2021年の全日本シーズンは短い

東京オリンピックまで2ヶ月余り
次なるステップはネーションズリーグ。

今度は日本製のミニ大会ではない。FIVB公認の国際大会である。


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現在、日本が私物化していた国際大会路線が解体され、バレーボールが普及した初期のスタイルとなるオリンピックと世界選手権のみのスタイルに戻った。(ワールドカップは他国が名乗りをあげるかもしれないが)

ネーションズリーグはいわゆるワールドリーグ/グランプリの後継大会で、唯一の毎年開催となる。

早い話、今後の予定は下記が想定される。


・ネーションズリーグ(毎年開催)
・世界選手権・予選
・世界選手権(オリンピックから二年後)
・オリンピック予選
・オリンピック

こんな形になりそうだ。

東京オリンピックの時はオリンピック予選が2020年の1月だったので、ワールドカップさえなければ、早くて前年、遅くとも開催年の1月ぐらいに予定される見込み。


さて、話をネーションズリーグに戻す。

この大会のシステムはコアチーム(世界トップクラスのバレーボール先進国)12チームとチャレンジャーチーム4チームの全16チームで争う1回戦総当たり戦である。

つまり、内容的にはミニ大会であったグラチャンや短期集中開催だったワールドカップよりも壮大なスケールを誇る。

ちなみにチャレンジャーチームは前述の通り4チームで構成され、ネーションズリーグの最下位のチームと毎年開催のチャレンジャーカップを勝ち抜いた最上位チームが入れ替わり、4チームが決定する。

今年のネーションズリーグは下記のチームによって争われる。


・2021ネーションズリーグ 
参加チーム
YokohamaArena



・コアチーム 12チーム

アメリカ(世界ランキング2位)
ブラジル(世界ランキング4位)
中国(世界ランキング1位)
トルコ(世界ランキング12位)
イタリア(世界ランキング8位)
日本(世界ランキング7位)
ドイツ(世界ランキング15位)
オランダ(世界ランキング6位)
タイ(世界ランキング14位)
セルビア(世界ランキング3位)
韓国(世界ランキング9位)
ロシア(世界ランキング5位)


・チャレンジャーチーム 4チーム

ポーランド(世界ランキング26位)
ベルギー(世界ランキング19位)
ドミニカ共和国(世界ランキング10位)
カナダ(世界ランキング18位)


この二年近くコロナの影響で国際大会が組まれず、世界ランキングに変動はないが、チャレンジャーチームとは言っても実力的には遜色なく、ポーランド、ベルギー、ドミニカ共和国はセカンドクラスでも実力チーム。特にポーランドの強さは実質、トップクラスに匹敵する。

ちなみに前回はブルガリアが最下位でチャレンジャーカップを優勝したカナダが昇格している。



従来の大会では5週間にわたり世界各国を転戦する方式だったが、2021年大会は新型コロナウイルス感染予防の観点から、参加男女各16チームをイタリア・リミニに集めて開催される。


大会の全カードはFIVBの公式ホームページで確認して頂くとして、本稿では日本絡みの試合日程を記載する。

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5月25日(火)
15:00 (22:00) 
タイ 

5月26日(水)
13:00 (20:00)


5月27日(木)
13:00 (20:00) 
韓国



5月31日(月)
15:00 (22:00)  
ブラジル

6月  1日(火)
19:30 (翌2:30)
イタリア

6月  2日(水)
15:00 (22:00) 
ロシア



6月  6日(日)
12:00   (19:00)     
オランダ

6月  7日(月)
13:00 (20:00)  
カナダ

6月  8日(火)
15:00 (22:00)  
ポーランド



6月12日(土)
13:00 (20:00)  
トルコ

6月13日(日)
12:00 (19:00)  
アメリカ

6月14日(月)
10:00 (19:00)  
ベルギー 



6月18日(金)
12:00 (19:00)
ドミニカ共和国

6月19日(土)
13:00   (20:00)
ドイツ

6月20日(日)
15:00   (22:00) 
セルビア



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カード的な編成からお話すると、タイ、中国、韓国と前半戦でアジアのライバル勢から対戦する。

特に中国と韓国はオリンピックの前哨戦にあたり、韓国とは予選ラウンドであたるので、かなり重要となる。

次はブラジル、イタリア、ロシアとの三連戦。
やはりブラジルとは予選ラウンドの前哨戦となる。

その次はオランダ、カナダ、ポーランドとの三連戦。この三チームはオリンピックに出場せず、かつ実力的にも強い2チームが含まれているので、テストにはうってつけの対戦カードとなる。

翌週はトルコ、アメリカ、ベルギー。
アメリカとトルコは予選のプールB。偵察戦となる。
ベルギーは最終調整にはもってこいのカード。

最終週、ドミニカ共和国、ドイツ、セルビアの三連戦。うちドミニカ共和国とセルビアは東京オリンピックの予選ラウンドで対戦する前哨戦。

以上の日程となる。


アジア勢とは序盤であたるので、世界の高さを実感するのは翌週から。

ブラジル、ロシア、イタリアは大きな壁となるだろう。ここら辺りで高さ適正やデータ収集も欠かせない。

オリンピック出場のないオランダ、カナダ、ポーランドで調整し、トルコ、アメリカ、ベルギーは偵察もかねての対戦。

本番を見据えたドミニカ共和国、ドイツ、セルビア戦で最後を締め括る。

都合3連戦5週間の東京最終調整戦。
まずは登録メンバーの発表が待たれる。

頑張れ、ニッポン!!