全日本Bチームはフルセットの死闘の末に敗れた。
ただ、このフルセットのお陰でセミファイナル進出が決まった。
そして、日本バレーの現状と結果も改めて浮き彫りになった。
【アジア選手権 出場メンバー】
5 長内美和子選手
OH 日立リヴァーレ 175cm/67kg
6 関菜々巳選手
S 東レアローズ 170cm/58kg
7(C) 松井珠己選手
S 日本女子体育大学4年 170cm/63kg
8 吉野優理選手
OH 埼玉上尾メディックス 173cm/67kg
9 入澤まい選手
MB 日立リヴァーレ 188cm/72kg
10 中川美柚選手
OH 久光製薬スプリングス 183cm/62kg
11 山田二千華選手
MB NECレッドロケッツ 184cm/73kg
12 西村弥菜美選手
OH 岡山シーガルズ 168cm/61kg
13 曽我啓菜選手
OH NECレッドロケッツ 173cm/65kg
14 石川真佑選手
OH 東レアローズ 173cm/66kg
15 平山 詩嫣選手
MB 久光製薬スプリングス 180cm/68kg
16 水杉玲奈選手
L 東レアローズ 165cm/50kg
17 西川有喜選手
OH JTマーヴェラス 180cm/64kg
18 大﨑琴未選手
MB 東レアローズ 180cm/71kg
彼女たちの多くはアンダーカテゴリーのタイトルホルダー。
世界ジュニアチャンピオン、ユニバーシアード銅メダリスト、アジアカップ銀メダリスト。
そして、高校時代は春高のエース、中学時代からJOCカップで将来を嘱望された選手もいる。V-leagueの新人王もいる。所属チームのエースもいる。
今年の全日本シニアの若手選手も加わるエリート部隊。
いずれ、全日本シニアを背負ってたつ精鋭たち。
※参考記事「アジア選手権 プレビュー」→http://volleyballjapan.blog.jp/archives/32908151.html
開催期間
2019年8月18日(日)~25日(日)
開催地
ソウル(韓国)
会場:
①蚕室室内体育館
②蚕室学生体育館
参加チーム
A組
韓国、イラン、ホンコンチャイナ
B組
日本、カザフスタン、オーストラリア、インド
C組
タイ、チャイニーズタイペイ、ニュージーランド、
D組
中国、インドネシア、スリランカ
競技方法
出場13チームをA~D組の4組に振り分け、予選リーグ(1回総当たり戦)を行う。
各組の上位2チーム(計8チーム)が2次リーグ(1-8位)E、F組に進出し、残りのチーム(計5チーム)は2次リーグ(9-13位)G、H組に回る。
E、F組の上位2チームはセミファイナルラウンド(1-4位)に進出し、下位2チームは同ラウンド(5-8位)に、G、H組の上位2チームは同ラウンド(9-12位)に回る。
H組3位は13位が確定。
セミファイナルラウンドの結果を元にファイナルラウンドを行い、最終順位を決定する。
順位決定方法
各組の順位は、勝敗数により決定する。
2チームまたはそれ以上のチームが同じ勝敗数で並んだ場合、順位決定の優先順位は下記の通り。
[第1優先] 勝点(※)
[第2優先] セット率(セット率=総得セット/総失セット) [第3優先] 得点率(得点率=総得点/総失点)
※1試合で与えられる勝点について セットカウント3-0または3-1で試合が終了した場合:勝者に3ポイント、敗者に0ポイントが与えられる。
セットカウント3-2で試合が終了した場合:勝者に2ポイント、敗者に1ポイントが与えられる。
日本とソウル(韓国)の時差:なし
・予選リーグ戦(日本出場B組のみ)
・セミファイナルラウンド(1-8位)
5-8位
8月24日(土)
16:00
[5]F組3位 × E組4位
11:00
[6]E組3位 × F組4位
1-4位
13:30
[7]E組1位 × F組2位16:00
[8]F組1位 × E組2位
・ファイナルラウンド
7-8位決定戦
8月25日(日)
16:00[5]の敗者 × [6]の敗者
5-6位決定戦
11:00
[5]の勝者 × [6]の勝者
3位決定戦
13:30
[7]の敗者 × [8]の敗者
決勝
16:00
[7]の勝者 × [8]の勝者
・セミファイナル出場チーム(1-4位)
韓国
日本
昨日の中国戦で分かったこと。
高さと決定力の差は如何ともし難く、決め手の差が大きいのは常のこと。
そして、サーブレシーブや完成度の差はAチームのほうが上、決定力も上。もし、レフトで石川選手ともう一枚決め手があれば勝っていただろう。
そして、Aチームなら勝っていたであろう。
勿論、若きBチームはまだ、未完の大器。
これから幾らでも伸び代はある。
ミドルとライトを積極的に使うバレーボールは、Aチームにはないものだ。
これが、今後日本が目指していくバレーボールの礎と思われる。
ライトの動きをするミドルブロッカー、ミドルブロッカーの動きをするライト。
ここにひとつのヒントがある。
V-leagueでも機動力のあるライトが主流となる。
Aチームはまだ、この動きに追い付いていない。
センターとライトの使い方が東京オリンピックの明暗を分けそうな気がする。
さて、セミファイナルは期せずして韓国と当たることとなった。
再三申し上げているように、日韓関係は悪化の一途を辿り、完全アウェイの厳しい空気が取り囲むだろう。
ただ、今にして思えば、これはなるべくしてなった成り行きにも思える。
韓国は全日本Aチームですらストレートで蹴散らされる相手である。
心配は尽きぬが、ここで勝てば大殊勲である。
負けて元々、完全アウェイの空気はこれまで体験したことのない貴重な経験になるかもしれない。
日本の未来を切り開くつもりで思いきり全力でぶつかってきて欲しい。ここでの結果は、Bチームの各選手の未来を変える。
そして、無事に帰ってきて欲しい。
頑張れ、ニッポン!
