改めまして、お疲れ様でした。
石川選手が全日本シニアで真価を発揮したのは実質今年が初めてかもしれません。
2019年は世界ジュニア、アジア選手権連続MVPとまさに飛ぶ鳥を落とす勢いで、ワールドカップにて久々に彗星の如く登場した一年でしたが、チームそのものに元気がなく、本領発揮とまでは行きませんでした。
が、今年は違いました。
東レでの快進撃そのままに、古賀、黒後選手とともに文字通りトリプルエースの一角として活躍。ネーションズリーグから東京オリンピックまで一環して目覚ましい活躍を見せてくれました。
しかし、予選ラウンド敗退という挫折も経験しました。ただ、連戦連戦使い詰めで疲労が溜まっていたかもしれません。
が、石川選手は東京オリンピックで終わりではなく、黒後選手ともども全日本の将来を背負う、これからが楽しみな選手。良い経験になったのではないかと思います。
次のパリオリンピックまで僅か三年しかありませんので、本当はアジア選手権にも出場し、少しでも多くの経験を積みたいところなのかもしれませんが、チームは早い時点で不参加を表明。
結果、世界ランキング上位の中国と日本が棚ぼた式で世界選手権の切符をてにすることとなりましたが、それが何を意味するのか、今の時点では何とも言えませんが、その分、国内の闘いへの準備に専念出来ます。
東レアローズにはやり残したことがあります。
現体制になって初の優勝です。
優勝すればMVPを狙えますしサーブ賞などの個人タイトルも獲得したいところ。
ここをクリアすることで、石川選手の前途はさらに揚々と開けてくる筈です。
現在の女子は逆風ですが、石川選手が反撃の狼煙をあげるひとりになってもらいたいです。
そして、次の時代の"ミラクル"の称号を引き継いで貰いたいです。
そう、頑張れ
ミラクルまゆゆ!