本バレーボール協会は自らの方針に則り、若手育成を課してきた。

何故なら、東京オリンピックでバレーボールの全てが終わる訳ではないから。

本当はただ、それだけのことかもしれない。


例えば、中田監督就任時に、次世代選手を育てるという契約があれば話は別だが…。


どちらにしろ、勝てないなら良い選手を広く登用し、どんどん積極的に使えというのが日本バレーボール協会の方針なら、それは逆らえない。

監督も日本バレーボール協会の一員である以上、それは当然の義務。
 
そんな事情が見え隠れする。


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いずれにしても、中田ジャパンになってから若手選手の育成が遅れているのは事実で、新世代選手のうち現在の主力は黒後愛選手ひとり。

結果が出ていればそれでもいいが、そうでもない。

そうこうしているうちにジュニアが世界一になり、ユニバーシアードでも銅メダルとなると、シニアがそれを放っておく手はない。

エース候補だった井上愛里沙選手は今年のシニアから外れ、ユニバーシアードのエース。

V-leagueでも試合数こそ少ないものの出場すればベストスコアを叩き出すなど大物であることは間違いない。

ただ、所属する久光製薬スプリングスは如何せん、選手層が厚すぎて純然たるレギュラーを勝ち得るのが中々難しい。

その井上選手より試合出場の少ない中川選手がシニアに選出されていたりと、久光のねじれ問題は全日本の選出にも少なからず影響しており、今年は全日本の適正が高い野本選手がメンバーから漏れている。

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狭き門である久光に入団した以上、井上選手も今村選手と難しきことになることは覚悟しなければならない。


それはともかく、女子はチャイニーズタイペイとの親善試合がある程度、今後の目安となる。

また、ここに来て不穏な動きが出てきた。

今月開催されるアジア選手権の主催は韓国だが、日本との関係悪化により、ここでもねじれ問題が浮上してきた。

以下、デイリーより部分引用。

韓国の民営通信社「ニューシス」は、日韓関係の緊張の高まりの影響で、バスケットボールやバレーボールなどで予定されていた親善試合や合同合宿が次々と中止になったことを報じた。

バスケットボールの韓国リーグ王者の蔚山現代は、日本での親善試合をキャンセル。このほか仁川や、釜山、昌原のチームが日本での合宿を取りやめて、台湾や国内合宿に切り替えたという。  

また韓国紙「中央日報」は、政界の話として「一部では2020年東京オリンピック(五輪)に打撃を与えるべきだという主張もある」と、五輪ボイコットの可能性に触れた。また「聯合ニュース」によると、青瓦台(韓国大統領府)の国民嘆願掲示板には五輪ボイコットを求める嘆願文に940人が参加しているという。


なんだかややこしくなってきた。

正直なところ、韓国が東京オリンピックをボイコットしようと痛し痒しで、そこまで大きな影響はない。

政治的なことはともかく、まず目先のアジア選手権の出場も微妙な状況にあり、何よりもこのような情勢の中、敵地韓国での試合は全日本チームに悪い影響を与え、身の危険も鑑みないといけないかもしれない。
 
東京オリンピックを目前に控え大事な状況だけにアジア選手権の出場は元より、場合によっては東京オリンピック、もしくはワールドカップの韓国の出場にも影響を及ぼすかもしれない。

もはや日韓関係の悪化は、バレーボールの世界でも対岸の火事でなくなりつつある。

少し成り行きを見守ることとする。