攻める時は一気呵成。
攻められる時は防戦一方。

非常に波の激しいバレーとなった昨日のブラジル戦。

こういう試合になるということは、まだまだ強くないということだ。


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大会詳細は下記参照




・全試合終了後の順位(予選ラウンド終了)

アメリカ
(世界ランキング1位(-))14勝1敗 勝ち点42

ブラジル
(世界ランキング3位)13勝2敗 勝ち点40

日本
(世界ランキング4位)12勝3敗 勝ち点33

トルコ
(世界ランキング5位)11勝4敗 勝ち点30

中国
(世界ランキング2位)10勝5敗 勝ち点30

ドミニカ共和国
(世界ランキング6位(-)9勝6敗 勝ち点29

オランダ
(世界ランキング8-)9勝6敗 勝ち点25

ロシア
(世界ランキング7位-)8勝7敗 勝ち点24

ベルギー
(世界ランキング10位)8勝7敗 勝ち点19

ドイツ
(世界ランキング11位()5勝10敗 勝ち点16

ポーランド
(世界ランキング12位)5勝10敗 勝ち点15

イタリア
(世界ランキング9位-)4勝11敗 勝ち点16

セルビア
(世界ランキング12位)4勝11敗 勝ち点14

カナダ
(世界ランキング21位)3勝12敗 勝ち点11

韓国
(世界ランキング14位-)3勝12敗 勝ち点10

タイ
(世界ランキング17位)2勝13敗 勝ち点6


勿論、みどころは沢山あった。
石川真佑選手の奮闘がなければ、古賀紗理那選手の巻き返しがなかったかもしれない。

島村春世選手が奮闘しなければNEC編隊の反撃もなかったかもしれない。

古賀紗理那選手のサーブ攻勢がなければ、黒後愛選手の復調がなかったかもしれない。

荒木絵里香選手のブロックがなければ、小幡真子選手の懸命のディグがなければ、チームが奮い立たなかったかもしれない。

籾井選手がツーアタックや押し合いで頑張らなかったら、懸命のトスワークがなかったら、ワンサイドになっていたかもしれない。

全てが噛み合って、初めてバレーボールだ。
一人良ければ優位に進むが、一人だけ良くても勝てない。

昨日はリリーフサーバー以外の選手起用がなかったが、今日はどうか?

手の内を一切見せず、東京までTo be continuedとなるのか?

現体制最後となる、東京オリンピック前のメダルマッチ。

最初から中田ジャパンにいた選手も
途中から加わった選手も

一つの区切りの日。



6/25(金)

決勝ラウンド:三位決定戦


日本
(世界ランキング4位)予選3位
0-3
(19-25 16-25 17-25)
○トルコ
(世界ランキング5位)予選4位 


・全日本女子バレーボールチームのスターティングメンバー 

・レフト:古賀紗理那選手、石川真佑選手
・オポジット:黒後愛選手
・ミドル:荒木絵里香選手、島村春世選手
・セッター:籾井あき選手
・リベロ:小幡真子選手




・第一セット
トルコパイプ
古賀選手レフトからのフェイント
アイディン選手アタックアウト
カラクルト選手アタックアウト
アイディン選手レフトからのクロス
アイディン選手レフトからのクロス
古賀選手レフトからのプッシュ
古賀選手アタックアウト
黒後選手バックライト
エルデム選手ブロード
シェノール選手ブロック

石川選手アタックアウト
カラクルト選手アタックアウト
シェノール選手アタックアウト
黒後選手アタックアウト(日本チャレンジ失敗)
トルコ8-7とリード
カラクルト選手パイプ
カラクルト選手フェイントでトルコ10-7
日本一回目のタイムアウト
エルデム選手サービスエース
アイディン選手パイプ
石川選手レフトからのブロックアウト(日本チャレンジ成功)
チャルシュカン選手クイック
カラクルト選手ライトからのクロス
石川選手ライトからのブロックアウト
石川選手サーブアウト
黒後選手ライトからのクロス
アイディン選手レフトからのブロックアウト
トルコ16-10とリード
カラクルト選手ブロック
古賀選手レフトからのクロス
島村選手ブロック
古賀選手ダイレクトでトルコ17-13
トルコ一回目のタイムアウト
カラクルト選手ライトからのストレート
エルデム選手ライトからのフェイント
島村選手ブロード
エルデム選手ブロード
古賀選手レフトからのプッシュ
エルデム選手ブロード

荒木選手ブロード
田代選手リリーフサーバー
カラクルト選手フェイント
黒後選手レフトからのクロス
石川選手パッシング 
黒後選手レフトからのブロックアウト
林選手リリーフサーバー
林選手サーブアウト
黒後選手ライトからのブロックアウト 
アイディン選手レフトからのクロスでトルコ25-19

