東京オリンピックの一都三県、無観客試合が決定した。

つまり、バレーボールは男女とも無観客試合となる。

そうかと思えば一転、札幌で行われるサッカーも無観客試合となった。




コロナに振り回される東京オリンピック。

この選手もそのひとり。福澤達哉選手が現役を引退した。

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昨年、東京オリンピックが実施されていれば、出場はほぼ確実だっただけに、さぞ無念だっただろう。

本当は引退を決めていたものの、清水選手の一緒に頑張ろうぜ、の言葉から一転、東京を共に目指した。

アタックを決めてのドヤ顔が好きで、キャリアのあるベテランとしてチームを引っ張った。

思えば、2019年のネーションズリーグで福澤選手が戦犯呼ばわりされた記事が出回った時、猛烈に反発したのも記憶に新しい。



ネーションズリーグを前に代表メンバーから外れた柳田将洋選手は次への道を模索し、積極的に動いている。

東京オリンピックはもうじき、是非とも見届けて欲しい。





さて、実は昨日よりU-20世界選手権が開幕している。


…のだが、日本は不参加となっている。

これはどういうことだろう???


この大会には中国も韓国も、日本も出場していないのだが、何が不自然かというと、日本は前回チャンピオン。

そう、今をときめく石川真佑選手がエースの時で世界一に輝いている。

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言うなればディフェンディングチャンピオンで大手を振って出場出来る筈だが、何故か出場がない。

それも、日本バレーボール協会のHPには国際大会の参加スケジュールまで掲載されているのにも関わらず、だ。




正直、新型コロナウイルスの影響で出場辞退ということなら、事前に発表されていれば、それはそれで良いのだ。

が、何の告知もなく大会が始まっていて、前回大会の覇者である日本が出場していないでは話にならない。

ビーチバレーでは一度ならず二度までも選手の登録漏れという不祥事があったにも関わらず、これでは何も懲りていない、ということになる。

ましてや、パリオリンピックまであと三年という中で、U-20世界選手権は、ここから何人もの選手がステップアップする比重の大きな大会で、現在の全日本メンバーには石川真佑選手、山田二千華選手、水杉玲奈選手がステップアップし、石川、山田選手が東京オリンピックに出場している。


東京オリンピックの対応に終われて、発表出来なかったでは話にならない。

以上を踏まえ、今回の件は何らかの見解をキチンと発表して欲しい。