・六日目の対戦カード
9-12位
11:00〜
香港
0-3
(19-25 14-25 22-25)
◯インド
13:30〜
◯オーストラリア
3-2
(25-13 25-20 24-26 26-28 15-9)
ニュージーランド
5-8位
11:00〜
◯チャイニーズタイペイ
3-1
(25-20 25-18 23-25 28-26)
インドネシア
16:00
◯カザフスタン
3-0
(25-17 25-21 26-24)
イラン
1-4位
13:30〜
韓国
1-3
(25-22 23-25 24-26 26-28)
◯日本
ディレイ映像がございます。→https://youtu.be/QUIesGRuzAk
・全日本女子バレーボールチームのスターティングメンバー
・レフト:石川真佑選手、西川有喜選手
・ライト:曽我啓菜選手
・センター:山田二千華選手、平山詩嫣選手
・セッター:関菜々巳選手
・リベロ:西村弥菜美選手、水杉玲奈選手
日本
タイ
中国
中国
昨日の中国戦で分かったこと。
高さと決定力の差は如何ともし難く、決め手の差が大きいのは常のこと。
そして、サーブレシーブや完成度の差はAチームのほうが上、決定力も上。もし、レフトで石川選手ともう一枚決め手があれば勝っていただろう。
そして、Aチームなら勝っていたであろう。
勿論、若きBチームはまだ、未完の大器。
これから幾らでも伸び代はある。
ミドルとライトを積極的に使うバレーボールは、Aチームにはないものだ。
これが、今後日本が目指していくバレーボールの礎と思われる。
ライトの動きをするミドルブロッカー、ミドルブロッカーの動きをするライト。
ここにひとつのヒントがある。
V-leagueでも機動力のあるライトが主流となる。
Aチームはまだ、この動きに追い付いていない。
センターとライトの使い方が東京オリンピックの明暗を分けそうな気がする。
さて、セミファイナルは期せずして韓国と当たることとなった。
再三申し上げているように、日韓関係は悪化の一途を辿り、完全アウェイの厳しい空気が取り囲むだろう。
ただ、今にして思えば、これはなるべくしてなった成り行きにも思える。
韓国は全日本Aチームですらストレートで蹴散らされる相手である。
心配は尽きぬが、ここで勝てば大殊勲である。
負けて元々、完全アウェイの空気はこれまで体験したことのない貴重な経験になるかもしれない。
日本の未来を切り開くつもりで思いきり全力でぶつかってきて欲しい。ここでの結果は、Bチームの各選手の未来を変える。
そして、無事に帰ってきて欲しい。
頑張れ、ニッポン!
・六日目の対戦カード
9-12位
11:00〜
香港
0-3
(19-25 14-25 22-25)
◯インド
13:30〜
◯オーストラリア
3-2
(25-13 25-20 24-26 26-28 15-9)
ニュージーランド
5-8位
11:00〜
◯チャイニーズタイペイ
3-1
(25-20 25-18 23-25 28-26)
インドネシア
16:00
◯カザフスタン
3-0
(25-17 25-21 26-24)
イラン
1-4位
13:30〜
韓国
1-3
(25-22 23-25 24-26 26-28)
◯日本
ディレイ映像がございます。→https://youtu.be/QUIesGRuzAk
・全日本女子バレーボールチームのスターティングメンバー
・レフト:石川真佑選手、西川有喜選手
・ライト:曽我啓菜選手
・センター:山田二千華選手、平山詩嫣選手
・セッター:関菜々巳選手
・リベロ:西村弥菜美選手、水杉玲奈選手
この完全アウェイの空気の中、高い集中力を見せ、良く頑張りましたね。
これと同じようなシチュエーションで中田ジャパンはネーションズリーグにてストレートで負けているので、それを思えば歴史的大勝利。
とにかく、めちゃくちゃ嬉しいです。
この瞬間、ジュニアがシニアを超えました。
これは日本バレーボール界の歴史を変える大勝利です。
映像を見つけてじっくりみたいと思います。
いずれにしましても、全日本Bチームがフルメンバーの韓国を3-1。毎セット僅差の死闘。それも、第四セットは終盤鬼神の追い上げで撃破した堂々たる勝利です。
この瞬間、全日本Bは銀メダル以上が確定したともに、全日本Aチームを超えました。
とにかく、よく頑張りました。
ありがとうございます!!!!✨☀️✨
・ベストスコアラー
石川真佑選手(日本)
キム・ヨンギョン選手(韓国)
30得点
明日はこの後の中国vsタイ戦の勝者と金メダル🥇を懸けて争います。
頂点目指して、頑張れ、ニッポン!!!!
16:00〜
中国
1-3
(25-23 22-25 32-34 23-25)
◯タイ
※ライブ配信がございます→https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=387919235198113&id=133331903407939
※結果は随時、更新いたします。
本日の結果を持ちまして、明日のファイナルのカードが出揃いました。
・ファイナル
日本
vs
タイ
・3位決定戦
韓国
vs
中国
・5-6位決定戦
チャイニーズタイペイ
vs
カザフスタン
・7-8位決定戦
インドネシア
vs
イラン