苦境が続くバレー界に激震が走った。  

世界4大大会のワールドカップ(W杯)とワールドグランドチャンピオンズカップが廃止されることが判明した。

 以下、スポーツ報知から部分引用・一部加筆訂正。 

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世界選手権の次回2022年大会は、女子はオランダとポーランドの共催、男子はロシアでの開催が決定済み。五輪開催年を除けば、毎年秋に日本で国際大会が行われてきたが、今後はゴールデンタイムにテレビ観戦できない可能性もある。 国際大会の見直しを行ってきた国際バレーボール連盟(FIVB)は、18年から始まり、毎年世界各地を転戦するネーションズリーグの格を上げ、五輪中間年に従来通り世界選手権を開くことを決めた。 その一方で、W杯とグラチャンは整理された。    

ワールドカップとグラチャンは日本のファンにはなじみ深い大会。 来る2023年はW杯に代わって五輪予選が設定される見通しで、男女とも各8チームが3組に分かれ、上位2チームに出場権が与えられる方向とのこと。 その五輪予選の開催国については、公募で行われる。 日本のテレビ局数社が日本開催で放映権獲得を目指しているが、中国、ポーランドなどは潤沢な資金を誇り、競争は激化しそうだ。 日本での開催権を逃した場合、24年パリ五輪までの間、日本での国際大会はなしと、これまで露骨な日本贔屓で知られるFIVBも大ナタを奮ったことになる。 


 ある放送関係者曰く 「FIVBはいかにして、収入を増やすかばかりを考えている。今までジャパン・マネーに頼ってきたことを忘れたかのように、お金のある国になびいている。W杯1大会より、(各組に分かれる)五輪予選3大会の方がもうかると考えたようだ」  


バレーボールの国際大会で最も古いのが世界選手権。男子が49年、女子が52年に始まった。五輪は64年東京大会で正式競技に。その後、W杯、グラチャンが加わり、世界4大大会と呼ばれるようになった。近年は五輪から翌年にグラチャン、五輪中間年に世界選手権、同前年にW杯というサイクルができ、世界選手権は主にTBS、W杯はフジテレビ、グラチャンは日テレが放送してきた。  

FIVBは従来、毎年行ってきた男子のワールドリーグ、女子のワールドグランプリを18年からネーションズリーグに統合。16チームで世界を転戦しリーグ戦を行った後、6チームによる決勝ラウンドで優勝チームを決める大会に今後注力していく方針を示している。


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これは日本バレー界の道筋そのものを大きく変えてしまう出来事で、今後は世界選手権とネーションズリーグ以外、大型の国際大会がなくなるばかりか、日本開催の四大大会のうちふたつが姿を消し、テレビから日本開催の国際大会が大幅に削減される。

これには東京オリンピック前の4年間のうち、四大大会全てが日本開催という露骨過ぎる依怙贔屓や、世界経済が中国を中心に動いていることが少なからず影響しており、東京オリンピックで結果を残せない場合、存在そのものが忘れ去られる可能性すら秘めている。


恒例国際大会が2つも姿を消し、バブル崩壊にて悉く日本企業が撤退したF1のように、苦境に立たされた日本。

逆風を追い風に出来るか?

事実上、東京オリンピックは背水の陣で臨まなければならなそうだ。


この話には続きがある。

話が錯綜しているが、話は大事だ。
しかも、然るべき一般広報新聞での掲載記事で錯綜するのは珍しい。

スポーツ報知といえば保守系。
読売系だけにあまりいい加減な記事は掲載しないと思うのだか、以下は日刊スポーツより、部分抜粋。一部加筆訂正。


バレーボールの国際大会、ワールドグランドチャンピオンズカップが廃止される見込みであることが4日、関係者への取材で分かった。4年に1度、各大陸王者などが集まり日本で開催されてきた。 ワールドグランドチャンピオンズカップは、国際バレーボール連盟(FIVB)公認の世界4大大会の1つ。4年に1度のオリンピック(五輪)の翌年に開かれてきた。1993年に初開催しグラチャンの愛称で親しまれて計7回行われた。主催する国際バレーボール連盟(FIVB)が今後理事会で承認すると、大会は廃止される。 「グラチャン」のほか、五輪前年に行われてきたワールドカップ(W杯)が廃止されるという一部報道について、日本バレーボール協会は4日に国際連盟の組織的な決定が行われたものではないと発表。5月の国際連盟の理事会で承認事項だったが、新型コロナウイルスの影響で延期されているという。日本協会は取材に「詳しい情報はまだ入ってきていない」と述べた。
火のないところに煙は立たないというが、グラチャンの廃止は本決まりらしい。

元々、取って付けたようなミニ大会。
それでも、オリンピック後の秋の風物詩だけに楽しみにしているファンも多いが、放送局側の日テレが下りたという可能もある。

いずれにしても、続報を待ちたい。