昨日はパリを目指せ若手選手についてピックアップさせて頂いた。

では、中堅・ベテラン選手の去就はどうだろうか?

・2021年登録メンバーより

・引退・代表引退を表明の選手

荒木絵里香選手(トヨタ車体クインシーズ)MB
186cm 最高到達点305cm

石井優希選手(久光スプリングス)OH
180cm 最高到達点305cm

佐藤美弥選手(日立リヴァーレ)S
175cm 最高到達点278cm



・現役続行を表明の選手

鍋谷友理枝選手(PFUブルーキャッツ)OH
176cm 最高到達点305cm

長岡望悠選手(久光スプリングス)OP
179cm 最高到達点308cm




・今後の動向が注目される選手

・東京オリンピック出場組

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奥村麻依選手(デンソーエアリービーズ)MB
177cm 最高到達点297cm

小幡真子選手(JTマーヴェラス)
164cm 最高到達点285cm

島村春世選手(NECレッドロケッツ)MB
182cm 最高到達点297cm

田代佳奈美選手(東レアローズ)S
173cm 最高到達点289cm



・ネーションズリーグ出場組


井上琴絵選手(デンソーエアリービーズ)L
163cm 最高到達点288cm

芥川愛加選手(JTマーヴェラス)MB
180cm 最高到達点304cm




・2021年登録組


宮下遥選手(岡山シーガルズ)S
177cm 最高到達点298cm

渡邊彩選手(トヨタ車体クインシーズ)MB
176cm 最高到達点301cm

井上愛里沙選手(久光スプリングス)OH
178cm 最高到達点303cm

内瀬戸真実選手(埼玉上尾メディックス)OH
171cm 最高到達点293cm



全日本の活動を待たずに引退した佐藤美弥選手、引退報道の荒木選手、代表引退を表明した石井優希選手以外、ほとんどの選手が今後の去就が不明である。

うち、奥村、小幡、島村選手はチームに戻れば主力で、小幡選手は来季もJTのキャプテンとして活動することが表明されている。
田代選手は海外移籍の噂もあったが、今後の去就が注目される。

鍋谷選手はPFUブルーキャッツへ移籍。長岡望悠選手は現役続行を表明。


井上選手と芥川選手の去就は不明だが、引退という話は特にない。

2021年登録組では、宮下選手はまだ年齢的にも若く、全日本を意識した活動をしていないので引き続き現役だろう。渡邊選手は所属のトヨタ車体を離れ、移籍希望。井上愛里沙選手は引き続き久光の次のエースとして活躍が見込まれ、内瀬戸選手は押しも押されもしない埼玉上尾の攻守の要。


では、これに加えて2021年未選出組の中堅・ベテラン組をピックアップしてみる。


・2021年未登録の中堅・ベテラン組


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長内美和子選手(日立astemoリヴァーレ)OH
175cm 最高到達点292cm

田中瑞稀選手(JTマーヴェラス)OH
170cm 最高到達点296cm

廣瀬七海選手(NECレッドロケッツ)OH
177cm 最高到達点309cm

野本梨佳選手(久光スプリングス)OH
180cm 最高到達点310cm

大竹里歩選手(久光スプリングス)MB
183cm 最高到達点306cm

今村優香選手(久光スプリングス)OH
175cm 最高到達点295cm

田原愛里選手(PFUブルーキャッツ)S
162cm 最高到達点275cm

荒谷栞選手(ヴィクトリーナ姫路)MB
173cm 最高到達点305cm



監督が変わればバレーボールが変わる。
よって、中堅、ベテラン組もチャンスがある。


長内選手は2019年全日本組。ワールドカップに出場し、昨季はやや控えに甘んじることも増えたが、まだ後ろに回る年齢ではない。背番号も若返り、まず活躍の場を作りたい。

田中瑞稀選手は小柄さ故に敬遠されがちだが、押しも押されもしないJTのエースの一角。活躍次第でチャンスはある。

廣瀬選手はネリマン選手の代役を見事にこなしたファイナルステージの活躍が記憶に新しい。最高到達点309cmの高い打点から繰り出す打力が魅力。
まず、年間通じての活躍がマスト。

野本選手は中田ジャパン初年度活躍するも、以後活躍の場がない。が、近年はサーブレシーブもこなし、最高到達点310cmの打点の高さが魅力。

大竹選手は心機一転、久光へ移籍。故障はほぼ癒え、V-CUPでも上々の活躍。2015年ワールドカップでは全戦スタメンと全日本経験も豊富。
復活なるか?

今村選手は中田ジャパンでは出番が少なかったが決定力の高さが魅力。まずチーム内のレギュラー争いからリスタート。

鍋谷選手との高速コンビがPFUで復活なるか田原選手。今後の活躍と監督次第で浮上の可能性有り。

荒谷選手は2018年登録組。現在はミドルだが、ライトもサーブレシーブもこなせるマルチプレイヤー。チームの躍進とともに再び全日本を目指す。


次の監督次第では浮上の可能性がある選手が沢山いる。監督人事次第では、かなりメンバーが入れ替わるのかもしれない。