セットカウント1-0でトルコリード

・第二セット
チャルシュカン選手クイック
アイディン選手レフトからのストレート
チャルシュカン選手サーブアウト
カラクルト選手ライトからのクロス
黒後選手ライトからのブロックアウト
エルデム選手フェイント
チャルシュカン選手ブロック
アイディン選手サーブアウト
オズバイ選手ツー
カラクルト選手バックライト
石川選手レフトからのブロックアウト
カラクルト選手アタックアウト
日本タッチネット
トルコ8-5とリード
石川選手レフトからのクロス
シェノール選手フェイント
石川選手ライトからのブロックアウト
荒木選手ブロック
荒木選手ブロック
カラクルト選手ライトからのクロス
林選手イン
カラクルト選手ライトからのブロックアウト
カラクルト選手ブロックでトルコ12-9
日本一回目のタイムアウト
トルコタッチネット
カラクルト選手ライトからのストレート
カラクルト選手サービスエース
古賀選手レフトからのクロス
エルデム選手ブロード
カラクルト選手ライトからのストレート
トルコ16-11とリード
黒後選手ライトからのブロックアウト
石川選手戻る
エルデム選手ブロード
シェノール選手レフトからのクロス
トルコサーブアウト
鍋谷選手リリーフサーバー
シェノール選手レフトからのストレート
カラクルト選手ブロックでトルコ20-13
日本二回目のタイムアウト
カラクルト選手ブロック
トルコアタックアウト
籾井選手サーブアウト
古賀選手パイプでラリーを制す
アイディン選手レフトからのストレート
カラクルト選手ライトからのカンチャンストレート
トルコサーブアウト
アイディン選手レフトからのクロスでトルコ25-16

セットカウント2-0でトルコリード


・第三セット
シェノール選手サーブアウト
カラクルト選手ライトからのブロックアウト
古賀選手アタックアウト
古賀選手レフトからのカンチャンストレート
エルデム選手ブロック
島村選手ブロード
古賀選手サービスエース
エルデム選手アタックアウト
オズバイ選手ツー
島村選手ブロック
エルデム選手アタック、ネットを越えず
島村選手サーブアウト
日本レシーブエース
日本8-5とリード
カラクルト選手バックライト
チャルシュカン選手ブロック
カラクルト選手ライトからのクロスで8-8
日本一回目のタイムアウト
カラクルト選手ライトからのクロス
黒後選手アタックアウト(日本チャレンジ失敗)
石井選手イン
アイディン選手パイプ
カラクルト選手ダイレクト
黒後選手アタックアウト
田代選手イン
石井選手レフトからのストレート
カラクルト選手ライトからのクロス
トルコサーブアウト
カラクルト選手ライトからのフェイント
カラクルト選手ライトからのブロックアウト
トルコ16-10とリード
カラクルト選手ブロック
古賀選手レフトからのフェイント
カラクルト選手ライトからのクロス
カラクルト選手サーブアウト
エルデム選手ブロード
島村選手ブロード
エルデム選手ブロード
エルデム選手サーブアウト
カラクルト選手ライトからのブロックアウト(トルコチャレンジ成功)
黒後選手ライトからのブロックアウト
荒木選手ツー
石井選手サーブアウト
古賀選手レフトからのフェイント
カラクルト選手ライトからのクロス
カラクルト選手ライトからのブロックアウト
トルコブロックでトルコ25-17

セットカウント3-0でトルコ勝利

・ベストスコアラー
エブラル・カラクルト選手(トルコ)

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29得点


正直、今日は昨日のブラジル戦以上にコテンパンにやられました。

オポジットのカラクルト選手とサーブレシーブが入るとエルデム選手のブロードがあれだけ面白いように決められてしまうとどうにもなりません。

それもトルコは世界のトップではありませんので、
これはかなり、厳しいですね。


ラヒモワ選手に蹂躙された2014年の世界選手権を思い出しました。

途中、石井選手と田代選手を投入しましたが、時既に遅しという感じでした。

本番ではサーブをもっと強化して崩すこと。ブロックでのワンタッチ、そしてサーブレシーブの強化とやることが山ほどありますが、あとは用兵でしょうか。

レギュラー陣はかなり鍛えられたかもしれませんが、控え選手の実戦経験がかなり不足していますので、本番ではワンポイントブロックや前衛だけの交代など、もっと柔軟かつ早めに効果的な交替をしないと厳しいと思います。

何しろ、トップクラスに走られて点差が広がるとどうにもならないので、ワンポイントでもいいのでサイドアウトを取るための手立てや工夫が必要となるでしょう。

とにかく、次は東京オリンピックの予選ラウンドです。30日には代表12名が発表されますが、まずは鋭気を養ってください。

本番での変わり身に期待しましょう。

頑張れ、ニッポン!!




・優勝決定戦

○アメリカ
(世界ランキング1位)予選1位
3-1
(26-28 25-23 25-23 25-21)
ブラジル
(世界ランキング3位)予選2位





・最終順位

🏆️アメリカ
(世界ランキング1位)

🥈ブラジル
(世界ランキング3位) 

🥉トルコ
(世界ランキング4位

4位 日本
(世界ランキング5位)

5位 中国
(世界ランキング2位

6位 ドミニカ共和国
(世界ランキング6

7位 オランダ
(世界ランキング8

8位  ロシア
(世界ランキング7位

9位 ベルギー
(世界ランキング10位

10位  ドイツ
(世界ランキング11位)

11位 ポーランド
(世界ランキング12位

12位 イタリア
(世界ランキング9位

13位 セルビア
(世界ランキング12位

14位  カナダ
(世界ランキング21位

15位  韓国
(世界ランキング14位)

16位  タイ
(世界ランキング17位






・個人表彰


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・MVP
ミシェル・バーチ ハックリー選手(アメリカ)


・ドリームチーム(ベスト6)

セッター
ジョーダン・ポールター選手(アメリカ)


アウトサイドヒッター
ガビ・ギマラエス選手(ブラジル)

ミシェル・バーチ ハックリー選手(アメリカ)


オポジット
タンダラ・カイシエタ選手(ブラジル)


ミドルブロッカー
エダ・エルデム選手(トルコ)

キャロル・ガタス選手(ブラジル


リベロ
ジャスティン・ウォン オランテス選手(アメリカ)